ブログ | おぎの稔 | 大田区議会議員 公式HP - パート 23
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Jan 11, 2021

コロナ禍における地方議員の役割とは~バーチャルコミュニティを設立しました。

 遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

 さて、昨年から起きているコロナ禍は収まりそうもなく再び緊急事態宣言が出される状態となりました。区民の皆様の生活、区内での商売、経済活動、社会活動にも大きな影響を与えています。このコロナ禍で私達地方議員に何が出来るでしょうか。議員が条例を提案することもありますが、それほど多いわけではなく、大半の議案は区長提案、行政が提案してくるものです。議会は皆様からの意見をもとに区の政策、予算執行を批判したり議論したり、承認したりします。区役所は決まったことをしっかりと執行し、皆様の日常生活を支えます。首長(区長)はそのトップです。

 

 議会での提案、批判などの議論も仕事です。しかし1人の首長と違い、例えば大田区議会議員は50名います。議会は全員の数をもって、首長と両輪、対峙する存在です。首長や役所とは別に出来る事は何があるでしょうか?

 私はその一つにコミュニティを築き上げることだと思います。議員は選挙で選ばれます投票してくれた方は縦、横、何かしら決まった組織に所属しているわけでもありません。投票してくれた方全員を知っているわけではありませんが、支援してくれる方々の力を上手くつなげて、よりよい区の発展、個々人、コミュニティ、そして社会の利益を作り出すこと。それも議員の役目ではないかと思っています。

 

※画像は、マスコットキャラクターのVtuberのおぎの稔ちゃん・改です。

 

私は年初より、discordという通話とチャット機能を持ったアプリケーション上に「バーチャル大田区」という仮想のサーバー(集落)を作成しました。招待性にも関わらず、作成して1週間で3900名以上の方にご参加いただきました。

discordについてはこちら

https://discord.com/

 

 

発足してわずか一週間ですが、かつての会員交流サイトmixiや匿名掲示板2ちゃんねるを彷彿させると評判をいただき、通話のできるボイスチャットでは24時間誰かしらお話をしているという環境になっています。趣味、仕事、地域、様々なテーマをもとに情報交換もできる一種のコミュニティのような形で運営がされており、コミュニティ運営も会議を行い進めています。かつての政治家の後援会が似た役割を果たしていたのかもしれませんが、一地方議員としてインターネットを活用した新しい形でのリアルとバーチャルの入り乱れたコミュニティ作りを今後も進めていきたいと思います。

 

Dec 10, 2020

黄色信号!?東京都から計画の修正を求められた蒲蒲線(新空港線)

大田区議会議員のおぎの稔です。本日は先日の大田区議会の定例会一般質問でも取り上げた蒲蒲線(新空港線)計画についてです。多摩川線沿線に住む区議会議員として、私は蒲蒲線の課題については議会内外で何度も取り上げてまいりました。蒲蒲線(新空港線)計画も含んだ蒲田の街づくりに関する意見書に私と共産党さんだけ反対するという珍しい事態もあったわけですが(→蒲蒲線は見直しを!蒲田駅周辺のまちづくり等に関する意見書に反対しました。

先日、令和2年9月3日に大田区と東京都が新空港線(蒲蒲線)について負担割合などについて正式に協議を行ったことが報じられました。その内容の中で、「JR・東急蒲田駅の乗り換え利便性向上、沿線開発の動向、事業費の縮減について検討する方針で合意した」という記載もあったため、どういう事か直接、都庁に伺い東京都の考えを聞いてきました。

東京都と大田区は、新空港線(蒲蒲線)整備に向けた負担割合などを協議する場を新たに設置した。区は早ければ2020年度にも整備主体(第3セクター)の設立を目指す。JR・東急蒲田駅周辺では再開発の機運が高まっており、両者はまちづくり動向も加味したより良い事業プランの作成に乗り出す。 東京都都市整備局都市基盤部と大田区まちづくり推進部が協議の席に着き、9月3日に新宿区の東京都庁で初会合を開いた。JR・東急蒲田駅の乗り換え利便性向上、沿線開発の動向、事業費の縮減について検討する方針で合意した。これらの検討を踏まえ需要予測や収支採算性などを精査して、都区負担の考え方を整理する。第2回会合以降は検討の状況に応じて開催する。

新空港線整備で協議の場/20年度中に3セク設立目指す/東京都と大田区

東京都に確認した内容は記事の通りで、京急蒲田での地下と地上との乗り換えに時間がかかることから利便性に難がある事、京急蒲田の新入口側の駅前再開発の課題があること、それは新たに作成する第三セクターの収支にも関わってくることなどから現在の計画について改善を検討する必要があること、また、1260億円という現在の事業予想についても可能であれば圧縮に努める必要があるという認識でした。今は、電車の乗り換えもアプリなどで最短ルートが簡単にわかります。その中で現在の蒲蒲線は利用者の皆様に選択されるのでしょうか?私も難しいと思います。

 第二回以降の協議においても検討を進めていくべきであるという事から、東京都から「ダメだ」と言われたわけではありません。東京都も新空港線(蒲蒲線)計画そのものには優先して整備するべき路線に入れているのですから反対しているわけでもありません。一方で、私も同じ課題を何度も指摘してまいりましたが、今、大田区が出している計画、プランそのままではダメだよという認識を東京都が持っているという事も言えると思います。私は、現在の計画は今まで取り上げてきた課題が解決せず、都も乗り気でない中で、更にこのコロナ禍の中で進めるのは得策ではないと思います。皆様、如何でしょうか?

〇議会質問

令和2年第4回定例会大田区議会一般質問(新空港線・蒲蒲線、難病支援)

〇関連ブログ

多摩都市モノレール延伸?どうなる蒲蒲線(新空港線)

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蒲蒲線(新空港線)はまず、地域の不安の声に応えよ

蒲蒲線で大田区は便利になりません!一端、見直しを

蒲蒲線は見直しを!蒲田駅周辺のまちづくり等に関する意見書に反対しました。

 

Nov 27, 2020

令和2年第4回定例会大田区議会一般質問(新空港線・蒲蒲線、難病支援)

こんばんは。大田区議会議員のおぎの稔です。本日、令和2年第4回定例会本会議にて一般質問を行いました。テーマは新空港線(蒲蒲線)、難病支援についてです。

新空港線は東京都と大田区との協議や整備主体の設立について。難病支援はわかりやすい後方についてです。

東京政策フォーラムのおぎの稔です。本日の一般質問は私で最後ですので、もう少しの間、お耳を傾けていただければと思います。

〇新空港線について

まず、新空港線・蒲蒲線についてお伺いいたします。私は多摩川線沿線に住む区議会議員としても最初に選挙に当選し、区議会議員としての仕事をさせていただけるようになってから質疑を重ねてきました。新空港線について、皆様ご存じのように9月に動きがあり、その様子が報じられていましたのでご紹介します。

9月18日の日刊建設通信新聞に「新空港線整備で協議の場/20年度中に3セク設立目指す/東京都と大田区」とのタイトルで大田区と東京都は9月3日に都庁で新空港線(蒲蒲線)について、協議を行った旨が報じられていました。記事によると「JR・東急蒲田駅の乗り換え利便性向上、沿線開発の動向、事業費の縮減について検討する方針で合意した。これらの検討を踏まえ、需要予測や収支採算性などを精査して都区負担の考えを整理する」とあります。
 わたしは直接、都庁に伺い都の認識を確認を致しましたが、東京都側も京急蒲田での地下と地上との乗り換えに時間が係ることから利便性に難がある事、京急蒲田の新入口側の駅前再開発の課題があり、そうしたことが新たに作成する第三セクターの収支にも関わってくることからも、現在の計画について改善を検討する必要があること、また、1260億円という現在の事業予想についても可能であれば圧縮に努める必要があるという、記事と同じ認識であることを確認いたしました。

 更に記事には「区は新空港線整備を契機としたまちづくりを推進しつつ、新型コロナウイルス感染症を踏まえた区の財政状況や収束時期などを複合的に勘案し、生活や経済の復興にも取り組む」と書かれています。これらは私もまた、区議会の場でも指摘し続けて来たことであります。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、5月19日に東京都が補正予算を発表した段階で新型コロナウイルスの対策のため都の貯金にあたる財政調整基金を95%近く取り崩し、残高はおよそ500億円となり、税収が減ることも予想される中、今後の財源の確保が課題と指摘されていました。今年、3月末時点で過去最大の9345億円まで増えていた財政調整基金をここまで減らしてしまった事はとても大きなことだと思います。大田区もまた令和4年度までに、予算が約580億円不足する可能性を先日の松原大田区長が第3回定例会において示されており、新型コロナウイルス感染症の感染拡大において、大田区や東京都の財政運営も厳しくなり、区民都民の生活様式の変化などが注目を浴びる中、コロナ禍以前とは様々な計画の置かれた前提、環境も変わっているのではないでしょうか?

今回の東京都との協議において都からは現在の計画、予算規模の鉄道計画のままでは難しく、計画についての修正を検討をすべきと指摘をされたという事ではないでしょうか?

 現在の鉄道計画ではなく周辺を巻き込んだ都市計画でという選択もあるかと思いますが、都市計画となれば、蒲田駅前周辺の開発を具体的に考えていかなければならず、また用地買収や再開発の規模によっては区役所の移転を含め大きく課題があり、簡単ではありません。とてつもない時間がかかると私は考えています。
さて、このようなことから、東京都との協議の場の協議項目で、計画の変更や収支の変更について触れられていますが、東京都との協議を受けての大田区の認識をお答えください。

【答弁】

東京都との協議の場に関するご質問でございますが、協議の場はまちづくりの要素も加味いたしまして、新空港線をより良い事業プランとすることを目的としております。第一回において確認された検討項目は、乗り換え利便性の向上、沿線開発の動向、事業費縮減等となっております。これらの項目については今後協議の場において検討を進めてまいります。

第一回協議の場において合意をさせて頂いたとおり、これらの検討結果を踏まえまして、需要予想、収支採算性等を精査し、課題となっております都区費用負担割合に関する協議を進めまして早期に合意形成が図れるよう努めてまいります。

〇整備主体の設立について

 この蒲蒲線(新空港線)は都市鉄道等利便増進法という法律を使って、計画を実施する予定です。以前、発表された総工費1260億円の場合、3分の1が国、3分の1が地方自治体(この場合は都と大田区)、3分の1が事業者(大田区が主体となる事業主体)の負担となり、それぞれが420億円ずつの負担という事になります。大田区は区議会でもこの地方負担分の420億円の東京都と最終的な費用負担の割合の最終的な調整をしていると、一年近く繰り返し答弁をして参りましたが、議会の答弁と現在の都との協議の進捗が矛盾しているのではないのでしょうか?
 また、今年度、大田区はコロナ禍への対応ということもあり、整備主体設立のための費用を第6次補正予算で令和2年度当初予算の1億8千万円削減しました。このことは今年度中の整備主体の設立は見送ると言うことだと思いますが、この整備主体の第三セクターは、都との費用負担の割合が決まらなくても法律上は設立することはできます。区として整備主体の設立を都との協議がまとまらなくても実施する考えはあるのでしょうか?お答えください。

先端産業支援について伺うつもりでしたが、時間の関係上、省略いたします。

【答弁】

次に、整備主体についての質問ですが、現在、新空港線の整備は都市鉄道等利便増進法の活用を想定してございまして、その整備主体については第三セクターの設立を想定しています。この組織には大田区も出資を予定しておりまして、関係各社と力を合わせ新空港線の整備を専門に行うことになります。

東京都との協議が整わないまま第三セクターを設立することも確かに法的には可能なのですが、関係者合意がなければ事業を円滑に進めることが困難であると考えています。

これまでも区は一貫して合意形成後、速やかに第三セクターを設立すると答弁をしており、現在もその方針は変わっておりません。

また、先ほど、申し上げた協議の場はですね。計画を見直しという後ろ向きな場ではございませんで、これまで別々に検討しておりました「まちづくりと鉄道」、これを一体的にとらえることで相乗効果を生み出すという積極的で前向きな議論をする場所でございますので、その意味でも東京都ともいい政策論争をしていきたいと考えております。

第三セクターにつきましては設立すること自体が目的ではございませんであくまで新空港線を整備すること。これを目的にしておりますので、整備主体として当事者能力を備えた形で組織化することが重要でございます。この実現に向けまして区としても全力で取り組んでまいります。私からは以上です。

●難病支援について(福祉)

 次に、難病の方への支援について伺います。先日、区内にお住まいの方に相談を受けました。相談の内容は、大田区は他区と比べて難病を持っている方への支援が行き届いていないというものです。具体的にどういうことかとお伺いすると、住宅改修助成の指定難病者への支援についてのお話でした。例えば隣の世田谷区ではHPにも記載があり、「難病の方へ」という項目で住宅改修助成制度があります。では、大田区の難病患者の方にはないのかと問い合わせたところ、大田区でも指定難病の進行具合などにより下肢、また身体に障害のある方が受けられると回答をいただきました。では、どうして相談のような事例が起きるのか。調べてみたところ、大田区のHPにおいては医療助成などの一覧のページにも特に記載がありません。難病患者支援ガイドブックも同様でした。利用できる制度であれば、記載、広報、告知をするべきではないでしょうか?そうしたことがないだけで、難病患者の方から見ると大田区は冷たい、支援をしてくれないんだとみられてしまう懸念があります。インターネット、大田区の難病患者支援ガイドブック、その他広報物などについても同様で、記載が必要です。区のご認識をお答えください。  以上で質問を終えます。ご回答宜しくお願い致します。

【答弁】

 

 

 

 

動画

 

Nov 10, 2020

【時間変更】11月30日 虚無僧バーで一日店長をします!

 

 こんにちは。大田区議会議員のおぎの稔です。毎月恒例になりましたがTwitterで「〇〇選手権」という大喜利を開催して人気を集めている坊主さんが運営している、虚無僧バーで11月30日に一日店長に立つことになりました。感染症対策のため、ソーシャルディスタンス を保ちつつ、消毒やマスク着用、食べ物は個別包装など気を付けたいと思います。11月30日は恐縮ながら、私の誕生日なので、何か皆さんと一緒に楽しめればと思っています。

坊主さんTwitter

 

虚無僧バー https://timetreeapp.com/public_calendars/1919810193bozu

日時:令和二年11月30日(月)

18時~22時

住所:新宿区新宿1丁目13-8葵ビル地下1階 右側

東京メトロ丸の内線 新宿御苑前駅3番出口から徒歩1分 新宿三丁目駅徒歩10分、新宿駅徒歩15分ほどです。

※マスクの着用等、感染症対策にご協力ください。店内でも手指消毒等、行っていただきます。

料金のシステム

30分飲み放題千円(ビール無し)

 

Nov 10, 2020

11月25日 Bar三代目にてハム・ベーコン祭りをします。

 

議員系VtuBar開催決定! 日時:11/25(水) 17時-23時
場所:Bar三代目
【店舗情報】東京都港区赤坂2-13-8 赤坂ロイヤルプラザ204 
【営業時間】17:00-23:00 (L.O.22:30)
会費:チャージ:1000円(1時間)
メニュー
★丸ごと焼いたロースハムのスライス 700円
★丸ごと焼いたイノシシハムのスライス 1200円
★ベーコンエッグ丼 600円(大盛+200円)
燻製の様子
 
https://youtu.be/R62vhujYXTY
 

バ美肉区議会議員おぎの稔と お話出来るイベントです。今回は、今月中旬に燻製するブタ・イノシシ肉から作るハム・ベーコンもお通し・おつまみとして出します。

 

予約不要。どなたでも参加できます。当日は楽しくお話ししましょう!

※三密防止のため混雑した場合は入れ替え制や入場制限をさせていただきます。

 

Nov 3, 2020

議員系Vtuberおぎの稔 新デザイン発表

こんばんは。おぎの稔です。10月の間、公式の活動をお休みしていた議員系Vtuberのおぎの稔ですが、この度、原画を生みの親である伊東ライフ先生から、緒方てい先生にバトンタッチいただき、新デザインでスタートすることになりました!! 引き続き、よろしくお願いいたします。

youtubeチャンネル→https://www.youtube.com/channel/UCXjXgsReMk3cDTX1p3qoD0Q

 

 

https://twitter.com/ogino_otaku/status/1323233544303378432?s=20

デザイン元の伊東ライフ先生のツイート

新verデザインの緒方てい先生のツイート

 

 

Oct 19, 2020

10月30日(金)虚無僧バーで一日店長します!

 

 こんにちは。大田区議会議員のおぎの稔です。毎月恒例になりましたがTwitterで「〇〇選手権」という大喜利を開催して人気を集めている坊主さんが運営している、虚無僧バーで30日に一日店長に立つことになりました。感染症対策のため、ソーシャルディスタンス を保ちつつ、消毒やマスク着用、食べ物は個別包装など気を付けたいと思います。ハロウィンの時期も近づいてきましたね。何か考えます。(>_<)

坊主さんTwitter

 

虚無僧バー https://timetreeapp.com/public_calendars/1919810193bozu

日時:令和二年10月30日(水)

18時スタート

 

住所:新宿区新宿1丁目13-8葵ビル地下1階 右側

東京メトロ丸の内線 新宿御苑前駅3番出口から徒歩1分 新宿三丁目駅徒歩10分、新宿駅徒歩15分ほどです。

 

料金のシステム

30分飲み放題千円(ビール無し)

 

 

Oct 2, 2020

大田区議会決算特別委員会 教育費(学習環境の偏在について)

 

【教育費】11分

教育について質問します。今回のコロナ禍での一斉休校などで家庭学習、環境の大切さがあきらかになったと思います。プレジデントの記事[東京・小学校区「教育環境力」ランキング【主要30自治体トップ3】」では、「東京都 児童・生徒の学力向上を図るための調査」のデータを編集部が都への情報開示請求して自治体別の平均正答率を入手した結果と合わせて独自に作成した学力偏差値として文京、武蔵野、千代田、中央、目黒の順で記載があり、推計世帯年収ベスト5で1位の千代田区、2位の港区、3位の中央区4位の渋谷区、5位の目黒区と収入と比例している面が見て取れると明らかにしました。これはあくまで実際のテストの点数ではなく、立地や人気、特別な教育の有無、年収、またその地域の大学進学率などをもとにしているため、一概には言えませんが、一部の町村地域を除く都内49区・市の偏差値ランキングで大田区は25位とのことです。大田区はだいたい真ん中くらいと評価されてます。

 

経済格差が学力格差と叫ばれて久しい昨今、また親子の関係、ライフスタイルの多様化、様々な技術の進歩が進み、子供を取り巻く環境が激変する中、大田区の学力の状況についてどのように考えますか?見解を伺います。①

 

大田区が全国平均を上回っているのはありがたいことですが、次は都内でなく大田区内の学力、教育の偏在について伺います。国勢調査や住宅・土地統計調査などから地図を作成しました。タブレット端末に配信した資料をご覧ください。資料1から4が世帯年収、管理職世帯比率、ひとり親世帯比率、大学短大進学率などを平均化し地図に色分けしたものです。一部、色が反転していますが、地域で同じような別れ方をします。適切な教育投資、支援をするためにも実態把握は必要です。公立小学校における子供を取り巻く環境、親が子供に寄り添ってあげる環境には区内でも大きく違いがあるのではないかと思います。生まれ持った本人の能力というより、子供を取り巻く外的な環境、家庭での子供の学習環境に偏在があるのではないでしょうか。支援が行き届いているのか、適切なのか、どういう傾向なのか、学校だけでなく子供に関わる皆で把握し考えることも大切です。家庭でしっかりと机に向かって勉強する。使い古された言葉ではありますが、こうした姿勢を身に着けることも子供にとって必要なことです。一方で家庭環境によってはそれがとても難しいケースもあると思います。家庭への学習支援についての大田区の見解を伺います。②

 

こうした場合、公立高校の授業や課題、特別指導などの分量、本人の習熟度に応じた妥当性も重要になります。地域特性によって区が特色のある教育を行っているのは承知しておりますが、一方で生まれ育った環境や境遇や運ではなく、子供たち自身が自らの手で可能性を開いていける状況が必要です。例を挙げるなら外国籍の子、日本語を日常言語としていない子供には、対応した教育や、習熟度別の授業など、子供の状況に合わせた教育が必要不可欠です。例えば入門期の読みの指導においては、つまずきに応じて段階的に行う多層指導モデルMIMという方法がございます。日本語指導においてもこのような形が必要ではないでしょうか。見解を伺います。③

 

 

コロナ禍でオンライン授業の取り組みなどについて必要性が議論され、先日の答弁の中、その際の調査の結果、区内で特に支援が必要でインターネットのできない環境にある家庭が7%あると明らかになりました。先日の大田区内3歳の女児が餓死する痛ましい事件もありましたが、公の支援がなければ子育てを行えない、また子供の学習関係を整えることのできない家庭もあるのではないかと思います。貧困が=インターネット環境の不足というわけではありませんが、インターネットはライフラインにもなりつつある中、様々な事情によってインターネット環境のない家庭については区も支援が必要です。インターネット環境のない家庭について区はどのように取り組んでいますか?見解を伺います。④

 

 

子供の貧困の問題などで社会的経験の不足、文化資本の問題も議論になっていますが、家庭の収入や事情がその子の人生を決めてしまわないように、公教育の充実を求めます。

 

※画像の地図の利用について 

私が個人で作成したものでなく国勢調査のデータをもとに事業者に作成を依頼したものでもありますので、利用されたい場合はご一報いただければ幸いです。地図の作成を依頼したい自治体、政治家、福祉、地域団体といった方からのご相談もお受けいたします。

 

なお、こちらの資料作成に関しては 政治アナリストのチャオさん

の会社に依頼し地図分析データを作成していただきました。

チャオさんの会社は、情勢分析はじめ自治体データを地図化するサービスもやっています。無断転載引用は禁じますデータが必要な方はチャオさんまでお問い合わせをお願いします。

https://note.com/seikyoku/

 

 

Oct 2, 2020

大田区議会令和2年決算特別委員会総務費質疑(コロナ禍・VR活用)

【コロナウイルス感染拡大の影響について】

 コロナウイルス感染拡大の影響を受け、多くのイベント、地域行事が中止になっています。そういった中、秋の全国交通安全運動が活動を控えるよう自治会に要請があったと聞いています。警察に対して区の方に要請があったともお聞きしています。テントに特にリスクの高い高齢の方が密集する形であるのはよくないのは分かりますが、しかし、そうでない定点での交通誘導まで中止にするケースにも繋がっています。これは感染症対策の面からも、本来の交通安全の趣旨からも外れるのではないでしょうか?理由お答えください。①

 

コロナ禍でのイベント中止によって多くの事業者、イベント関係者から悲鳴の声が上がっています。この間、大田区内施設は返金の処理など対応を行ってまいりました。大田区総合体育館、大田スタジアムの3月~6月までのキャンセル件数とキャンセルにならなかった場合の会場の収入見込み額についてお答えください。②

 

同様に大田区産業プラザPIOのキャンセル件数、開催していた場合の収入見込み額についてお答えください。③

 

かなりの影響が出ていることが実際の数字でもよくわかりました。先日、国の基準緩和、都の警戒レベルダウンが行われました。先日の一般質問でも指摘しましたが、今後の施設利用について国の動向も見ながら早期に戻していく必要があります。施設を利用する団体や個人からも現在の本来の定員に比べて5分の1、またそれ以下の収容人数では立ちいかない、やればやるだけ赤字だとの声も聞いています。利用料の減免ができないのならばなるべき早期に元の収容人数になるべき早く戻していくべきだと考えます。会場の安心安全も大切ですが、リスクを正しく認識し社会活動、経済活動を再開していく必要があります。

【VRの活用について】

続いて、VRの活用について伺います。

バーチャルリアリティーの技術の発展は目覚ましく、3Dを通して仮想現実世界を体験できるこの技術には大きく価値があり、行政分野においても様々な活用が期待できる。例えば、本庁舎3階では水害体験をVRで行えるというテーマでVR体験をやっていましたが、教育や福祉といった分野でも活用のみならず、ちょうどFacebookが新たに(VR)ヘッドセットの最新モデルを発表したことが話題になりましたが、VRchatやバーチャルキャスト、クラスターなどのソフトを通じて、VR(仮想現実)の世界に入ることができ、その中では実際の街並みに近い形でマップや観光地のようなマップが作成され、国内外から多くの人々が参加しています。渋谷区ではバーチャル渋谷区、渋谷区議会なども作られているそうです。今はVRのゲームなどもあり、新たな聖地としても大田区を利用していただくこともできると思いますが、いかがでしょうか?大田区の街並み、風景、雰囲気を遠方の方にも知ってもらう良い機会にもなります。このような技術を大田区の街巡りを通じた観光施策にも生かし、マイクロツーリズムの視点で近郊の方々の誘客につなげたらいかがでしょうか?④

 

VRは主にゴーグル(ヘッドセット)をつけて、FPSと呼ばれる射撃ゲームのような一人称視点、自分の視点で仮想現実の世界を見ることができます。空港などの広大で迷いやすい施設などの案内としての利用はもちろん、大田区の歴史的な建造物、風景や繁華街などの建物の保存、再現にVRCHATなどを活用を検討できないでしょうか?実際の建物や街並み、風景の維持は大変ですが、こうした技術を使うことで物理的な制約の少ない文化保存が可能になります。今、白黒で駅前に展示されている昭和の街並み、大田区の文化、伝統、こうしたものを一人称視点で見て回ることもできるのです。文化、施設、街並みの再現、保存としてのVRの活用について見解を伺います。⑤

 

 

 

※答弁概要は放送などが公開され次第追記します

 

Sep 26, 2020

大田区感染拡大防止協力金(10万・5万)を実施します

大田区議会議員のおぎの稔です。この度大田区は、東京都の「営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金」の支給を受けた方を対象に、区内で営業している飲食店に対し最大で15万円を上乗せする大田区感染拡大防止協力金を支給します。詳細はリンク先をご覧ください。

区内で営業している飲食店等の営業時間短縮により、新型コロナウイルスの感染拡大防止にご協力をいただいた事業者の皆様に、東京都と連携して「大田区感染拡大防止協力金」を支給します。

大田区感染拡大防止協力金の概要

(1)対象者

以下の全ての要件を満たす方
(1)東京都から「営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金(8月実施分9月実施分)」の支給決定通知を受けていること。
[令和2年4月及び5月の営業時間短縮等に対する協力金とは別の協力金です。ご注意ください。]
(2)上記の対象となる「営業時間短縮等を行った店舗」の所在地が大田区内であること。

(2)支給額

(1)第1回 … 10万円 【8月(8/3~8/31)の営業時間短縮等実施分】
(2)第2回 … 5万円 【9月(9/1~9/15)の営業時間短縮等実施分】

(3)受付期間

令和2年9月24日(木曜日)から令和2年12月25日(金曜日)まで

 

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