ブログ | おぎの稔 | 大田区議会議員 公式HP - パート 37
ブログ
Dec 19, 2019

大田区の新たな領土の名前を募集します!

 国内の領土問題として、注目を浴びていた大田区と江東区の中央防波堤帰属問題。大田区議会でも東京都知事への調停を経たのち裁判をした結果、大田区、江東区両区の帰属が確定しました。大田区は中央防波堤の港湾部分が帰属する事にもなり、羽田空港に続いて港を手にした事で、陸路海路空路を獲得しました。(空港、港、陸路)

 陸海空揃う、これは東京23区では、大田区だけの快挙です。今後の展開が期待されますね。

さて、この度新しく確定した土地の町名を公募で行われる事になりました。1月31日が締切です。皆様のご応募、お待ちしております。

1月31日(金)必着です。区内在住・在勤・在学の方であればどなたでも可能です。詳しくはホームページをご覧ください。ご応募お待ちしております。

大田区HP 【大田区中央防波堤埋立地の町名案を募集します!】

 

以下、リンク先より引用

続きを読む

 

Dec 18, 2019

大田区議会で12億円の補正予算が成立しました

 大田区議会議員のおぎの稔です。12月6日に閉会した令和元年第四回大田区議会定例会にて、補正予算が成立しました。

 第4次となる大田区議会一般会計補正予算は12億1330万3千円となり、これにより、令和元年度の大田区の予算総額は2914憶4706万4千円となりました。総務費が4億2400万円、福祉費が2500万円、土木費が2億4930万円、環境清掃費が1500万円、予備費が5億円となっており、基金への繰り入れなど形は異なりますが、台風19号に伴う、対応が主な内容になります。

 特に、河川増水の被害に遭った多摩川の緑地、また運動場などの維持管理費として工事請負費が4億2400万円、公園清掃、管理費として工事請負費が1億8700万円被災世帯に対する応急対策として1500万円、ゴミ収集作業費として1500万円など計上されました。被災された方から見て、また多摩川を利用されている方から、まだか?という問い合わせを頂いている案件もあったかと思いますが、予算も通りましたので一行も早い復旧が行われればと思います。

続きを読む

 

Dec 15, 2019

オタクの政治意識は高い?危機感が投票に結びついたか

こんばんは。大田区議会議員のおぎの稔です。先週、東京新聞にこのような記事が掲載されました。

オタクは政治意識が高かった コミケで調査 衆院選の投票率8割超える

(東京新聞2019.12.11)

 

 「コミックマーケットのサークル、一般参加者で二〇一四年の衆院選で投票した人は八割以上」とコミックマーケット準備会が発表したアンケートが東京新聞に取り上げられました。一イベントの参加者とはいえ、3日間述べ50万人が参加するイベントにおいて、8割を超える投票行動というのは、なかなか画期的だったと思います。では、もともと、オタクと呼ばれる方々、マンガ・アニメ愛好家の方々が特別に政治意識の高い、投票に行く層だったのでしょうか?そうではないと思います。

 私自身が、直接政治家と会うきっかけにもなりましたが、特にマンガ・アニメ・ゲームなどの分野は過激な表劇、暴力表現、性的な表現など様々な点から批判を受け、社会問題にもされてきました。実際に被害者、権利を侵害された個人がいないにもかかわらず、自重や規制を求められ、消費者、愛好家の方だけでなく打撃を受けた作家、出版社もあります。私が関わったのは2008年頃からですが、東京都の青少年健全育成条例改正(非実在青少年)、国での児童ポルノ禁止法における創作物規制の是非、コスプレ、二次創作などを含むTPPによる著作権問題、ダウンロード違法化、人権、男女共同参画、自治体などでの作品展示やイベント開催(同人誌即売会やコスプレなど)などこうした問題は様々な論点を含むため、常に議論になり、社会運動にもなってきました。

そういった中で、クリエイターや業界関係者だけでなく、愛好家、消費者の方もまた政治、選挙に関心を持ってきたのだと思います。ある意味で何十年と呼ぶ社会運動の成果とも呼べるでしょう。実際、2019年の参議院選挙では、山田太郎参議院議員(自民党)が全国比例の選挙で53万票以上を獲得し、当選を果たしました。

 

「元人間のオレの経験からみて、今のおまえに足りないものがある。危機感だ。

おまえ もしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」

(幽遊白書より 戸愚呂弟)

 

とはいえ、まだまだ万全ではありませんし、問題が全て解決したわけでもありません。

今回の臨時国会で、MANGAナショナルセンター法案が審議されなかった事は残念でした。

「今こそアニメに恩返しを」山田太郎議員が語る“MANGAナショナルセンター法案”の重要性と直面する廃案の危機

 

危機感は人を動かす。これは漫画・アニメ愛好家やクリエイターだけでなく、他の社会運動や業界団体、労働組合などもそうでしょう。危機を煽るだけでなく前向きなことも含めて、マンガアニメを楽しむ方、また産業に従事する方、みんなが幸せになれるように、微力ながら、努力をしていければと思います。

 

続きを読む

 

Dec 15, 2019

蒲蒲線は水没しました?新空港線と多摩川

 大田区議会議員のおぎの稔です。今回は先日の台風19号と新空港線(蒲蒲線)についてのご報告です。大田区議会で蒲蒲線(新空港線)について質問で取り上げたのは、4月の当選以来、2期目の区議会議員の任期としては初めてになりましたが、多摩川線沿線に住む議員として、譲れないテーマです。

 今回、台風19号接近に伴い大田区のハザードマップ(風水害編)が注目をされました。環状八号線(環八)以南の地域、また多摩川線沿線地域は多摩川ともほど近く、多摩川氾濫時の浸水が懸念されます。大田区が進めようとしている蒲蒲線は新たに地下に路線を掘っていく線路です。東急多摩川線の矢口渡駅の先から、蒲田の地下に入り、東急線を京急蒲田の下まで伸ばすこの計画。多摩川氾濫と合わせた場合、どうなるのか?「わたし、気になります!」という事で、大田区議会本会議でも取り上げました。

 

(図はハザードマップに、蒲蒲線(新空港線)エリアを黄色く書いたもの)

 今回の台風19号では多摩川もぎりぎり耐えましたが、温暖化などの影響で気象変動が続く昨今、来年、再来年、いつ今回以上の大型台風が来るかわかりません。その時に同様に耐えられる保証もないのです。

 蒲蒲線(新空港線)を地下に掘っていく予定エリアの矢口渡駅周辺は家屋倒壊等氾濫想定地域ともなっており、氾濫時どのような影響が出るかもわかりません。そして、ひとたび氾濫すれば、蒲蒲線エリアは浸水、または防潮壁を使用せざるを得ない状況になります。なにも蒲蒲線(新空港線)だけでなく、今ある京急の地下鉄もそうなのですが、多摩川に近いエリアの地下鉄は、水害対策を改めて考えなければなりませんし、計画運休だけでなく、浸水による被害により、移動手段として使えなくなることも考えなければなりません。また、災害時の代替えルートとして新空港線が機能する事も、大田区は強調をして来ました。しかし、浸水などの被害を受けた場合、すぐの復旧は難しい事、またそもそも計画運休等、鉄道会社の列車運行への考え方が変わってきた昨今、どこまで意義があるのでしょうか?

 以前のブログでも取り上げましたが、大田区が前のめりになって進めようとしている、蒲蒲線(新空港線)、本当に今、進めていく必要があるでしょうか?

 


【質問】

7、蒲蒲線 新空港線について

 続いて、新空港線・蒲蒲線について伺います。私は何度も特に東急線、多摩川線沿線の住民の不安、利便性の悪化という点についてどう考えているのか、議会でも訴えてまいりました。1分1秒を争い、鉄道会社がダイヤ改正、乗り換えを行なっている昨今、乗り換えと地上地下の移動、接続を考えた際、空港に接続する公共交通としての新空港線の機能は弱いように考えます。

 大田区側からの渋谷、池袋方面への利便性についても、地下と地上での乗り換えを考えると言われるほどに向上が出来るのか、疑問であります。今後の少子高齢化時代を考えた際に今、新線設置が必要と考えるか?という点もありますが、今回は風水害に関連して、質問します。

 今回風水害時のハザードマップが注目をされましたが、蒲蒲線(新空港線)計画の、矢口渡の先から蒲田の地下へと掘っていくエリアは多摩川氾濫時の浸水エリアにあります。蒲蒲線が沈むんです。浸水、冠水対策としてどのようなことが考えられるでしょうか?

また、鉄道会社が早めの計画運休、運行停止を行っている傾向になってきた中で、新空港線も同様の対応をとると考えられます。電車が止まります。その場合、大田区の言う、災害時の代替ルートの利用は目的の機能を十分に果たせないことも考えられますが、合わせて見解を伺います。⑦-⑧

 

【答弁】

私からは新空港線に関する二つのご質問にお答えします。

まず、新空港線の浸水対策についてのご質問でございます。

台風や大雨などで浸水が予想される地区に整備されている、現在の東京メトロや都営地下鉄では、駅出入口対策としまして、歩道より高い位置に整備を致しまして、止水版や防水扉などを講じてございます。

また、トンネル対策といたしましては、トンネル断面を完全に閉鎖する事ができる、防水ゲートの設置と共に、万が一、トンネル内に浸水しても対応できるよう、集水ピットを設け、強制的にポンプでトンネル外に排水する設備を設けてございます。新空港線も多摩川線を地下化する事から、同様の対策を計画してございます。

 次に新空港線の代替ルートの役割についてのご質問でございます。計画運休には、駅での混乱や駅間での列車の非常停止などを防ぐとともに、住民の不要不急の外出抑止など、社会の安全を確保する役割がございます。今回の台風15号、19号において、橋梁や高架道を有しない、東京メトロおよび都営地下鉄の一部の路線では早期に運転の再開をしております。

また、地下鉄はトンネル構造の為、地震等に対しても強固な施設となっております。

新空港線整備計画は地下鉄と同様の整備計画である為、災害時の代替えルートとしての役割を十分に担うものと認識してございます。

いずれにいたしましても、災害時での新空港線の安全性の確保、それから代替えルートとしての威力の発揮という意味では、新空港線の意義が十分にあるのかなと考えております。

 

 

参考ブログ

大田区議会令和元年第4回定例会おぎの稔一般質問(台風関連)

台風接近時の対応は?大田区の保育園問題について

蒲蒲線は見直しを!蒲田駅周辺のまちづくり等に関する意見書に反対しました。

蒲蒲線についておぎの稔の考え

蒲蒲線で大田区は便利になりません!一端、見直しを

 

Dec 14, 2019

台風接近時の対応は?大田区の保育園問題について

こんばんは。大田区議会議員のおぎの稔です。今回は、10月12日に大田区にも上陸した台風19号に絡んで、当日にSNS上で起きた、大田区の保育園を巡る騒動についてです。台風19号の接近に伴い、大田区内の保育士の出勤体制についてSNSで話題になりました。

こちら、大田区議会本会議でも取り上げました。

 

 区内在勤の保育士さんが金曜日の出勤時に、土曜日の体制についてお知らせを受けた事に端を発したこの出来事、民間の保育園であれば区の直営と違う事、遠方からも通う保育士が多い事などもあり話題になりました。メール、SNS、電話で私にも幾つか連絡がありました。

 保護者が夜間でも子供を受け取りに来るよう通知があった事は、鉄道会社が計画運休を決め、午前中の時点で多くの鉄道が止まる事で帰る事が出来なくなる可能性のある、保育士さんにとって帰宅のタイミングを逃す事にもなり、施設の災害時避難の備え、宿泊も見据えた体制など、不安を覚えた保育士さんも多かったのだと思います。預かり、また「保護者の園児の引き取りが夜までかかった場合でも、保護者に引き渡せるよう」、その為の準備を保育士にも求めるものでした。場合によっては「一緒に避難所に避難してもらう必要もある」シビアな出来事でした。答弁にもありましたが、区立園はまだ建物の状況的に、浸水被害の心配は少なかったのですが、それでも全園開園を当初スタートしたことについて、疑問の声もあったと思います。

 一方で法律上は11時間開所と決まりがある中、大田区は保育を必要とする利用者の為に最大限、他区に比べても、保育園を開園しようと努力をされた面もあります。実際に、12日お昼の時点で、区内の保育園には区立11名、私立7名の園児が預けられていました。介護関係者など、どうしてもお子さんを預けなければならなかった方だったと聞いています。

 区は金曜日の時点で、保護者に12日の状況についても通知、自宅での保育を推奨しました。結果、12日は40名近くの園児を預かる体制をとり実際に預かった18名と区の努力もあっての事で、その上でど保育の必要性のあった保護者の方が、お子さんを預けに来た事になります。

 

 12日、大田区は公立の認可園を全て開園していたと聞いています。ハザードマップの浸水エリア内の園も開設していた事になります。たまたま土曜日、それも台風が近づくのは夜でしたからまだ良かったかもしれませんが、災害時に全ての保育園を開けることは、場所によっては危険も伴います。学校、児童館などの施設も含め、風水害時どういう対応をしていくのかは今後、課題になると思います。

今回は、区立園だけに絞って質問をしましたが、施設の状況、位置などを考えると、公務員でない事なども含め連携を密にする必要は、私立の園他教育施設にもあります。私立園は今回、対応は園によって違いました。大田区としても、私立民間の園についてはお願いする立場にある為強制的にどうこうは出来ませんが、一方で、こうした災害時の対応については普段から、情報共有、災害時の対応の訓練も必要になります。風水害対策、対応、普段、どちらかと言えば地震に重点を置いていた大田区は様々な点で見直す必要が出来ました。

この問題は今後も追いかけていきます!

 

 

続きを読む

 

Dec 11, 2019

イベントへの妨害、脅迫行為と表現の自由について

こんばんは。大田区議会議員のおぎの稔です。本日は大田区議会決算特別委員会で質問した、ヘイトスピーチ、また抗議や妨害活動などいわゆる迷惑行為要件と公共施設の利用要件についてです。公の施設の利用と、表現の自由については以前、大田区議会本会議での質問でも取り上げ、マンガにもしました。

 

 

 ヘイトなどによる人権侵害は許されませんが、定義をどうするのか、影響をどう考えるのかも議論しなければなりません。質問では「ヘイトを行っている団体が『ヘイトをしません』と書いて施設利用の申請をした場合、どうするのか?」を訪ねました。ヘイトと関係ない活動、ヘイトをしない場合でも、施設の利用を制限してしまっても良いのでしょうか?

 議論が分かれると思います。

 また、公の責務についても質問しました。

 2017年6月に一橋大学の大学祭で作家の百田尚樹氏が講演する予定だった講演会が、抗議の殺到により中止になりました。また、翌2018年11月江東区で予定されていた、精神科医の香山リカ氏の講演会も同様に抗議が殺到し中止となりました。まだ記憶に新しい出来事ですが、今年は愛知県でのトリエンナーレ、表現の不自由展がガソリンでの放火火災を語る脅迫を受け中止、11月に富山県朝日町で行われる予定だった、作家の竹田恒泰氏の講演会についても妨害予告が寄せられたことを理由に中止となりました。こちらもガソリン火災を匂わすものだったと報道がありました。私も現場に作品を見に行きましたが大田区でも写真展に対して、一部作品の除外が求められる事態が起きました。

大田区「政治的」一部除外求める 原発事故 復興写真展

 また、公の施設ではありませんでしたが、警察から要請を受け、演目の変更や表現の自粛の憂き目にあった「Voyantroupe 第四回公演 偏執狂短編集Ⅳ」などもあります。私も実際の舞台を見に行きましたが、劇場についても公共施設も多いため、他人事ではありません。

 このように右や左を問わず、民主主義社会の根幹をなす、表現の自由が不寛容や脅迫行為によって、破壊されようとする事態が起きています。自衛隊の参加するイベントへの抗議、以前は黒子のバスケという作品に対し※、イベントなどに対する犯行予告もありました。

 言論の自由等の表現の自由は日本国憲法で保障される権利であり、また、基本的人権の根幹をなすものです。特に公的施設はそうした妨害や犯罪行為とどう立ち向かうのか、その中でもどう権利を保障し、場を維持していくのか警察とも連携し、しっかりと考えていかなければならないと思います。脅迫者が喜ぶのは中止であり、萎縮です。そうしたテロ行為に屈せず、毅然とした態度で言論、表現の場を守っていく必要があると考えます。

続きを読む

 

Dec 11, 2019

公共のゴミ箱はもっと増やすべき!東京2020大会に向けて

 大田区議会議員のおぎの稔です。今回は大田区議会本会議で質問をした公共のゴミ箱の設置についてご報告させて頂きます。

 最近の日本はテロ対策などの名目で公園などでのゴミ箱を撤去しています。確かにオウム真理教のサリン事件のようなテロが起きた痛ましい記憶があり、そうした経験から防犯対策はとても大切だというのも理解できます。

 では、海外はどうでしょうか?アメリカや中国ではゴミ箱を置いています。2013年にボストンマラソン爆弾テロ事件が起きたマサチューセッツ州のボストン市でもです。

 

(写真は大田区とも姉妹都市であるマサチューセッツ州セーラム市の写真)

 

 日本はアメリカや中国以上にテロを警戒しなければならないのでしょうか?広告付きのゴミ箱など活用も出来そうですし、街の美化や雇用にも役立ちそうです。

 家に帰ってゴミは捨てれば良いという方もいるでしょう。その通りですが通勤、通学、観光と言った方はどうでしょう、なかなかに不便だと思います。食べ物や飲み物、紙屑、他。そこら中で売っているのに、公共のゴミ捨て場に苦慮する人は多いと思います。駅のホームにもない所もあります。

 

 質問をした当時はタピオカミルクティーがブームになっており、そのから容器が街中に捨てられることが課題になっていました。

 最近は、コンビニのゴミ箱も店内に置く事が多くなっていますが、私は公共のゴミ箱撤去とも関係があると考えています。非常に残念ではありますが、公共のゴミ箱➠コンビニのゴミ箱➠路上と、ゴミの捨て先が変化しているのとも思えます。マンションなどのゴミ出しの問題も騒がれていますが、マナーで0にするのはなかなか難しい中では、むしろ、ゴミ箱を設置したほうが環境衛生上も効果があるのではないでしょうか?

 来年は東京オリンピック・パラリンピック2020大会が開催され、国内外から多くの方が東京に訪れます。また、羽田空港の国際線利用者も増加を続けています。空港を抱える大田区にとって、マナーよりもまず見た目で、ゴミを捨てる事が出来る場所だと判る、ゴミ箱の設置は必要ではないでしょうか?

 海外のゴミ箱設置はそうした合理性からも来ていると考えますが、皆様如何でしょうか?

続きを読む

 

Dec 10, 2019

ヘルプマーク普及推進活動、実施中!

こんばんは。おぎの稔です。皆様はヘルプマークをご存知ですか?赤十字ではありません。

以前、私は大田区議会本会議でヘルプマークの普及促進について質問しました。

大田区議会令和元年第二回定例会一般質問本文

私自身も、てんかんや発達障害という課題を抱えている事もあり、普及促進には大変関心がある事もあり、それぞれに課題を抱えた議員同士で、各地域の駅でヘルプマークの普及促進活動を今年秋から始めています。

 

メンバーは

山本ひろこ 目黒区議会議員

夏目亜季 荒川区議会議員

そして、私、大田区議会議員おぎの稔です(;^ω^)

 

あちこちで活動を行っていきますので、見かけたら是非お声掛けください。また、ヘルプマークへのご理解、啓発へのご協力もどうぞ、宜しくお願い致します。

 

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
 ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を、平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーで開始し、さらに、平成26年7月からゆりかもめ、多摩モノレール、平成28年12月から、都立病院、公益財団法人東京都保健医療公社の病院へと拡大して実施しています。
 また、平成26年7月から民間企業への働きかけも実施しています。
 ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。

続きを読む

 

Dec 6, 2019

冬コミ新刊、表紙(30日南フ09b )

大田区議会議員のおぎの稔です。夏に続き、年末に開催されるコミックマーケット(冬コミ)、今年もサークル参加します。

12月30日(3日目)月曜日南 “フ “09b サークル「オタギイン」で皆様とお会いできればと思います。宜しくお願い致します。

新刊は2冊発行を予定しております。 

 

画像は作成中の表紙です。

一冊目は地方議員の日常本2019vol.2 

先日の台風19号が大田区に接近した時の地方議員としての現地レポート漫画などです。

二冊目は、FGO(Fate/Grand Order)の2次創作本です。

葛飾北斎、アビゲイル・ウィリアムズというキャラクターを中心にして表現の自由をテーマにしたお話になります。

是非、遊びに来てください。

 

過去の情報はこちら

メロンブックス、とらのあな、COMICZIN様で過去作品も取り扱っていただいています。

 

 

Dec 3, 2019

現実と架空は別。youtubeが年齢制限を緩和。

こんばんは。大田区議会議員のおぎの稔です。本日は気になるニュースを一つ。

youtubeが暴力的なゲーム作品について、年齢制限を大幅に緩和した、というものです。

YouTube、暴力的なゲーム作品の年齢制限を大幅に緩和「現実と架空の暴力は異なる」

 

Googleが、映像配信プラットフォームYouTubeのガイドライン運用を改訂。以降は暴力的なゲーム作品について映像の対象年齢制限は基本的に設けられないことに。

 

Googleは、映像配信プラットフォームYouTubeのガイドライン運用を改訂し、暴力的なゲーム作品について映像の対象年齢制限を大幅に緩和することを発表しました。

発表では、「現実世界と、映画・TV番組・ゲームなどの架空の暴力は異なる」とし、今後ゲームなどの暴力的な映像作品については基本的には対象年齢制限の設定を設けないとしました。ただし例外として、人体を損壊したり激しく損壊した遺体など“暴力的場面そのもの”を主題とした内容については今後も対象年齢制限の設定がなされるとのことです。

また、広告掲載に適したコンテンツのガイドラインについても以前と変更はないとしました。

 

 一部、例外があるとはいえ、youtube(グーグル)が、現実世界と映画、TV、ゲームなどの架空の暴力は異なるとし、年齢制限を緩和した事は前進であり、評価出来る事だと思います。

 表現の自由の点から、マンガアニメなどの表現、特に性表現や暴力表現などの問題について議員になる前から取り組んできた自分としても、注目したい発表です。この年齢制限緩和がどう影響していくのか判りませんが、何事につけ「現実と架空は別」という認識がもっと広まって欲しいと思います。

 表現の自由を巡っては、ジェンダー、性表現の話題が最近は多いですが、(トリエンナーレや竹田氏の講演の話もありましたが)昔は13日の金曜日のようなスプラッター作品、映画「バトル・ロワイアル」のような暴力表現、バイオレンス作品などもやり玉にあげられていました。ゾーニングの話とはまた別ですが、ただ隠すのではなく、何が悪いのかも含め考え、理解する環境こそ必要です。フィクションはフィクション、創作は創作として自由に楽しみ、受け入れる土壌のある社会であるよう、認識がもっと進んでほしいと思っています。

 

1 33 34 35 36 37 38 39 40 41 103