Mar 15, 2020

蒲田駅東口工事に遅れ発生?区の予算や蒲蒲線への影響は?

 こんにちは。大田区議会議員のおぎの稔です。大田区議会予算特別委員会、土木費の質問に先日立たせて頂きました。蒲田駅東側をご利用、ご通行の方はご存知だと思いますが、だいぶ前から、ちょうど駅前と区役所の前が作業用の壁で囲まれ、蒲田駅の変遷の写真パネル展をやっています。蒲田駅東口自転車駐車場(駐車場)設置の為に現在仮囲いがされている写真の14番街区の工事を行っているのですが、実は工事が現在、遅延またオリンピック・パラリンピックに合わせて中断をされるという話を聞いていたため、大田区の全体の計画に影響がないのか質問しました。

 

 

 大田区からの回答によれば、現在自転車駐車場を駅前広場に設置するためのライフラインの移設工事を行っている。今年度は電機、ガス、水道など民間事業者が移設工事を行っている。工事の順番や着手時期、施工方法などは毎月一回の工事調整会議で確認しているのに加え、都市計画の期間も10年間あること、工事は民間事業者が行っているため工事の遅れによる作業量の追加等が区の整備予算への影響はないとの事でした。東京2020大会での工事の中断も折込済みとの事でしたが、こちらもオリンピック・パラリンピックの開催延期などによっては更に影響を受ける可能性があります。

 また民間事業者工事についても、事前の工事前に把握していたライフラインの埋設位置などが実際と違った事で遅れが出ています。区画整理や工事を続けてきた蒲田駅周辺の地下空間は、想像以上に混沌としているという事でしょう。蒲蒲線(新空港線)の計画も大田区は進めようとしていますが、区の試算通りの計画で本当に実現できるのか、再度調査が必要ではないかと私は考えています。皆様は如何お考えでしょうか?

 

【土木費】

【質問】

 蒲田東口地下の自転車駐車場について質問します。現在、蒲田駅東口地下自転車駐輪場の整備が行われています。大田区は蒲田駅周辺再編プロジェクトを平成25年12月10日に策定、大田区画街路7号線は平成28年2月10日に都市計画決定したところです。地下自転車駐車場については、平成38年3月31日までと、今ですと令和8年までになりますが、都から事業認可を駅前広場については、令和9年年3月31日までの事業認可を受けています。また、平成30年度予算で蒲田駅前広場の再生整備や東口地下自転車駐車場の実施設計など7,899万9,000円計上されております。現在、自転車駐車場の工事が既に進んでいますが、この工事は区だけで行うだけでなく、民間事業者も絡む工事となってきます。工事の進捗について現在はどのようになっていますか?①

 こちらの工事について、実際には図面等と場所などが違っていたり、過去の区画整理や工事などで正確に把握できていなかった事が明らかになり、当初のスケジュールより遅れていると聞いています。また、東京都からの要請により、東京2020オリンピック・パラリンピック大会中は工事が一時中断するとも聞いています。その東京2020大会の開催についての雲行きも怪しくなり、延期など更に工事に影響を与えてしまうかもしれません。

 企業者工事の遅れや東京2020大会による中断は区の地下自転車駐車場整備工事や駅前広場工事の予算に影響するのでしょうか?②

 

 駅前広場工事は新空港線計画とも都市計画で連動しているので。工事等はまだ進んでおりません。ですが、蒲田駅東口工事は現在遅れが出ている。全体のスケジュールとしては10年間あるので問題はない、費用も区が負担するわけではないと安心しましたが、蒲田の駅前は大変だなと。蒲蒲線(新空港線)計画にもこうした工事の遅れの影響はあるのではないか?区が試算している1260億円という蒲蒲線(新空港線)の資産がありますが、蒲田周辺工事は試算よりも費用が掛かってしまうのではないか?と懸念を申し上げておきます。

関連ブログ

多摩都市モノレール延伸?どうなる蒲蒲線(新空港線)

蒲蒲線は水没しました?新空港線と多摩川

蒲蒲線は見直しを!蒲田駅周辺のまちづくり等に関する意見書に反対しました。

蒲蒲線で大田区は便利になりません!一端、見直しを

蒲蒲線についておぎの稔の考え

羽田空港に直通しない蒲蒲線の効果検証はしっかりと!

政策マンガ18弾~乗り換え必須!?蒲蒲線問題編~

 

 

LINEで送る
Pocket

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA