Jul 14, 2018

政策マンガ20弾 自治体と表現の自由の関係編

 大田区議会議員のおぎの稔です。政策マンガ20弾は「自治体と表現の自由」をテーマに作成させて頂きました。ここ数年、今まではあまりなかった公共空間での表現物、集会、言論の自由を巡る騒動が起きている事を皆さんはご存知でしょうか?

 美術館での作品撤去、大学や公共施設での集会の中止や妨害、学会誌の表紙への抗議、自治体の公認キャラクターへの抗議やコラボポスターなどへの抗議騒動。すべてがネット経由と言うわけではありませんが、インターネット・SNSが大きな役割を果たしたとみられる事例もあります。また、私も実際の舞台を見に行きましたが、警察から要請を受け、演目の変更や表現の自粛の憂き目にあった「Voyantroupe 第四回公演 偏執狂短編集Ⅳ」。演劇の公演なども公共施設で行われることも多いため、他人事ではありません。こちらは上演前からネットで話題になっていたため、警察にも問い合わせが多くあったのかもしれませんが、いくら警察の方が通報を受けたら嘘でもいかなくてはならないとはいえ、事前に表現への自粛要請が入ったのは、驚くべきことです。

 犯罪行為と関連してでは、黒子のバスケ事件と呼ばれる、作品に対する脅迫に絡んだ自粛騒動もありました。この騒動も公共施設や民間施設でのイベントなどに大きな影響がありました。

 

 

 自由は健全な市民社会にとって欠かせないものであり、自由の担保こそが、社会を豊かにする活力にもなります。抗議する事、苦情を言う事も自由であり権利ですが、行き過ぎた講義や妨害行為などに対し、自治体や施設管理者が安易に表現、発表の場を狭めてしまう事は、住民の権利を大きく損なう事になります。皆様、如何お考えでしょうか?

 

 

 19弾に引き続き、20弾も私が元のコンテを作成し、漫画家の糸杉柾宏先生に作画を行っていただきました。糸杉先生のHPhttp://dancingcat.net/糸杉先生は作品「あきそら」が2010年の非実在青少年問題、東京都の青少年条例改正の影響により、重版禁止。表現規制問題の当事者になった方のお一人です。

糸杉先生のマンガはこちらも→政策マンガ19弾 性的マイノリティ支援編

関連ブログ:

自治体から始める「表現の自由」の守り方。

僕らのマンガ・アニメ・ゲーム、同人文化を守ろう!表現の自由を守る会 都議選活動プラン

大田区議会平成30年第一回定例会、閉会。都迷惑防止条例や海外視察について

事件を受けて警察が漫画家に異例の申し入れ!確認しました。

 

私も政治に関わったキッカケのひとつが2010年の東京都青少年健全育成条例改正(非実在青少年)騒動です。

同じく、東京都の非実在青少年条例の際に、表現規制の当事者となった松山せいじ先生に作成して頂いたプロフフィール漫画です。

 

詳細はこちら→http://ogino.link/2015/03/863/

漫画家の野上武志先生には、非実在青少年騒動を振り返るマンガを作成して頂きました。

 

詳細はこちら→http://ogino.link/2017/06/4511/

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