Dec 29, 2015

学校は時代の最先端を学ぶ場。一人一台タブレット導入学校の挑戦!

先日、私も所属させて頂いている東京若手議員の会※の視察で一人一台タブレット導入を実践している、多摩市立愛和小学校を視察してきました。

単にPCを使う、タブレットを使うだけでなく機能の習熟こそが最適なICT活用への近道!

実際のICT教育の現場を見る事が出来、とても勉強になりました。


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大田区も議会ICT化として区議会議員50名全員にタブレットを貸与していますが、SNS等への使用禁止、外部へのメール禁止、理事者とのやりとりも禁止・・・と使えない機能もかなり多く、

使い勝手が相当に悪いのが現状です。

 

もっと使えるようにしていかないと、議会のICT化を名乗れないのではないかと思っています。

 

●愛和小学校での授業の様子

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授業にはグーグルマップやマイクラ、イラスト、動画作成ソフトも使用。

 

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タブレット導入はレンタルで賄っています。様々な企業の協力でまかなっているそうです。

100台→132台→182台とレンタル数も増加していますが、協力によって成り立っている為、機種もバラバラ、学年が変わると使うタブレット端末が変わる場合もあるそうでした。

 

 

タブレットは生徒に貸与されていますが、機器の充電がどうしても必要になる為、端末の充電器が教室の隅や廊下等に配置されています。

(5.6年生(高学年)は自宅に持ち帰り)

電気代についてはそこまで極端に学校の負担が増加したというわけでもないそうでした。

 

スライド等の使いまわしも可能で、先生の負担も軽減しているようです。

 

 

●実際に教室にいたまま外国人と話せる教育スタイルの授業も行われています。

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実際に外国人と英会話を行う授業です。

英会話教室の方々と、どう学校教育のカリキュラムに活かせていけるか、実験的に始めたため、今期は特に金銭的な契約等も行っていないそうです。

画面を通して直に外国人と触れ合える環境は、子供にとっても刺激的な素晴らしい内容になるのではないかと思っています。

結果が楽しみですね。

 

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先日、質問させて頂いた国内ホームステイ事業と合わせて、国際都市を標榜する大田区では、是非、

導入して頂きたいと思います。

 

 

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【愛和小学校のICT環境 2015.8.20現在】

 

タブレット端末 182台+教員一人一台

大型モニター(電子黒板含む)10台 各通常教室には1台設置

プロジェクター6台

校内wi-fi アクセスポイント22か所設置

他校外学習用として携帯型デジタル音楽プレイヤー20台、プログラミング用にノートPC5台、更に高学年児童のリテラシー教育の為のノートPC25台

 

 

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(向かって左にいるのが松田校長先生)

 

●問題点 

 

実際に導入するにあたって、問題点がいくつか考えられると思います。

 

・予算をどうするのか?愛和小学校のようにレンタルするにしても充電設備、wi-fi環境整備など、初期投資は掛かる。

また、タブレットをどこから借りてくるのか?

 

・生徒個人個人タブレット使用の習熟度の差にどう対応するのか?

 

・カリキュラムの変更・再編成と、職員研修、保護者への説明等、学校の側の体制強化も必要になる。

 

また、wi-fi環境整備に力を入れていても、タブレットを使った授業中にフリーズしたり、回線が遅かったり、全く繋がらなくなってしまう事もあるそうです。

実際に視察中にもそうした場面に遭遇しました。

 

通信環境整備をどう行っていくかも大切な課題ですね。

 

 

●上靴のままいける中庭、ウッドデッキ、玄関直ぐの中庭への入口。

 

一人一台タブレット、その環境以外にも素晴らしいと思ったのが、こちら。

PTAの方々によるカフェや生徒による学校農園作りも行われています。

この中庭への通路通、玄関入って正面にあるのですが、当初は迂回して建物奥から中庭に出る構造の予定だったそうです。

 

現在のような中庭への出入り口は当初の計画にはなく、工事が始まった後に松田校長が赴任してから急きょ、壁を中庭への出入り口に変えたそうです。

 

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●職員室も凄い!

しっかりと職員室もICT化されています。
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「学校は時代&技術を学ぶ最先端の場である必要がある。

日本の教育システムの完成度は高すぎた、ゆえに変えようとする意識が弱く、時代遅れになった。

 

ICTは時代を切り開く鍵。

現在ではなく、子供が20年後に生きる世界に責任を持つ授業が必要であり、学校が時代遅れではいけない。

 

親御さんは20年前、自分たちが子供の頃に教育受けたのと同じ『時代』を見ている

職員は現在の『時代』を見ている

だが、必要なのは20年後、生徒が30歳になった時の『時代』に合った教育である・・・・」

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という校長先生のお話に教育とは何か、何が子供たちに必要であるか?と考えさせていただきました。
ICTといった技術の話だけではなく、子供たちに対して、私達大人は彼ら彼女らの20年後を見据え、

文化、価値観、交流など、現在の先を見据え、新しく、多様な価値観、可能性を示していかなければなりませんね。

 

私自身の政策にも反映し、大田区の教育行政の在り方の変化へと少しでも活かせていけたらと思います。

お忙しい所、本当にありがとうございました。

 

 

※東京若手議員の会

関東若手市議会議員の会の東京ブロック組織、全国に組織がある。

35歳以下で初当選した45歳未満の区市町村議員で構成される。超党派の会

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