Mar 16, 2021

大田区議会令和3年第一回定例会予算特別委員会(総務費)

大田区議会令和3年予算特別委員会。総務費の項目にて質問をしました。

内容は戸籍、世論調査、はねぴょんの活用についてです。


総務費 12分

①新年度予算に向けた事務事業の見直しについて、いくつか質問していきます。
今回の予算の中で、大田区に本籍がある方のコンビニエンスストアでの戸籍証明書の取得について、平成30年から大田区に住所と本籍がある方の戸籍証明書の取得がコンビニエンスストアで可能になっています。今回、新たに予算で大田区に住所がなくても、本籍のある方であれば取得できるようになることが発表されました。区役所に訪れなくても、こうした手続きを踏めるようになるのは、素晴らしいことだと思う一方で、この利用可能時間が平日9時ー17時になっているのは不便なように思います。先ほど、大竹委員も質問をされていましたが、時間が9時ー17時になっている理由を教えてください。(質問1)

同じく予算書で示されていますが、LINE公式サービスを活用したサービスが新たに設置されます。こちらでは必要な情報や手続きが行えるようになると説明がある。チャットボットによる自動応答で、24時間、案内をすることはわかるが手続きについてはその場でできないこともあるでしょう、こうした部分にも対応できるような仕組み作りも必要ではないかと思います。さて、戸籍住民課からは、区民の窓口対応として、4月から現在、月曜から金曜、また土日の窓口対応をしていたものを、月、木、日曜日の対応に変更すると報告を受けました。これまでの戸籍等の証明発行における、夜間、土日の対応実績についてお示しください。(質問2)

 

③今回、対応が変わった理由について教えてください。

こうした実績、実際のデータを踏まえた上での今回の方針変更と理解しています。限られた人員、リソースの中で区民の声により適切に、効率的に対応するためには常に区の対応も変化して行かなければなりません。一方で、電話や対面のやりとりが苦手な方、生活習慣の変化やインターネット社会の更なる確立の中、区民の需要、要望も変化してくると思います。そうした要望を踏まえて、今後も体制作りを考えて行って欲しいと考えます。

 

④次に、住民の転入、転出理由について伺います。大田区は世論調査を住民に向けて行なっています。住んでいる人の意見を聞くことは確かに必要です。アンケートでも8割近い方が定住意向を示すなど、住民満足度の高い区であることが伺えます。一方で、今後の少子高齢化、担い手不足、財源不足が予想される中では、転入する方、転出する方の意見をはじめ、区外の方の意見も、まちづくりに対して必要になってくると思います。

例えば茨城県では
市町村で転入、転出の理由についてのアンケートを取り、その内容を政策企画部統計課が
「市町村における住民の転入・転出理由に関するアンケート調査」としてHPで公開しています。調査方法としては

調査対象者が転入届または転出届を市町村住民登録担当窓口に提出する際に,調査票を配布し,ご記入いただき窓口にて回収する方式としているそうです。公開されたデータからは、茨城県の県内、県外移動についてそれぞれ理由も示されていますが、例えば転入の理由の
1位「就職・転職・転業」27.1%
2位「転勤」20.8%
3位「就学」17.7%
県外への転出理由は

1位「就職・転職・転業」42.7%
2位「転勤」22.9%
3位「結婚・離婚・縁組」10.6%

とあり、他にも様々な統計が示されており、有意義なデータであると感じました。

大田区の街づくり、シティプロモーションを進めていく上で、本区の課題や魅力、なぜ選ばれるのかなどを知る上で重要ではないでしょうか?本区の魅力向上のために広く区内外の方から意見を募ることが大切だと思うが、どうでしょうか?

 

⑤はねぴょん購入について

現在、ウマ娘プリティダービーというゲームが1週間で100万ダウンロードを達成し、流行している。このゲームは実際の競走馬の名前を冠したキャラクターを育成するもので、オグリキャップやハルウララ、トウカイテイオー、ゴールドシップなど有目な競走馬の擬人化したキャラクターを育成していくゲームでアニメでも放送されています。歴史上の人物や刀剣、旧日本軍の艦船、その国のイメージなど、擬人化といったジャンルも最近は注目をされ、話題になっています。何がキャラクターになるか、人気になるかはわからないということです。翻って大田区はどうでしょうか?

皆様ははねぴょん買えない問題をご存知でしょうか?大田区70周年を記念し、現在のはねぴょんのデザインが選ばれ、大田区でも活用をされています。一方でこうしたはねぴょんのグッズを購入する場が限られてるというお話を聞きました。実際に区施設、関連施設では土日祝日の購入はできないところが多く、購入する場が限られている。はねぴょんは区の様々な政策でもイメージキャラクターとして活用され、区民の目に触れる機会も多いと思います。はねぴょんに親近感、親しんでもらうためにまず、グッズなどを通じてはねぴょんに触れてもらうことも必要だと思います。2階の区政情報コーナーに行ってみても思うのですが、もっと工夫し、PRを行うことも必要だと思います。はねぴょんグッズを購入出来る場を増やすべきではないでしょうか?見解を伺います。

 

以上で、質問を終えます。

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