袋詰め必須?大田区産業プラザPiOの運用について
皆様、こんにちは。
おぎの稔です。
SNS上でお問い合わせをいただいた、大田区産業プラザPiOにおいての袋詰め、成人向け冊子への個別包装の件。
調査をしましたのでご報告いたします。
ガイドライン6条にある通り、18歳未満立ち入り禁止区間内(会場全て18禁含む)での頒布などに際しての個別包装は従来通り必要ありません。
問題となっているのはガイドライン6条の(4)です。
http://www.pio-ota.net/downloadpage/
同人誌即売会・コスプレ催事でのガイドライン
(4) 18 歳未満禁止の展示物・販売物が少ない場合は、18 歳未満禁止の展示物・販売物をビニー ル袋などで個別包装のうえ、区分陳列し、対面方式により、年齢確認を行ったうえで、閲 覧・販売を行わせる。
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殺処分のない社会に向けて~大田区の27年度の実績について
決算特別委員会で、大田区の動物愛護関連事業の一部の実績について改めて確認しました。
猫の不妊・去勢手術助成事業は大田区では27年度から補助額増額をした結果、利用者は前年比で約300名増加しました。
保護ケージ貸出についても、常時貸出率が9割を超えており、対策の前進と広がりを感じる事が出来ます。
一方で、これらもまた動物愛護に関心ない方も含め、区民の皆様の税金を使って行われる事業です。
他の事業と同様、その使い方や公平性については常に目を光らせなければなりません。
以前のブログで指摘をさせて頂いた指定獣医師の方への指導について、早速大田区として取組を行い、見直しも行っていただいたと大田区から報告を受けました。
迅速かつ、誠実な対応に改めて感謝申し上げます。
区内の団体、個人の連携強化、譲渡会の開催などといった他自治体の先進事例の導入とともに、既存の事業の適正化を常に意識して頂きながら、大田区で人と動物の共生社会の実現を図って頂きたいと思います。
以前の質疑はこちら
殺処分のない社会を目指して~動物虐待防止と不妊・去勢手術助成について質問しました
政策マンガはこちらから
政策マンガ第10弾「動物愛護問題における大田区の取組について」
質疑 動画
https://youtu.be/Fh1vIm6bQrA?t=49m41s
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【質疑 概要】
先日の一般質問でも触れました指定獣医師への対応について、早速、区からご指摘をいただいたとお聞きしました。
迅速かつ、誠実な対応に深く感謝申し上げます。
私としては税金で補助をする以上は、大田区におかれましては、さらなる情報公開を推進して頂きたいと考えております。
さて猫の去勢・不妊手術助成事業、27年度から補助額を増額した本事業について、また貸し出しを始めました猫の保護ケージと合わせて実績をお答えください。
【答弁 概要】
猫の不妊・去勢手術助成金額を増額しました平成27年度の利用実績につきましては、総数で1865件となっておりまして、前年度と比較して、312件の増加となってございます。
猫の保護ケージにつきましては、現在13台保有しておりまして、貸し出しをおこなっているところでございます。
貸出率は常時90%を超えているような状況でございます。
【質疑 概要】
ありがとうございます。
利用件数が増えている事は制度の理解が進み、多くの方が問題に関心を持っている事だと思います。
動物愛護問題全般の啓発について伺います。
区では27年度より動物愛護推進パネル展を始めました。
人と動物の共生社会の実現に向け本庁舎など、不特定多数の区民が訪れる場で行う意義は大きいと思います。
この動物愛護推進パネル展の中で災害時のペットの取り扱い、また、しつけ方教室等を行うことは可能でしょうか?
合わせて、動物愛護問題等への相談窓口の開設を行って頂きたいと要望致しますが、見解をお伺いいたします。
【答弁 概要】
ペットの同行避難へのご理解を得られた地域におきましては、既に総合防災訓練でペット受入れ訓練、及びパネル展示による啓発を実施している所でございます。
また、しつけ方教室ですが、年2回犬のしつけ方教室を開催しておりまして、あわせて個別の相談コーナーを設けている所でございます。
今後は動物愛護推進パネル展におきましても、ペットに対する相談コーナーを設けるなど内容を充実してまいります。
【質疑】
ありがとうございます。
既存事業の拡充に加え、他区で行われている動物愛護問題に取り組む区内外団体・個人の意見交換会や登録制連絡網作成、自治体が関わる形でのペットの譲渡会、災害時ペットボランティア登録などを大田区の実情にも合った形で、導入し、人と動物との共生社会の実現のための取組の前進に繋げてほしいと要望し、質問を終えます。
賑わいの創出手段の一つ!?大田区がコスプレを助成対象の一つに
オタクにやさしい大田区(OTAKU)へ
※タイトル修正しました。
皆様、こんにちは。
おぎの稔です。
コスプレ発祥の地の一つと話題の大田区ですが、また新しい動きが起きました。
ご報告します。
11月15日、大田区議会総務財政委員会に上記の通り報告がなされました。
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マンションへの防災倉庫の設置義務化が実現しました
昨年(平成27年)の6月に行わせて頂いた、区議会議員に当選し初めての一般質問。
新住民、流入民も多くいるであろうマンション住民への福祉も重要との考えから、取り上げた中高層マンションへの防災対策としての、他区にあるような防災備蓄倉庫の設置義務化。(質問はこちらを)
当時の答弁においても「防災備蓄倉庫の設置 を義務づけるのか、あるいは開発指導要綱などにより誘導していくのかという問題、あるいはその方策、居住者 の意識、建設コスト増などの問題もある。今後、他区の状況、事業効果などの調査を含め、マンションで の備蓄の進め方を検討してまいりたい」と回答がありましたが、この度、開発指導要綱の改正という形で、来年(平成29年)4月に実現する運びとなりました。
今後、開発事業者がマンションを建設する際、『50戸以上の住居を有する集団住宅について、4を超えない階ごとに防災備蓄倉庫を設置すること』が義務となります。
既存のマンションへの防災備蓄倉庫導入も合わせて進めていきたいですね。
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自衛隊音楽まつりに参加しました。
平成28年度自衛隊音楽まつりに参加しました。
副題は「音の力」 強き 守りの響き
参加されたのは、陸海空自衛隊音楽隊の皆様、保安刑警務中隊、映像写真隊、艦旗隊、演技隊、防衛大学校儀仗隊、演技支援隊、在日米陸軍音楽隊、海兵隊音楽隊、インド陸軍音楽隊の皆様。
ドラクエのオープニング演奏、マクロスや米海兵隊の演奏する島唄、自衛太鼓による太鼓の演奏、他にも素晴らしい演奏に圧倒され、あっという間の2時間でした。
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1200万円の大田区イメージソング、今後はどう活用するのか!
先日の決算特別委員会で、昨年から何度も質問を重ねてきました、大田区70周年記念事業について改めて質問しました。
今回は決算という事で、今まで不明だった1200万円のイメージソング作成費の内訳が、企画運営委託324万円、楽曲制作委託864万円、歌詞公募作品優秀者報奨金30万円と合計1218万円となっていたことが明らかになりました。
イメージソングについては色々とご意見があると思います。
私も歌そのものは素敵な歌だと思いますが、これだけの額を使った事については本当に適正だったのか疑義もあります。
しかし、イメージソングは既に完成をしており、70周年記念事業も動き出しています。このまま埋もれさせてしまうのはそれこそ税金の無駄使いとなります。
大田区制70周年を祝い、過去を振り返ると共に今後の大田区の未来に引き継いでいく事は私達の願いでもあります。
歌、文化やキャラクターに関わる事ですから、役所の皆様の常識にとらわれてはいけないのですね!・・・という事で、イメージソング活用などは、もっと柔軟に、利用の幅を持たせ、イメージソングや、シンボルマーク、PRキャラクターはねぴょんなどの活用を、来年3月の大田区制70周年を盛り上げるための機運の醸成、街のにぎわいへと結び付けて行くよう、強く要望しました!
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年末に向けて、政治家への個人献金について
こんばんは。おぎの稔です。本日は政治家への個人献金についてご案内いたします。
政治活動、政党活動などを維持していく上で、おぎの稔事務所では個人献金を募集しています。
昨年分の収支報告や選挙運動の収支報告書で頂いた寄付分についてはご報告をさせて頂いておりますが、今年も年末が近づいてきたため、改めてご案内をさせて頂きます。
大田区内外での様々な活動、事務所の運営、維持などにもどうしてもお金が掛かる為、皆様からのご支援を頂けると非常にありがたいです。
チラシ印刷など政務活動費から使用させて頂いている支出もありますが、事務所費の按分など、自己負担で行っている活動も沢山あり、活動を広げていく為にはどうしても皆様のご協力が必要になります。
尚、おぎの稔後援会に対する個人献金は、国会議員、都道府県議会議員、政令指定都市の首長や議員やその候補者の政治団体に対して行われる個人献金のような寄付金控除、税制上の優遇措置を受けられないため、純粋な寄付という形になります。
私は、区市町村議会議員への寄附は控除がされない(政令指定都市除く)というのも、地方議員への個人献金制度を進めていく上では、問題だと思っています。
さて、政治団体への寄附は、年度締めではないため、12月までのご献金が来年3月末に報告。以降は再来年の3月の収支報告となります。
一時期問題となった法律で禁止されている方からなどの寄附を防ぐ為に、お問い合わせをいただいてから、お振込み先をご案内する形になっております。
悪しからず、ご了承ください。
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※おぎの稔後援会に対する個人献金は、国会議員、都道府県議会議員、政令指定都市の首長や議員やその候補者の政治団体に対して行われる個人献金のような寄付金控除、税制上の優遇措置を受けられないため、純粋な寄付という形になります
お振込み以外にも直接お持込いただいての寄付の受け付けも行っております。
詳細はおぎの稔事務所までお問い合わせください。
寄附についてのご注意点
- おぎの稔後援会への寄付は税制上の優遇措置の適用となりません。
- 政治資金規正法により、外国籍の方からの献金、および、匿名での献金は禁止されております。
- 同一の後援会に対する個人献金の年度限度額は、150万円です。
- 政治資金規正法により、年間 50,001 円を超えた額を寄付されますと、住所・氏名・金額・職業・寄附をした日付が選挙管理委員会宛の収支報告に掲載、公開されます。
多額の税金で行うイベント。その趣旨と運用を明確に!
皆様、こんばんは。おぎの稔です。
先日の決算特別委員会の質疑で触れた大田区が開催するイベント事業についてご報告します。
質疑の中でも例示していますが、大田区は多いもので一事業、数千万円規模の予算を掛けてイベントを実施しており、例えば空の日イベント、OTAフェスタはそれぞれ運営費が約4100万円となっています。
イベント開催について、私はその全てに大手を上げて賛成をしているわけではありません。
イベント毎の特徴、開催理由が見えない、他のイベントと区別がつかず何のために別々に開催しているのか?テーマが判らないなどの理由もあり、方向性や運営、予算規模など注視をしていかなければならない課題は多くあります。
そういった中で、イベントの開催そのものの是非を問う声が、区民の方から上がるのも必然だと思います。
一方で、区民、地域の交流の場、文化などの発表の場の担保、街のにぎわいの増進などの意義もあります。
質疑後半で要望として挙げてますが、もともとは区民が触れ合う機会を作り、連帯意識を育むことが目的のOTAフェスタも、近年は、飲食、物販のイメージが強く、誤解を生む内容になっているように感じています。
OTAフェスタは実行委員会が運営している形になっていますが、ブース出展、配置の決め方なども外部からは見えにくくなっていると思います。
イベントを行う際は、趣旨の明確化と、運営の透明性を図り、区民の方々から見てご納得いただけるような事業運営とする事が必要なのではないでしょうか?
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議会改革前進!大田区議会、政務活動費収支公開 開始!!
大田区議会で政務活動費※の収支状況の報告がスタートしました。
※画像は平成27年5月~3月のものです。PDF注意
今月より、大田区議会のHPにおいて政務活動費の各会派の収支報告の掲載が決まりました。
引き続き、今年度以降の分も収支報告が順次、公開されることになります。
区議会を客観的に見る上でも重要や情報であり、各分野ごとに、会派の使用額も掲載されているので会派ごとの違いも見え、区議会議員、会派の政務活動の支出の方向性、何にお金が掛かるのか?など参考になる部分が多くあるのではないでしょうか?
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23区最大、100億超えの残余額!?大田区の決算を見る
先日の大田区議会平成27年度決算特別委員会、最終日には会派を代表して、討論に立たせて頂きました。
大田区の財政について触れた為、その点についても簡単に報告を。
大田区の財政は経常収支比率の面から見ると、比較的、健全と言えます。
大田区の平成27年度の経常収支比率※は、79.7%。
一般に、自治体の経常収支比率は 75%程度が望ましいと言われ、80%を超えると財政構造は弾力性を失いつつあると評価されるという中で、79.7%と昨年よりも改善し、8割を下回った事は評価できます。
一般財源内での執行が予算に比べて増えており、特別区交付金や国庫支出金などの依存財源の割合が減少。自主財源内での予算執行が増えている事も評価できるでしょう。
災害などの不測の事態や少子高齢化社会の到来など、突発的な事態や今後の社会変化に対応できるよう、この水準を維持する為のご努力を引き続き行って貰いたいです。
※財政構造の弾力性を示す指数、固定費などの義務的経費等の割合、100%に近い程、固定費以外使えるお金が低い事を指す
一方で、大田区の一般会計歳入歳出決算額を見ると、歳入決算額が約2573億円、歳出決算額が約2446億円となっており、差額は約126億円、これは23区でも一番高い額となっており、加えて、繰越額等を除いた実質収支額は約105億円。
実質収支比率は6.6%となっており、適正と言われる3~5%を超えています。
ようは少し余り過ぎという事ですが、余れば良いというわけではありません。
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