Apr 15, 2017

大田区立下丸子公園における遊具事故について

先日、大田区立下丸子公園で起きた事故について、都市整備委員会に報告がありました。

全てが明らかになったわけではなく現在も調査中でしたが、私も委員として質問し、事故の状況を確認しました。

 

●事故の状況

事故の発生は平成29年4月6日 午後2時12分頃。

場所は区立下丸子公園(大田区下丸子4-21-2)。

児童4名がタイヤブランコと呼ばれる遊具で遊んでいるさなかに、吊り金具⑤が取れ、吊り部材(鎖)③および着座部(タイヤ)④とともに地面に落下し、怪我をした事故が発生。

 

 

公園でブランコ落下、女児4人けが 東京・大田

 

事故発生の翌日、大田区は区立公園にある類似の遊具を点検し安全確認を行いました。このタイヤブランコ、同様の遊具は区内にもう一か所、本羽田の公園にもあります。

 

怪我をした児童は4名とも軽傷でその日のうちに帰宅したという事でしたが、再発防止、原因究明が必要です。

 

 

●図①タイヤブランコについて

図②破損状況

 

 

こちらのタイヤブランコが設置されたのは平成19年。

昨年12月に部品交換をしたばかりという事で、周囲の方から不安の声も寄せられていました。

確認したところ、昨年交換をされたのは今回破損をした吊り金具部分ではなく、図1の③-④部分との事でした。

 

とはいえ、破損個所の⑤の吊り金具も平成26年12月に交換をしたばかりです。

2年半で破損してしまうような遊具が区立公園の遊具として適正なのか、調査も必要です。

 

●タイヤブランコの安全性はどうだったのか?

 

普通のブランコとは違った形をしており、友達と数人で乗るような遊び方も出来そうで、子どもが楽しめそうなタイヤブランコですが、確認したところ、定員の目安としてメーカーは1人くらい。

区も3人までだろうとしていたとの事です。

 

しかしながら、そうした定員について大きく表示をしていたわけではありませんでした。

まだ原因は特定されていませんが、定員を超える子どもが複数人で遊んでしまう事は容易に想像できます。

 

今回は不幸中の幸いとして、軽傷で済みましたが、子供の命の危険にも直結する事故が起きるかもしれないという事で、遊具そのものの安全性の観点からの存続させるかどうかの議論もあってもいいかと思います。

一方、私は何でもかんでも規制、撤去というのも良くないと思っており耐久性や事故の詳細も聞きたいと思っています。

 

●大田区の遊具点検状況

 

大田区は日常の目視での点検の他、業務委託された業者による専門的な視点からの点検を年1回行っています。

タイヤブランコによる事故は大田区内では初めてとの事ですので、更なる調査結果を待ちたいと思います。

 

 

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コメント1件

 下丸子父 | 2017.05.02 0:16

子供が下丸子公園でよく遊びますので、このブランコについてはかなり危険性があるなと常々感じていました。

ひと目見て、金具部分の信頼性に不安を感じたのと、タイヤの重さに遠心力が加わったときの衝突の危険性が容易に見て取れるからです。ですから、事故は案の定というところです。

また、見ていると、遊ぶのは子供ですから当然3人も4人も乗った上でブンブン激しく回しています。我が子も(やめるように注意はしていますが)そうやって遊んでいます。むしろそれが大多数によるスタンダードな遊び方になっているということです。ちょっとくらい注意したり看板を置いたところでやめるわけもありません。

さらに、なかには2歳や3歳の小さな子も混じっていますし、回っている途中にタイヤの真ん中から落ちて首を直撃するということも容易に想定できる仕様ですから、想像するだけでとても恐ろしい事態を引き起こす可能性が大きいとおもいます。今回、大事に至らなかったのがむしろ奇跡だというべきでしょう。

正直、この遊具は欠陥が大アリだと思います。遊具自体にも欠陥が大きいし、それを選んだ行政の判断にも欠陥が大きくあると思いますし、運用状況にも欠陥が大ありだと思います。

子供の命が失われたり、全身麻痺を引き起こすような重大事故が起きる前に、もう少し普通の仕様のブランコに、できるだけ早く交換することを求めたいと思います。おぎの先生のお力でぜひよろしくお願い申し上げます。

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