勝利が約束されていた解散?ところで解散権って?
こんばんは、おぎの稔です。
衆議院選挙も残すところ、あと数日となりました。
私の所属する日本維新の会は東京ブロックで、希望の党とのすみ分けにより、小選挙区で候補者を出さないため、比例区、東京全体での選挙戦となっており、議会日程も重なったため、その合間に応援に行っている所です。
様々なメディアの予想を見ると、解散直後から一転、与党、自民・公明党の勝利に近い形に収まりそうだとの予想が大勢を占めるようになってきました。
紆余曲折ありましたが、「民進党のピンチを狙った」との説の通りの結果になりそうです。
野党第一党だった民進党の分裂劇から、新党の立憲民主党の結党や希望の党への合流。
2014年のみんなの党の解党を議員秘書として見てきましたが、解散、選挙の持つ力の恐ろしさを改めて考えてしまいました。
さてその解散について、基礎自治体の地方議員としての考えなども合わせて、マンガにしました。
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解散は内閣総理大臣の専権事項とも言われています。憲法上の根拠は二つ。
憲法7条による解散:天皇の国事行為の一つとして,内閣の助言と承認により衆議院を解散することができる
憲法69条による解散:衆議院において内閣不信任案が可決されるか内閣信任案が否決された場合,内閣は衆議院を解散することができる
度々、議論になるのは憲法7条ではないかと思います。
そもそも、天皇陛下は国政に関与する権限を持たないため、総理の意志でいつでも実行に移す事が出来る、伝家の宝刀のように扱われています。
総理の専権というのは、こちらのイメージが強いのではないでしょうか?
しかし、マンガでも触れているように、この宝刀が政治の混乱、停滞を招いてしまっている可能性があると思います。
国政選挙には、多額の費用が掛かります。
衆議院選挙、前回2014年は約600億円とも言われました。
お金以外の面でも、地域の方々、自治体職員の方々の協力など、多くの人が関わるのが選挙です。
本来、選挙というのは重要な物なのです。
今回の結果のように自分の政権基盤を安定させるためかのような解散権の使用は、政治そのものを停滞させてしまうのではないかと考えていますが、皆様、如何お考えですか?
おぎの白饅頭トークイベントレポートvol.1 2017.5開催分
既に開催をしているトークイベントのアフターレポートの公開を開始しました。
こちらのシリーズ記事では、おおむね隔月で開催されております「おぎの白饅頭トークイベント」のダイジェスト版を、ご購入いただいた皆様にだけご報告いたします。
ダイジェスト版でも十分にお楽しみいただける内容となってはいますが、やはり現場の臨場感を味わっていただくことに越したことはありません。ダイジェスト版をお読みになって、イベントに興味を持たれましたら、ぜひお気軽にトークイベントへ遊びにいらしてください。
第1回テーマ「自殺/貧困/ポリコレ」 ゲスト:井村良英
詳細はこちら➡http://ogino-s.tokyo/2017/10/145/
月額会員に入って頂くと、月額の料金でレポートも読み放題になります。
月額課金マガジンについてはこちらを➡http://ogino-s.tokyo/2017/08/113/
【第4回】おぎの白饅頭トークイベント ゲスト:荒井禎雄(ライター),川奈まり子(作家,元AV女優)
【第4回】おぎの白饅頭トークイベント
ゲスト:荒井禎雄(ライター),川奈まり子(作家,元AV女優)
大田区議会議員・おぎの稔と白饅頭ことテラケイのトークイベントが今年から不定期で(たぶん隔月ペース)はじまりました!
毎回豪華なゲストを交えながら、政治・経済・社会・芸能・サブカルなどなど、ジャンルを問わずまったりした雰囲気のなかで語りあいます。
★日時 :2017年12月16日(土) 13:30~16:30(開場13:20)
★会場 :エムワイ貸し会議室 御茶ノ水(千代田区神田駿河台2-1-20 4F)
★会費 :おひとり2000円(資料代込み)
★ゲスト:
①荒井禎雄(ライター,実業家):表現問題や地域批評など幅広く執筆する。裏社会の事情にも精通し、時事問題について、内外からの情報収集を行い、SNS上での情報発信をも活発に行っている。
②川奈まり子(作家,コラムニスト,元AV女優 ):女子美術短期大学卒業後、出版社デザイン室勤務、フリーライターを経て31歳でAV界にスカウトされる。現在は作家・コラムニストとして活躍。
詳細・予約はこちらから➡http://ogino-s.tokyo/2017/10/140/
たちあがれ・維新・無印の会29年度第一四半期(5~6月)政務活動費支出 会計帳簿公開
大田区議会内会派「たちあがれ・維新・無印の会」の平成29年度第一四半期(5月6月)の会派の政務活動費の会計帳簿を公開します。
政務活動費は会派に対して支給される性質のものであるため、公開しているリストは、会派4名の区議会議員の支出を合算したものになります。
〇5月分
〇6月分
※事務所賃料など同じ項目を一月に何度も支出しているように見えるのは、4名の区議会議員の合作である為です。
議員一人当たりに支給される政務活動費が月額23万円×4名分で92万円
今四半期は2か月分となっていますので、184万円が会派に対して支給されました、
新会派の情報はこちら
新会派「無印」始まりました!
平成28年度決算特別委員会 しめくくり総括質疑
大田区議会の平成28年度の各会計を審議する決算特別委員会で、会派を代表してしめくくり総括質疑を行わせて頂きました。
取り扱ったテーマは
①コミュニティサイクル都心7区広域連携への早期参加について
②コンテンツツーリズムについて
③学校での色覚検査の取組について
④教育現場での児童・若者への自殺対策・生きる力の総合的な支援についての4つです。
それぞれの答弁や報告は後日、おこなわせて頂きます。
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オタク議員集団、マニフェスト大賞にまさかのノミネート!?
こんばんは。おぎの稔です。
マニフェスト大賞※という政策コンテストに超党派のグループで応募していたのですが、政策提言賞にノミネートしました。
自分でも驚いています。
グループ名は『オタク議員集団「ニュージェネレーション」』・・・。
・・・メンバーは渋谷区の鈴木けんぽう区議、中野区の森たかゆき区議、そして大田区議会議員の私、おぎの稔の合計3名となっています。
左:森たかゆき区議 中央:おぎの稔 右:鈴木けんぽう区議
第12回マニフェスト大賞ノミネート(優秀賞候補)は、応募総数 2,597件から選ばれたのは108件との事で、なかなかに狭き門。
・・・・本当にノミネートして良いんでしょうか?(苦笑)
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惨劇から一年。障害者施設への防犯設備補助が決まりました
障害者(児)施設等防犯設備設置補助金の新設が、大田区議会健康福祉委員会に報告されました。
まだご記憶にも新しいと思いますが、昨年7月26日未明に発生した神奈川県相模原市にある県立の知的障害者福祉施設に、元施設職員の男が侵入、刃物で19人を刺殺、26人に重軽傷を負わせた大量殺人事件。
この事件の犯人の身勝手な主張は、メディアを通じて拡散され、多くの障害を持った方やそのご家族、支援者に対して不安と恐怖を与えました。
障害者福祉を根底から否定する「優勢思想に基づく殺戮者の考え」を私たちの社会は断じて、受け入れる事は出来ません。
こうしたヘイトクライム。
特定の属性を持った方々への殺戮行為は、過去に、私達が犯してきた過ちでもあり、これを肯定する・・・時計の針を戻すような事は決して見過ごせません。
犠牲になった多くの方に哀悼の意を示すとともに、事件の被害に遭った方々の一日でも早い恢復をお祈り申し上げます。
さて、画像の通り、大田区で障害者施設への防犯設備設置補助金が新たに新設されます。
対象経費の2分の1の補助率で、上限30万円です。区内に対象施設は約150施設。
防犯マニュアルの策定が補助条件、マニュアルの精査は福祉部が行うという事で、私からはマニュアル策定にあたっては、しっかりと防犯の専門家の意見も聞くように要望しました。
障害を抱えた方へのテロ・殺戮行為がこの日本で二度と起きないよう、切に願っております。
【朝日新聞掲載】大田区はコスプレ発祥の地の一つ!
こんばんは。おぎの稔です。
今回は私が取り組んできたテーマの一つである、日本の若者や海外の方々にも人気のある『日本のマンガやアニメ、サブカルチャー』の中で、大田区とも縁のある「コスプレ」について私のコメントが朝日新聞に掲載された事をご報告させて頂きます。
この記事、朝日新聞の「ぶらりふらり」という連載記事の蒲田特集3回目で、新田神社やユザワヤが紹介されるとともに、コスプレと大田区との縁についても語られており、その中で議会でコスプレ文化について取り上げてきた、私も取材を受けました。
本文末尾に私のコメントが掲載されています、ご覧ください。
大田区はローマ字にするとOTAKUとも書かれてますね。何言ってるんでしょうかね。
私からは「言葉が通じない外国人とも分かり合え、多様性の確保にもつながる」とコメントを行わせて頂きました。
記事全体を読まれたい方は、是非電子版をご覧ください。
朝日新聞 2017年9月21日朝刊 28面より
コメントでも触れていますが、若者文化、日本のマンガ、アニメといったポップカルチャーは世代や言語の壁を飛び越え、共通言語になりつつあります。
こうした流れを活かすも殺すも、私達次第でしょう。
一つ一つは小さいかもしれませんが、私は、こうしたポップカルチャーには世代間交流や国際交流の場として、または居場所や地域づくりの場、観光や産業振興策として、まだまだ未発掘の可能性があると考えています。
区政全体から見れば小さなテーマですが、こうして議員が取り上げ続ける事で少しずつ、メディアも通じて自治体のPRが出来る事も今回、判りました。
コスプレ発祥の地の一つ、大田区の区議会議員として今後も活動を続けていきます。
【関連ブログ】
・賑わいの創出手段の一つ!?大田区がコスプレを助成対象の一つに
・びっくりするから通行禁止!?PiOの即売会、コスプレルールは?
記事の電子版はこちら
東京)神社で端麗 コスプレ発祥の地 蒲田
朝日デジタル 2017.9.21
〇今までの蒲田特集
ぶらりふらり
http://www.asahi.com/area/tokyo/articles/list1300152.html …
「政治を、もっと近くに。」議員の産休・育休問題から、議員をどのような存在として考えるか?【寄稿】
WOMAN SHIFT(ウーマンシフト)さんの女性議員の妊娠問題等を話し合う座談会に、先日参加させて頂きました。
議論をする中で思い当たったのは、制度の更新が現代社会に合致していない事も含め、「政治家という存在を有権者の皆様、また政治家自身がどのように捉えているのか?」「政治家がどのように活用される存在であれば、有権者の皆様の為になるのか」を考えていかなければならないという事でした。
投票自体が一部の特権的な権利だった過去を経て、市民の代表として、多様なニーズを捉えなければならなくなった現在の政治家像。
ライフスタイルも多様化し、国際化も進んだモデル無き時代の中で、政治家はどういう存在として、捉えられていくのか?
私自身はどちらかといえば、24時間とは言いませんが、昼夜土日関係なく仕事をしている議員にあたりますが、確かに子育て世代の同僚議員の話などを聞くに、大変さも伺い知れます。
今回、マンガも合わせて、政治山様に寄稿させて頂きましたので、是非、ご覧ください。
記事はこちら
24時間フル稼働型議員が子育て議員を排除する?議会で多様性は実現できるか
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参考ブログ:
「女性議員の妊娠」を巡る課題から、議員の在り方を考える
【大田区議会】海外視察についての反対討論
大田区議会第3回定例会で会派を代表して、北京市朝陽区・大連市親善訪問調査に伴う議員の派遣(中国)について、及び親善訪問調査に伴う議員の派遣(ヨーロッパ)について討論を行わせて頂きました。
議案はこちら➡http://www.city.ota.tokyo.jp/gikai/honkaigi_iinkai/honkaigi/h_29/3teirei/2903sonota.html
私は当選来、海外視察には不参加ではありますが、だからと言って親善訪問、視察そのものの価値を全て否定はしません。
しかし、現状のままの形には疑問を持っています。
例えば区長や議長だけが行く、実施は隔年にする、宿泊以外の費用、経費の限度額の設定などルールの明確化、使途の詳細の報告なども必要ではないかと思います。
昨年の報道でも大田区議会の海外視察が取り上げられましたが、区民の皆様からの疑問、疑念への払しょくに取り組むために、これだけの事をしたという成果を出せるように引き続き、取り組んでいきます。
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たちあがれ・維新・無印の会の荻野稔です。会派を代表して北京市朝陽区・大連市親善訪問調査に伴う議員の派遣について、及び親善訪問調査に伴う議員の派遣についての二つの議案に反対の立場から討論を行わせて頂きます。
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