政治資金収支報告書に「同人誌」!政治家の応援の新しい形?
こんばんは。おぎの稔です。
現職の市議会議員が、政治資金収支報告書の提出を10年間怠っていたとして、議員辞職をしたというニュースが流れました。
10年間報告書未提出で市議辞職|NHK 首都圏のニュース
(引用)
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川崎市の61歳の市議会議員が、10年間にわたって資金管理団体の政治資金収支報告書を神奈川県に提出していなかったとして、25日議員を辞職しました。
(中略)
法律上、政治資金収支報告書の提出は毎年必要で、提出しなかった場合は5年以下の禁錮または100万円以下の罰金が科せられます。
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「政治資金収支報告書」は主に政治家のおかしな支出、疑義があるようなお金の使い方について報道がされる際に、政務活動費と並んで取り上げられることが多いのではないかと考えます。
しかしながら、政治団体が活動をするうえで必要な物であり、適切に処理がなされていればなんら問題のある者ではありません。
法律上、政治資金収支報告書は中身に問題が無くても収入が無くても毎年、提出する義務があり、私の収支報告書も東京都選挙管理委員会で公開をされています。
現在公開されているのは、昨年28年分の報告書です。
昨年も多くの方からご支援を頂いており大変、感謝をしております。お陰様で様々な活動を昨年も行う事が出来ました。
さて、昨年の収支報告で一点ご報告させて頂きたいのは、コミックマーケット(同人誌即売会)参加についてです。
政治活動の一環として、昨年は同人誌を政治団体から発行させて頂きました。
分類は「機関紙の発行その他事業による収入」、種類にわざわざ同人誌と書く必要は本来なく、機関誌発行でかまわないのですがダメではないとの事ですのであえて同人誌発行(機関紙)と記載しました。
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色を間違える事がありますか?②大田区の取組について
こんばんは。おぎの稔です。
本日は先日、一般質問で取り上げた色盲や色弱と言われるような、色覚異常を持った方に対する自治体の取組についてご報告いたします。
参考ですが、先だっての決算特別委員会では学校現場の取組について取り上げました。
以前のブログはこちら➠色を間違える事がありますか?学校から消えていた色覚検査
質疑の中でも触れましたが、かつて色覚検査そのものが差別的な偏見の温床となりかねないという事も確かにありました。しかしながら10年以上、学校現場で色覚検査、色覚異常について取り上げられなくなったことの弊害は大きいものだと私は考えています。
色盲や色弱ともいわれる色覚異常は、ともすれば直ぐに命に係わる危険とは結び付かないと思われるかもしれませんが、進学・就職など様々な面においてまだまだ制限される事も多い課題であり、日常生活を送る上でも不便や影響もあります。
大田区ではカラーユニバーサルデザインについては、本年3月に策定の「大田区案内誘導サイン整備指針」の中にカラーユニバーサルデザインが導入されました。
このこと自体は評価すべきことですが、こちらはあくまでガイドラインであり、目の不自由な方、視力の悪い方に配慮した「見やすい文字、記号」の側面も強く実際の案内誘導サインや提示物には、色覚異常の方への配慮については、まだしっかりとは反映されたとは言い難い部分も多いのが現状です。
今回色覚障がいへの取組について質疑を行うにあたり、議会事務局を通じて東京23区と川崎市に調査を依頼し回答を得ましたので、参考にこちらに書かせて頂きます。
①学校での色覚検査の実施状況
大田区は平成28年度から保険調査票の設問に「色を間違える事はありますか」が追加されました。大田区を含め希望者に対して色覚検査、また色覚検査の受診を勧めている区が東京23区と川崎市の中では、21自治体。
残りの3自治体のうち一区は平成28年度から小学校長会を通じ、色覚検査の体制整備と案内周知を求めており、一区は平成30年度からの実施に向けて準備中との回答。「特に取組は行っていない」との回答が一区からありました。
②学校教育の場で色覚障がいや弱視の方に配慮した専用の教材や文具を使っているか
大田区含む東京23区と川崎市の24自治体のうち、専用の教材を使用しているのが6自治体、教材の導入はしていないが工夫をしていると回答をしたのが大田区を始め14区、使用しておらず特段工夫もしていないと回答したのが先ほどの一区を含め2区でした。各学校での対応の為一概には言えない、参考資料を送付しているが配慮の中身は把握していないとの回答も2区ありました。
③自治体のサイン計画等でカラーユニバーサルデザインへの配慮に関する計画や方針の策定を行っているか?
策定しすでに実施済みという自治体が大田区をはじめ11自治体、同様の文言を記載しているとの回答が1区、策定または検討中という自治体が3区。策定していない自治体が9区ありました。
23区と、大田区の隣の川崎市の間でもこれだけ違いがある事が判りました。先行事例を参考にしながらも大田区での対策強化を提言していければと思います。
●関連ブログ
色を間違える事がありますか?学校から消えていた色覚検査
大田区議会平成29年第4回定例会一般質問
おぎの稔政策マンガ第3弾 多様な個人を尊重しあう社会の実現編
【質疑】
最後に、多様なまちづくりについて質問します。
健常者にとって判別可能な色の違いが小さく感じられ、判別が難しくなること等から色覚異常と呼ばれる特性があります。特に男性に多く、日本人では20名に1人いると言われています。学校での健康診断の必須項目から色覚検査が削除され、2003年からほとんどの小学校で色覚検査が実施されなくなりましたが、一部の進学や職業選択の機会において現在も色覚による制限があり、色覚検査が義務から外れたことによって、自身の特性を全く知らないまま、突然就職や進学の場でその事実を知ることによって混乱を招き、苦しむといった懸念は残り続けていました。
2013年には日本眼科医会から現状に懸念を示す報告が行われ、色覚検査、色弱の方への配慮、支援の必要性が改めて見直され、大田区では28年度から学校の健康診断で色覚検査に対する検査票の配付が行われるようになりました。
学校現場で10年以上にわたって啓発、検査が実施されなかったことは、色弱・色覚異常についての社会的理解を停滞させてしまい、そうした課題があることへのアプローチの機会がこの間失われてしまっていたことを指します。
葛飾区では独自のガイドラインも作成していますが、この空白を社会全体で取り戻すためには、学校だけではなく、様々な機会における普及啓発などにもかかわる区の案内誘導サイン整備ガイドラインにおける記載や、区職員、地域への啓発も重要です。
平成29年3月に作成された大田区案内誘導サイン整備指針に「案内誘導サイン整備ガイドライン」の中でカラーユニバーサルデザインについての記載が行われました。どういった視点からカ
ラーユニバーサルデザインの導入となりましたでしょうか。案内誘導サインにおける見解をお示しください。
https://youtu.be/p-CKHJdDylQ?t=4s
【答弁・まちづくり推進部長】
私からは、カラーユニバーサルデザインについてのご質問にお答えいたします。
議員お話しのとおり、区は、平成29年3月に、誰にでもわかりやすいサイン整備を推進していくための「大田区案内誘導サイン整備指針」を策定いたしました。また、同時期に、この指針に基づく整備基準といたしまして、「案内誘導サイン整備ガイドライン」を策定し、今後は区が案内誘導サインを設置・更新する場合、本ガイドラインにより整備することといたしました。ガイドライン策定に当たりましては、ユニバーサルデザインの視点で障がい者団体や学識経験者などとともに検証を行っております。本ガイドラインは、誰もが見やすくわかりやすいサイン整備を進めていくための区職員向け手引書として位置づけております。ガイドラインでは、カラーユニバーサルデザインの考え方に基づき、視覚障がいの方に配慮した整備をすることが必要である旨、記載しております。
具体的には、明度、形状の違い、文字、記号などの併記により、色に頼らなくても情報が得られる工夫や見分けやすい色の組み合わせ等についてサイン整備の具体例を挙げて記載しております。本ガイドラインは、区民・関係者等に広く知っていただくため、現在、区ホームページに掲載しておりますが、カラーユニバーサルデザインの視点、整備方法等につきまして、今後も様々な機会を捉え、周知を図ってまいります。以上です。
オリンピック・パラリンピックと会場問題。大田区への影響について
メリークリスマス!
こんばんは。おぎの稔です。
クリスマス、皆様いかがお過ごしでしょうか?私は事務所で一人クリスマスを満喫しています。
さて、国内最大の展示場である東京ビッグサイトがオリンピック・パラリンピックに伴い利用が出来なくなる「ビッグサイト会場問題」について何度か取り上げてきました。
オリンピック・パラリンピック開催に伴う影響は、ビッグサイトだけではなく大田区を含む、他の都内の自治体にも影響の及ぶ話です。
メディアセンター(ビッグサイト)や競技会場などは流石に既に計画が出され、会場も確保されていますがこれからオリンピック・パラリンピック開催に向けて、様々な形で機運醸成や中継、応援、また警備や控え施設などの形で自治体の持つ施設などに協力要請が来ることは容易に想像がつきます。
また、施設のようなハコモノだけでなく区内の企業や団体、区職員の皆様にも協力要請が来ることも考えられます。
大田区議会の本会議、一般質問でその課題を取り上げるとともに、大田区はどのような認識を持っているのかを質問しました。
五輪という一大祭典に区民が参加できることはとても素晴らしい事で、子どもたちにとっても一生の宝物になるでしょう。
国全体、東京都全体で盛り上げていこうという事に水を差したいわけではありませんが、経常的な利用者や経済・文化・スポーツ活動、また区民生活などとの兼ね合いをどう考えていくのかも、自治体として考えていかなければならないと思っています。
大田区からも「急な利用の打診があった場合には、その申し出の必要性や既存の利用者への影響、区民にとって有効、効果的なものかを検討した上で総合的に判断してまいります。」という回答と共に「このような区民に影響のある事項については、特別区のオリンピック・パラリンピック担当部長会などの場を通じて東京都及び大会組織委員会にできるだけ早い時期での情報提供を求めてまいります。」と回答がありました。
オリンピック・パラリンピックが、区民の皆様が心から楽しめる祭典になるよう、今後も声を上げていきます。
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DOUJIN JAPAN2020?ビッグサイト会場問題続報
こんばんは。おぎの稔です。以前から、ビッグサイト問題について大枠の情報は以前から流れていましたが、正式に関係団体から情報が発表されました。
同人誌だけ、オタクイベントだけの話でもありません、造形物や就職説明会、展示会産業、セミナー様々影響はありますが、今回は主にオタクイベントを中心に解説します。
コミケ:2020年の会場問題が決着 GWに前倒し開催へ
以下 引用
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2020年の東京五輪で東京ビッグサイト(東京都江東区)の利用が制限される問題で、20年夏に開催予定だった日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)98」の開催時期が、ゴールデンウイーク(GW)に前倒しされることが23日、明らかになった。コミケがGWに開催されるのは初めて。
「DOUJIN JAPAN2020(仮)」と題したプロジェクトの一環として開催する。コミケを主催するコミックマーケット準備会に加え、他の同人誌即売会やキャラクターコンテンツの展示即売会をしている計7団体が連名で発表した。開催の詳細は後日発表する。
同プロジェクトは19年から20年にかけて全国で展開されるといい、「多くの訪日外国人の方々に同人誌を中心とするオタク文化をアピールするとともに、これまでとは異なる空間も創出することで、日本独自のサブカルチャーを結集し、情報を発信していきたい」としている。
コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲームなどのさまざまなコンテンツを扱う同人誌即売会。現在は8月と12月の年2回開催されており、毎回50万人以上が訪れている。2018年と19年は従来通りの開催予定だが、2020年の8月は東京ビッグサイトが五輪のプレスセンターなどに利用されるため、コミケの開催が危ぶまれていた。
——
引用終わり
大田区議会の質疑でも触れましたが、あくまで「ビッグサイト会場問題」は「コミケ」だけの問題ではなく、展示会、ひいてはビッグサイト以外の公的施設も巻き込んだ、東京、関東全体の大きな課題です。コミックマーケットさんだけの問題に集約して、事態を解決した気にしたいわけではないのでしょうが、知事の突然の発表など都側の進め方にも疑問があります。
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おぎの稔冬コミ情報3日目(日)東テ17a「オタギイン」
こんばんは。おぎの稔です。
告知が遅くなりましたが、冬のコミックマーケット(C93)の新刊の情報を記載させて頂きます。
政治家が実名で発行する議員や政治、選挙を巡るマンガ本です。
3日目(12月31日日曜日)
東テ17aサークル「オタギイン」
新刊:地方議員の事情本 (C93新刊)600円
既刊:地方議員の日常本vol.2 (C92発行) 600円
メロンブックス様で書店委託も始まりました。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=326339
comic ZIN様でも書店委託開始しています。
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=35223
●新刊
●既刊
冬コミで皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。
当日は寒さが予想されるので、防寒対策もしっかりとなさってくださいね。
無事に年を越すまでが冬コミです。
お品書き
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制度化に向けて、大田区での地域猫活動
こんばんは。おぎの稔です。
先日、大田区議会で質問した「地域猫活動の制度化」についてご報告させて頂きます。
いわゆる「地域猫活動」は飼い主のいない猫対策であり、糞尿などの環境被害の防止を始めとした、望まない猫の繁殖による住環境の悪化防止、弱い命を大切にする事により命の大切さを育む情操教育、人と猫(動物)との共生社会の実現などの一環として、各地で行われています。
地域における飼い主のいない猫対策については、ボランティア等の民間の活動のみに終始している自治体もあれば、制度として行政が何らかの形で関わりを持っている自治体もあります。
私は「地域における飼い主のいない猫対策」を大田区で制度化するべきだと考え、議会での質問を重ねてきました。大田区も各自治体の事例の研究、調査を行ってきた事もあって、今回、議会での制度化に向けて提言に繋がりました。
今後も制度化の実現に向けて、動きを議会の側から注視していきます。
●登録ボランティア型とモデル地域型
東京都下の自治体での地域猫対策制度は、おおまかに2種類あります。
一つは登録ボランティア制度。
地域において、行政が定める「飼い主のいない猫対策指針」等に基づく活動を行っている方を「登録ボランティア」として登録、行政が登録ボランティアの活動を支援し、地域における飼い主のいない猫対策を推進する制度で練馬や渋谷、荒川区等はこのような形をとっています。
メリットとして、猫ボランティアの方の身分が保証される事、個人のボランティアの方の活動がしやすい事。
デメリットとして負担、苦情などが集中しやすい事、時間の経過とともに地域とのトラブルが起こりやすい事が挙げられます。
もう一つはモデル地区制度。
飼い主のいない猫の問題を地域の環境問題としての視点に立ち、地域団体や地域住民達で作る団体が主となって、地域住民の理解と協力の下で、猫の適正管理、対策を行っていく制度で、品川、中野、板橋区などが採用しています。
メリットとして、活動に対して地域住民の協力が得られやすい事、個人の負担を軽減し、分担できる事、地域コミュニティが生まれる事。
デメリットとして地域住民、団体の理解を得るまで時間がかかる事、猫ボランティアの方個人、活動への支援が行われにくい事が挙げられます。
それぞれ一長一短で、制度が適した自治体、そうでない自治体もあるかと思いますが、私は大田区には後者の「モデル地区制度」が適していると考えます。
理由として、大田区は地域ごとの特色が強く、また町会自治会や商店街などの地縁団体が機能している自治体であり、地域猫対策を地域に根差した活動へと結び付けていく事が出来るからです。
モデル地区制度は、松原区長の掲げる「地域力」にも合致します。
●制度化の必要性と効果
今回の質問に至るまで、地域猫活動を始め、動物愛護活動を行っている個人、団体、施設の方と意見交換を行い、実際に保護活動の現場を見てきました。
その中で、活動が知られていない事、自治体からの認証、お墨付きを得てない事といった理由から、動物愛護活動をする方が直面する問題や地域の抱える課題についてお聞きする中で、制度化の必要性を感じていました。
制度化が行われ、活動が承認され、自治体や地域が協力していく事で、地域猫対策はもっと進んでいくだろうとの想っています。
登録ボランティア制度にしてもモデル地区制度にしても、行政が認可し支援をする以上、一定のルールが存在するため、自由さは無くなるかもしれません。
しかしながら、行政が認可し支援をする活動にしていく事で、活動が一般化され、様々な方が参画しやすく、また活動や活動への支援、広報、啓発への予算などもつけやすくなっていきます。
飼い主のいない猫対策を、大田区の地域の課題として捉え、今後も提言を続けていきます。
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聖地会議20「現役オタク議員に聞く ツールとしての議員」
夏に行われた日本SF大会でご一緒させて頂いた聖地巡礼プロデューサーで、埼玉県アニメイベント「アニ玉祭」総合プロデューサーを務めた事もある、柿崎俊道さんの発行する聖地会議20に私との対談が収録されています。
タイトルは「現役オタク議員に聞く ツールとしての議員」
アニメ等の聖地巡礼やコンテンツ振興、はたまた大田区のコスプレイベント、議員としての関わりなど色々とお話をさせて頂きました。
「聖地会議」は聖地巡礼・コンテンツツーリズムのキーマンと聖地巡礼プロデューサー柿崎俊道が対談する冊子です。
今までも官民問わず、様々な方と聖地巡礼、町おこしなどについての対談が行われておりますので、ご興味ある方は是非。
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政策マンガ15弾「蒲蒲(新空港)線編」
こんばんは。荻野稔です。
政策マンガ第15弾は、蒲蒲(新空港)線についてになります。
先日、ブログで現在の状況と懸念をご報告したところ、様々な反応も頂きました。
蒲蒲線・新空港線計画については、区からも地域・団体への説明も行われ、区民に向けた広報なども区庁舎やパンフレット、イベントなどで行われてきました。
事業者や自治体、国の負担の問題、運営主体の課題、沿線の課題など様々な課題もあり、交渉中の事やこれからでないとできない事があり、現時点で答えられない事も多くあることは私も認識をしております。
ですが、そうした状況にありながらメリットや今後の大まかな展望を広報・PRし過ぎた事も課題ではないかと思っています。
九州でのフリーゲージトレインの実験失敗、計画の収支、工事費への懸念。
蒲田周辺、また多摩川線沿線への影響、運行本数の課題などの「デメリット」「懸念」については交渉中の事等で答えられない、実際にまだ決まってない。
でも「蒲蒲線(新空港線)は良い事業」、「大田区、首都圏の発展に寄与する」・・・では、特に影響を受ける地域の方から不安の声が出るのは致し方の無い事です。
マンガにもあるように、松原区長からも「不安を払拭できるよう、整備主体とともに、より丁寧な説明を行ってまいります。」との答弁を頂きました。
東急多摩川線・池上線沿線民として、引き続き、議会での議論に参画していきます。
★先日のブログ
蒲蒲線(新空港線)はまず、地域の不安の声に応えよ
●関連ブログ
●代表質問
●蒲蒲線
蒲蒲線(新空港線)はまず、地域の不安の声に応えよ
多摩川線沿線は?蒲蒲線(新空港線)計画と経済効果。
●過去の政策マンガはこちら
大田区議会議員 おぎの稔公式サイト
実際の所、大田区はどう思ってるの?聖地巡礼とコスプレ
こんばんは。おぎの稔です。
大田区議会で取り上げたコンテンツツーリズムやコンテンツ産業、ポップカルチャーの支援についてご報告いたします。
聖地巡礼やコンテンツ産業、また大田区が発祥の地の一つとメディアでも取り上げられている「コスプレ」について、区はどのように認識をしているのか?
質疑&答弁は、ブログ下記に載せておりますのでご参照ください。
・ロケ地支援について
昨年公開された、シン・ゴジラの舞台の一つが大田区だったことは皆様、ご記憶かと思います。特にゴジラの第二形態、通称「蒲田君」の何とも言い難い造形も合わさって話題となり、大田区も銭湯などと連携し、企画をおこないました。
シン・ゴジラ以外にも昨年以降、多くのドラマなどの撮影が大田区で行われている事も、答弁で明らかになりました。
具体例を挙げられるまで、恥ずかしながら大田区が舞台とは知らなかった作品もあり驚きました。
私の事務所は武蔵新田にあるのですが時折、商店街や新田神社さんで撮影が行われているのを目にします。
大田区が様々な作品やメディアに登場する区であるとの認識も広めていきたいと考えています。
・ポップカルチャーと行政
コスプレは大田区だけでなく、23区でも豊島区、中野区。都道府県では愛知県や大阪府、沖縄県を始め多くの自治体で行政との何かしら協力をしたイベントが行われていますが、コスプレ以外にも、マンガ、アニメ、ゲームなどのポップカルチャーと関連したイベントが、様々な自治体や団体の協力の下で開催をされるようになりました。
単発のイベントを予算を掛けて行っていけば良いというわけではなく、そのイベントを通して何を期待するのか?
住民にどのようなメリット、効果があるのか?も重要ではありますが「マンガやアニメは人々を繋げる為の魅力的な交流ツール」との大田区からの返答にある通り、こうしたポップカルチャーも認識が広まり、地位が向上してきたように感じています。
特に羽田空港を擁する大田区は国際都市を標榜している事もありますので、若い方を中心に国内外との交流ツールとしてどのようにポップカルチャーを活かしていくのかも重要な視点になっていくのではないでしょうか?
コスプレについて、区の側から「撮影会を目にするようになってきた」との答弁には少し驚きましたが、メディアでも取り上げられてきた事で「大田区」と「コスプレ」が結びついてきたのではないでしょうか?
観光・文化の視点からも集客力のある魅力的なコンテンツであり、今後も取組を進めていくという前向きな答弁も頂きましたので、文化や観光振興、街の賑わい、交流といった視点から、今後もポップカルチャーやコスプレ、聖地巡礼については取り組み、提言を進めていきます!
せっかくなので、自身のコスプレ写真を。実際に参加しています。
写真は以前の蒲田西口商店街様のイベントで行った、アンデルセン神父(ヘルシング)のコスプレ
別のコスプレ時のメイク中の画像。カラーコンタクトに初挑戦でした。
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SNS発のトークイベント、共催を得て来年も走り抜きます!
こんばんは。おぎの稔です。
5月から友人でライターのてらけい氏と開催をして来ました、SNS発のトークイベント「おぎの白饅頭トークイベント」は昨日、16日に第4回の開催を行い、無事に終了いたしました。今年は27日にビッグサイト会場問題をテーマにした特別編のイベントを残しておりますが、そのイベントを最後に、本年の開催は終了となります。
「おぎの白饅頭トークイベント」は、インターネット上で特に話題になるポリコレ(ポリティカルコネクトレス、政治的正しさ)等の社会問題、特に表立って声を上げづらいテーマについて、ゲストと録音、撮影禁止の場で語り合うトークイベントであり、5月から隔月ペースで4回、開催をして参りました。
この度、日本政策学校様とご縁があり、共催で来年からはこのトークイベントを開催していく運びになりました。今まで以上にたくさんの方と、しっかりと話し合い、議論をしながらも今まで通りのゆるく楽しい場を維持していくよう、努力をしてまいります。
SNSを起点したこうした場が、どのような動きに繋がっていくのか私自身もとても楽しみです。党派、政党、議会の枠を超えて様々なテーマを楽しみながら学んでいきたいと思っておりますので、関心のある方は、是非ご参加ください。
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