コロナ禍における地方議員の役割とは~バーチャルコミュニティを設立しました。
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。
さて、昨年から起きているコロナ禍は収まりそうもなく再び緊急事態宣言が出される状態となりました。区民の皆様の生活、区内での商売、経済活動、社会活動にも大きな影響を与えています。このコロナ禍で私達地方議員に何が出来るでしょうか。議員が条例を提案することもありますが、それほど多いわけではなく、大半の議案は区長提案、行政が提案してくるものです。議会は皆様からの意見をもとに区の政策、予算執行を批判したり議論したり、承認したりします。区役所は決まったことをしっかりと執行し、皆様の日常生活を支えます。首長(区長)はそのトップです。
議会での提案、批判などの議論も仕事です。しかし1人の首長と違い、例えば大田区議会議員は50名います。議会は全員の数をもって、首長と両輪、対峙する存在です。首長や役所とは別に出来る事は何があるでしょうか?
私はその一つにコミュニティを築き上げることだと思います。議員は選挙で選ばれます投票してくれた方は縦、横、何かしら決まった組織に所属しているわけでもありません。投票してくれた方全員を知っているわけではありませんが、支援してくれる方々の力を上手くつなげて、よりよい区の発展、個々人、コミュニティ、そして社会の利益を作り出すこと。それも議員の役目ではないかと思っています。
※画像は、マスコットキャラクターのVtuberのおぎの稔ちゃん・改です。
私は年初より、discordという通話とチャット機能を持ったアプリケーション上に「バーチャル大田区」という仮想のサーバー(集落)を作成しました。招待性にも関わらず、作成して1週間で3900名以上の方にご参加いただきました。
discordについてはこちら
発足してわずか一週間ですが、かつての会員交流サイトmixiや匿名掲示板2ちゃんねるを彷彿させると評判をいただき、通話のできるボイスチャットでは24時間誰かしらお話をしているという環境になっています。趣味、仕事、地域、様々なテーマをもとに情報交換もできる一種のコミュニティのような形で運営がされており、コミュニティ運営も会議を行い進めています。かつての政治家の後援会が似た役割を果たしていたのかもしれませんが、一地方議員としてインターネットを活用した新しい形でのリアルとバーチャルの入り乱れたコミュニティ作りを今後も進めていきたいと思います。