Nov 22, 2019

問題はどこに?区の保養所とAV使用の過去

 こんばんは。大田区議会議員のおぎの稔です。

 今日は、東急線の乗り換えでも大田区民の皆様もよく訪れるであろう、渋谷区の話題です。渋谷区が購入し、保養所にした施設が過去にアダルトビデオの撮影に使われていた事を問題視し、区議の方が訴訟を起こしたことに対し、東京地裁が請求を棄却した事が報道されました。施設としての問題、他課題はあるかもしれませんが現状、報道以上の事は判りませんので、報道について私の考えをお答えします。

 宿泊施設として利用を許可していた、または区民に貸してる横でアダルトビデオ撮影にも貸していて苦情が来た、というのであれば議論を呼ぶのは判りますが、過去の経緯を基に違法、穢れのように扱い、不適切と断じる事は職業差別にも繋がり、危険です、行政(渋谷区)も問題ないとし、裁判でも棄却された事は良かったと思っております。

 個人的にそれを心苦しく、どうしても使用をしたくない、という方はいるかもしれませんが、他にも渋谷区の保養所があるのであれば、他の保養所をご利用いただくというのも選択肢ではないでしょうか?

 少し過剰に反応し過ぎのように思います。皆様、如何お考えでしょうか?

AV撮影の旅館購入は適法 渋谷区保養所めぐる請求棄却

 

 東京都渋谷区が、アダルトビデオの撮影に使われたことがある静岡県内の旅館を高額で購入し、区民向け保養所にしたのは不適切で違法だとして、堀切稔仁(ほりきり・ねんじん)区議が区側を相手取り、購入や運営にかかった総額約9億3500万円を当時の区長らに請求するよう求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、請求を棄却した。

 森英明裁判長は「撮影の事実が報道された後も、稼働率は会社・団体の宿泊施設の全国平均を上回り、保養所として問題なく利用されている」と指摘。「撮影で不動産価値が下がったとは言えない」とも述べ、購入は区長の裁量の範囲内で、手続きに違法はなかったと結論付けた。

 判決によると、区は平成26年に静岡県河津町の旅館の土地と建物を1億1000万円で購入し、保養所「河津さくらの里しぶや」を開設した。18~25年に複数回、アダルトビデオの撮影に使われていた。

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