ユースデモクラシー推進機構の政策フェローシップ始動。
大田区議会議員のおぎの稔です。
20代当選議員の会でもお世話になっている、一般社団法人ユースデモクラシー推進機構様の政策フェローシップがスタートしました。
詳細はこちら→http://youth-democracy.org/topic/fellowship_180831
政策フェロー一覧はこちら→http://youth-democracy.org/#fellowship
(おぎの稔もフェローのメンバーです)
以下、引用
一般社団法人ユースデモクラシー推進機構は、党派や地域を越えた地方議員同士の交流を促し、未来志向の地方議員をエンパワーメントする事を目的として「政策フェローシップ」の編成を開始し、随時選任を行って参ります。
政策フェロー間の、政策研究、政治活動や議会外の社会活動等、あらゆる知見やノウハウ、ネットワークを共有し具体的な成果に繋げることで、新しい地方議員像を世の中に示す事を目指します。
対象者となる条件は次の通りです。
<対象者>
・「未来がその胸中にある」現職地方議員(年齢不問)
・YDPAの価値観に賛同し、次の政策スタンス全てに同意できること
-未来世代のために政治をやりたいと思っている
-財政問題に対して大きな問題意識を持っている
-テクノロジーを活用した公共領域の課題解決に積極的
-地方自治権の拡大に積極的
-行政機関の情報公開に積極的
以前の記事はこちら
・【20代当選議員の挑戦】第4回 「マンガ」で政治をもっと身近に。「オタク議員」が目指すまちづくりとは
視察報告 福岡市のゲーム産業振興について
大田区議会議員のおぎの稔です。8月28日から30日までの3日間。大田区議会地域産業委員会の視察で、九州方面に行ってきました。本日は2日目に訪れた福岡市でのクリエイティブ関連産業におけるゲーム産業振興についてご報告します。
参考:福岡ゲーム産業振興機構
〇福岡市を巡る環境
福岡市の関わる特徴的な事業としては、福岡ゲーム産業振興機構が取り組むゲーム関連企業へのインターンシップ、学生及び一般アマチュアを対象としたゲームコンテスト、海外展開やイベント事業などがあります。ゲーム企業の集積では10年前とくらべ市内のゲーム企業の企業数は12社から31社(2・5倍)、従業員数は約400名から約1400名と(3・5倍)増えています。なぜこれだけの成果が得られたのでしょうか?福岡市の置かれた環境にも理由はあります。
福岡市は海外20都市への定期航空路線を持ち、東京にも上海にも90分福岡空港にも博多駅から約5分で行けるという恵まれた環境にありました。若者・女性が多く、政令都市の中で人口に占める若者率(15~29歳の割合)19・2%、15~29歳の内の女性の割合51・3%と共に1位。更に人口千人あたりの学生数51・8人(政令都市中2位)となっていました。市内には約7万人の学生が住んでおり、理工系や専門学校などの教育機関も充実していました。他にもリーズナブルなオフィス賃料、生活満足度の高さ、アジアへの交通拠点としての好条件を福岡市は持っていました。
東京都でも、羽田空港に隣接する大田区を含んだ城南地域には、参考に出来る事は多いのではないかと思います。
〇なぜゲーム産業なのか
福岡市はクリエイティブ産業としてゲーム・音楽・アニメ・映像・デザイン(ファッション)の5つを大きく押し出しています。若者が多いなど前述の要素も大きいのですが、ゲーム産業をはじめとして、クリエイティブ産業の支援に大きく乗り出したことには別に事情がありました。
福岡市も大田区と同様、物つくり、製造業が盛んな都市ではありましたが、時代の流れと共に製造業の力が段々と落ちてきました。人材流出の進行や新たにハードの整備も行うのも難しい中、目を付けたのが情報産業の集積だったとの事でした。先に市内ゲーム関連企業と九州大学との連携といった産、学連携が生まれ、そこから行政の連携へと広がっていったと聞きます。市内に教育機関が揃っている事や、ゲーム関連の大手企業からも協力を得られていた事、市の置かれた交通などの環境や若者多い街としての特徴などがうまく機能したのではないでしょうか?
このあたり、東京23区特別区だと事情が異なるのですが、市の場合は、企業数の減少などは直接市の税制に大きな影響があります。都区財政調整制度※の影響で、大田区を始めとした特別区は区が頑張っても、なかなか区の実績、税収に結びつきにくい課題がありますね。
※市町村が徴収する税の一部を23区の場合は都税として都が集め、各区の財政事情に応じて財政調整交付金として振り分けられる。23区の行政サービスの水準化を図るといった意味もあるが、一方で港区のように交付されない区があったり、区の努力、実績が税収と言う結果に結びつきにくい課題がある。
〇行政はあくまで行政としての役割、支援を行い民間の力を応援する
市を上げて大きな取組を見せているように見える福岡市。とはいえ、当然のことながら何でもかんでも協力、お金を出しているわけではありません。市としても人材育成、雇用創出、PRといったあくまで産業政策としての協力、支援であり、お金などの協力はそれらの部分への支援として行っているという事です。なし崩し的になってしまいそうな中、当初の目的を曲げないというのも大切ですね。
また、市としても多くを注文、求めるわけでもありません。毎月、GFF(GAME FACTORY FUKUOKA)※という市内のゲーム関連団体での会議に参加、民間が課題に思っている事、テーマを抽出し改善に向けて取り組んでいるそうです。行政からなにをしてください、またこれをやってくれというのではなく、民間がやりたい事を応援していく姿勢。言うは易く行うは難しではあるのですが、こうした姿勢を貫いている事にも成功の理由があるのではないでしょうか?
※会長は株式会社レベルファイブの日野氏、他に株式会社サイバーコネクトツー様、株式会社ガンバリオン様などが参加。大田区のアプリコで開催されている、東京ゲームタクトの運営に関わっている株式会社ノイジークロークさんも加盟しています。
〇ゲーム脳や教育の面への配慮と対策
当時からゲーム脳などの意見、議論はあったそうです。市教育委員会でのインターネットやメディアリテラシーなどの啓発を行うとともに、あくまで産業振興。雇用創出、人材確保のための事業として行っているという立脚点に立っているといるという事を明確にしているそうです。市内の子ども達の憧れの産業でもある事から理解を求めてるそうですが、当時の議事録を読んでも議会でも特にゲーム産業を支援する事への反発などはなかったそうです。
福岡市の取組には、人材流出を防ぐ、また人材、産業の集積といった目的もありました。他方、東京には黙っていても人が来やすい、消費行動が行われやすい環境はありますが、コストや環境面など課題もあります。東京・大田区に居続ける、仕事をし続けるメリット、意義もしっかりと提示していく必要があるのだろうと、今回、改めて認識を強めました。
大田区も似た環境、そうでない環境双方ありますが、上手く区政の発展に活かせるよう区議会での発信の参考にさせて頂ければと思います!
こぼれ話 山梨で桃狩りをしてきました
おぎの稔です。先日、山梨県に行ってきました。そこで知人の実家の管理している桃林で桃狩りを体験させて頂きました。
桃をその場でかぶりつくという食べ方も、なかなかできるものではありません。東京と違い気温も低く、過ごしやすい気候。ヒートアイランド現象の辛さに、想いを馳せていました。
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9月24日(月)に区政報告会を開催します。
平素よりお世話になっております。大田区議会議員のおぎの稔です。本日は区政報告会のご案内を行わせて頂きます。
2015年の統一地方選挙で大田区議会に押し上げて頂いてから3年が経ちました。地域の代表の一人として、議席をお預かりしてから本日までの間、議会内外で積極的に活動・発信を行い、昨年5月には区議会議員4名による新会派「たちあがれ・維新・無印の会」を結成、幹事長に就任しました。最近の大田区の動きやこれまでの活動など、皆様にご報告させて頂ければと思います。ご家族・ご友人をお誘い合わせの上ご参加ください。ご参加お待ちしております。
日時:平成30年9月24日(月・振替休日)19時~20時頃 開場(18時半)
会場:大田区民プラザ 小ホール
〒146-0092 大田区下丸3-1-3 東急多摩川線「下丸子駅」下車1分
参加:無料
お申込み:不要 どなたでもご参加頂けます。
※飲食を伴う集会ではございません。ご承知おきください
お問い合わせ:090-9232-2059(荻野携帯)メール:info@ogino.link
公文書は区民の共有財産、大田区の管理もしっかりと!
大田区議会議員のおぎの稔です。今回は大田区議会本会議で質問をした公文書管理について、です。国においても防衛省の日報問題、森友、加計学園問題などニュースとして大きく取り上げられましたが、地方自治体でも公文書を巡る様々な不祥事や課題が起きています。
地方自治体でも起きたこれらの出来事は何が問題だったでしょうか?行政職員の仕事の点から保存しておくべき文書が無かった、誤まって廃棄してしまった。これは問題だという事も理解出来ます。しかし公文書を巡る問題はそれだけではありません。「公文書等の管理に関する法律」においても規定されておりますし、行政事務が皆様の税金で行われている以上、そこで作成された公文書、行政事務における決定、契約、歴史、意志決定に関わる者、その他資料などは職員の仕事の為の文書だけではなく、区民の皆様の大切な共有財産であると言えます。その管理が杜撰、また誤って廃棄されてしまったのであれば、大きな問題なのです。
では、どうすればそうした事態を防げるでしょうか?大田区に文書管理についての規定はありますが、公文書管理条例、公文書館は存在しません。公文書が現在、未来の大切な財産であり、職員から見た今の職員の仕事、未来の後任者の為の文書という事以外に、情報公開条例や個人情報保護条例に基づく請求に対応する為と言った、現在、そして未来の住民の為に必要なものである事からも、しっかりとした対応を取る事が必要ではないかと考えます。
大田区の文書保管についての基準を見ると、文書の長期保存の判断は、所管課の裁量によるところが多く、建物・施設についての書類も「区の施設に関する図面」とあるものの、他はどこまでが該当するのはわかりにくい基準となっていました。情報公開請求の増加や公文書の管理について、区民から厳しい目が寄せられている昨今、区民から見ても判り易い基準、体制をとるべきであり、外郭団体などの法人文書の保存についての規定も合わせ、大田区の文書管理の規定も変えていく必要があると考えています。皆様、如何お考えでしょうか?
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9月19~20日は武蔵新田ちょい呑みフェスティバル!
こんばんは。おぎの稔です。第一回からお手伝いさせて頂いている武蔵新田ちょい呑みフェスティバル。いよいよ第10回目となりました!第10回武蔵新田ちょい吞みフェスティバルは、9月19日(水)、20日(木)の2日間の開催となります。お店を3件回って、はしご酒!是非、お楽しみください。当日、私もお手伝いに参加予定です!
武蔵新田ちょい呑みフェスティバル FBページ
https://www.facebook.com/musashinittachoinomi/
(以下 引用)
♪
ちょい吞みフェスティバルとは…
3枚つづりのちょい吞み券(2500円)を使って
武蔵新田の商店街の参加店舗の中から3軒はしご酒できる
お得で楽しいイベントです。
各店舗で1ドリンク1フードの「ちょい吞みセット」に
舌鼓を打つことができます♪
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大田区のIT化推進と職員のIT環境改善を提言しました!
大田区議会議員のおぎの稔です。「行政のICT化」と言う言葉が使われ出して久しくなっている一方で、大田区役所はどうなっているか皆様、ご存知でしょうか?今回は、大田区の情報化対策と共に、区職員の皆様のおかれている環境について、先日の区議会での質問を紹介します。
私自身、職員の方からお話を聞く中で、大田区役所内のIT利用環境がとても不便であると言う事を聞いていました。特に管理職以外の、一般職員の利用環境は制限が強く、個別のPCでの外部環境接続に難があるだけでなく、別途パスワードを添付するZIP付きのメール、クラウドなどは利用せずいちいちUSBで持ち運び共有を行わなければならないファイルなど、手間が多いそうです。効率化、簡素化は場合によってはセキリュティの問題との兼ね合いも出てきますが、改善する余地が全くないのでしょうか?
総務省の示したモデル導入により、旧来一つにまとめられていたシステムが、区民情報、内部情報、外部情報と3つにわけられるなど、情報流出に対してもシステム面での対策もなされるようになった昨今、状況の変化などにも対応し利用環境改善を行うべきではないでしょうか?
「今のままでも不便だが出来るではないか」という意見もあるでしょう。やはり情報流出、不祥事と言った事も人が扱うものである以上0ではなく、一定の対策、セキリュティは常に必要です。一方で新技術導入による業務効率化や、その技術を扱う職員の利用環境の改善は目先のスピードアップ、業務負担の軽減だけでなく、将来的な大田区の行政運営能力の強化や、より注力が必要になってくる多様化、多層化する福祉、教育分野への、区の対応力強化にも繋がっていきます。
職員の皆様には、セキリュティ研修や民情報を扱う際の正しい取り扱い、心構えをしっかりとご理解頂いたうえで、技術の進歩、対策強化に沿った環境で仕事ができるようにするべきだと言う事を区議会で要求しました。質問の前日の区長の挨拶でもICT化、区職員の環境改善については言及がありましたが、掛け声だけではなく予算措置も含めてしっかりと反映されるよう、区に要求をしていきます。
質問はこちら→https://ogino.link/2018/06/6036/
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大田区でも保育園の「使用済みオムツ持ち帰り」廃止を!
大田区議会議員のおぎの稔です。今回は、大田区議会で取り上げた「使用済みオムツの持ち帰り問題」についてご報告させて頂きます。この問題はメディアでも取り上げられ、東京23区でもそれぞれの区で対応が違い、話題となっていました。
今でも続いている理由として、布おむつ時代の慣例「使用済みオムツの排泄物を見て子どもの健康状態を把握する」という事があったようですが、様々な技術が進歩した昨今、排泄物を見なくても子供の健康状態は把握できるのではないでしょうか?
また、排泄物のついたオムツを保管し持ち帰る事が衛生的と言えるでしょうか?子供も保育園に通っている間に何枚もオムツを消費します。オムツを変えてから、数時間以上放置されれば、その分雑菌は繁殖しますし、オムツを取り違えて持ち帰る事で感染症などのリスクもあります。
議会事務局を通じて、調査を行っていただいたところ、大田区では認可保育園のうち「区立直営保育園32園で全てオムツを持ち帰る事」になっており、公設民営の11園では、「園での処理が6、保護者に持ち帰えらせている園が5園」でした。
東京23区では条件付きも含め、認可保育園のうち、区立直営園ですべての園でおむつを処理する区が10区、全て持ち帰らせている園が13区です。
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おぎの白饅頭トークイベント a2see氏、丹治吉順氏
恒例となった、SNS発のトークイベント、次回は10月8日月曜日(祝日)に行います。テーマは「バーチャル」な世界を生きる――Vtuber,VRアバターの衝撃」
時代は代わり、Vtuber,VRアバターが話題になってきました。では、実際にヴァーチャル活動の世界とはどうなっているのか?
どのように時代はこれから変化をしていくのか?おぎの白饅頭イベントもヴァーチャル化できるのか?ゲストには、Vtuber黎明期からの「考察勢」であるa2seeさん、ボーカロイド・初音ミクムーブメントを作り出した一人でもある朝日新聞記者の丹治吉順さんのお二人をお招きして語り合います。是非ご参加ください。
おぎの白饅頭トークイベントvol.12「バーチャル」な世界を生きる――Vtuber,VRアバターの衝撃」
会場:ワイム会議室四谷三丁目ルームD+E
(東京都新宿区四谷3-12 丸正総本店ビル6F)東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅 1番出口 徒歩1分
日時:平成30年10月8日(月・祝)14時~16時30分(開場13時30分)
会費:2000円(前売り券※8月21日まで)
一般券2500円 共に(飲み物・軽食付き)
ゲスト:
a2see
twitter: @a2see
肩書:[バーチャルツイッタラー、株)アットファイブ代表
丹治吉順
Twitter:@tanji_y
朝日新聞記者
ナビゲーター:テラケイ(ラジオパーソナリティー,ライター)@terrakei07 おぎの稔(大田区議会議員)@ogino_otaku
詳細はこちら→http://ogino-s.tokyo/2018/08/236/
お申込みはこちら→https://peatix.com/event/419041/
途中入退場自由
イベント中の撮影や録音はご遠慮ください。
【セキリュティの協力のお願い】
※入口で簡単な手荷物検査を行います。
共催:日本政策学校
主催:株式会社おぎのと政治
※時間・会場変更の際は、こちらに記載いたしますのでご確認下さい。
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記事紹介:大田区区議が「東方」二次創作本をコミケで頒布
こんにちは、大田区議会議員のおぎの稔です。
この度はネット上の旬な情報を国内外から、ジャンルを問わず、幅広く紹介するWebメディア「ねとらぼ」様から取材を受けた内容が記事になりましたので、ご紹介いたします。
コミックマーケットに参加することについて、その理由や政務活動との両立など、お答えしました。宜しければ、ご覧ください!
ねとらぼ様はこちら
記事はこちら
大田区区議が「東方」二次創作本をコミケで頒布 サークル参加の理由や政務との両立などいろいろ聞いた(ねとらぼ)
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