誹謗中傷へ対する裁判についてのカンパを募集します。
大田区議会議員のおぎの稔です。今週初めにツイッター(x)で私の妻のツイートが炎上しました。
荻野稔区議、妻への批判に抗議 「赤いきつね」への言及が容姿批判に発展「結婚式の写真を侮辱の道具に」
妻の発言もまた物議を醸すものだったかもしれませんが、私人である妻のツイートに対して、社会通念上許容される範囲を超えた誹謗中傷、妻の結婚式の時の写真などを使用して侮辱するような投稿が多く行われることとなりました。中には放送禁止用語のようなものや人格を否定するようなものもたくさん混じっており、私人に対してこのような誹謗中傷を行うことは、とうてい許されるような行為ではないと考えています。
先日は兵庫県知事選挙をめぐっては自宅前での街宣が行われたり死者を出したりもしましたが、私の妻も寄せられた多くの誹謗中傷に心を痛めておりました。
政治家の家族は私人です。国を代表した外交に立ち会う総理大臣夫人(安倍昭恵氏)でさえ、私人と認定されているのですから区議会議員の妻が公人にはなりません。こうした政治家の家族への攻撃が許されてしまえば、政治家の成り手もいなくなり、また政治家が一部の人と対立するような政策を訴えることができなくなります。
元々、表現の自由を擁護する立場でもあるので悩みましたが、今回は弁護士とも相談のうえで特にひどいものに限定して開示請求および損害賠償を行っていこうと思います。
既に代理人となる弁護士とは相談を始めており、寄せられた投稿を精査の上で仮処分、または開示命令といった形で特定を行っていただきます。開示請求、損害賠償の裁判を行っていくには多額の費用と事務的なコスト、時間もかかります。皆様からのご支援をいただきたく思います。
今回の件についての都民ファーストの会の尾島幹事長のツイート
【今回の行動へのカンパ、ご支援を募集します。】
①使用目的 裁判にかかわる諸経費
〇見積もり例(あくまで参考となります)
①弁護士費用
・(発信者情報開示請求) 着手金30万円 対象アカウント二つ以上の場合、一件につき+10万円
・特定された加害者に対する損害賠償請求
着手金 20万円 報酬金:回収した金額の16% ※1人あたり
②訴訟費用(印紙代他、裁判所に払う手数料などの実費)
印紙代、郵送代、代理人等の交通費、宿泊費、印紙代など、書類の作成提出費用
③事務経費 誹謗中傷内容のとりまとめ、書類作成費用、調査費用など
④振込手数料
②裁判の目的
政治家、またその家族に対する誹謗中傷として、私(公人)や妻(私人)に対する権利侵害への抗議とともに損害賠償を行います。そのためにまず開示請求を行います。ネットでの誹謗中傷が問題とされて久しい昨今。その社会課題の解決のために裁判に対する手続き、費用なども含めて事例を収集し公開し政策として活かせるようにします。最終的には皆様への報告を兼ねた裁判本を作成いたします。
③振込先口座(この目的のために使用する口座です。)
PAYPAY銀行(銀行コード0033) かわせみ支店(カワセミ)普通 007-4159700
注意事項:政治資金規正法の関係で、公職の議員、候補者等は匿名での寄付を受けられません。下記をよくお読みのうえ、ご対応ください。
・寄付の方法
メール:info★(★をあっとマークに変える)ogino.link当てに①氏名②住所③電話番号④メールアドレス⑤金額⑥お勤め先を記載の上送信してください。その後、決済を行っていただければ幸いです。(メールの返信は待たずとも結構です。追って、受け付けた旨のご連絡を行います。)
または下記のリンク先のフォームから注意事項をよく読まれたうえで必要事項を入力し送信してください。裁判のためのカンパ・ご支援として把握できるよう訴訟のためのカンパである旨、ご記載いただければ幸いです。
※⑥は企業名等でなく、会社員などの表記で問題ありません。
年間5万1円以上の寄付をいただいた場合を除きいただいた情報が公開されることはありません。
④情報公開、報告の仕方
・専用口座のスクリーンショットを行い月一で報告を行います。(個人情報等に配慮します)上記、口座情報を公開していきます。
・使用用途を目的別に仕分けて公開します。個人情報などを隠したうえで使途を公開していきます。
・政治団体の収支報告書に記載して提出します(後日、東京都選挙管理委員会のHPに公開されます)
※政治団体の場合、収支報告は今回のカンパの分も合算されることになりますので、混ざらないように専用口座を使い公開を行っていきます。
⑤余剰金が出た場合
・裁判本、政治家の名誉棄損本の作成、印刷などの費用
・同様に誹謗中傷に苦しむ方への支援(政治資金規正法等に沿った形での支援となります)
・妻へのケア
⑥情報提供のお願い
今回の件はあまりに多くの投稿が寄せられているため、私一人では処理をできず、対応する人数を増やして誹謗中傷への対応をおこないます。そのため、私や妻への誹謗中傷、名誉棄損や侮辱といった権利侵害になる情報の、情報提供をお待ちしております。アカウント名、URL、投稿内容などをまとめて送っていただければ幸いです。件名に「誹謗中傷の情報提供」とお書きください。→送信先:
info★(★をアットマークに変える)ogino.link
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〇過去の事例
前回の事例。2022年7月に高橋尚吾氏より名誉棄損で訴えられ謝罪と300万円の支払いを求められた裁判です。本人尋問まで進んでおり2025年3月に判決予定です。約97万円の寄付が集まり、33万円を着手金として支払い、現在は判決結果を持っての報奨金の取り扱いまちですが、裁判の進み具合によっては赤字となります。
https://ogino.link/2022/08/10203/
https://ogino.link/2022/10/10315/
https://ogino.link/2025/01/11307/
このカンパだけでなくおぎの稔の活動を支えてくださる方はこちら
振込・クレジットカード対応しています。
※政治団体で寄付を募集する理由
東京都選挙管理委員会への確認をしました
・公人が自分の裁判の寄付を集めて良いのか
⇨政治家・候補者は個人としての寄付は選挙運動としての寄付以外は受けられない。選挙運動としての寄付とは選挙運動期間のみのため今回のケースでの個人としての寄付には使えない。
政治団体で、政治活動の一環として弁護士費用等に支出することは可能。ただし、政治団体は匿名寄付は禁止している。また、政治資金収支報告書の提出などの取り扱いは政治資金規正法に則る。
お手数ですが匿名で寄付をするのではなく、お手数ですが③にある方法及び寄附についてのご注意点をよくお読みの上で、お願いいたします。