大田区議会で12億円の補正予算が成立しました
大田区議会議員のおぎの稔です。12月6日に閉会した令和元年第四回大田区議会定例会にて、補正予算が成立しました。
第4次となる大田区議会一般会計補正予算は12億1330万3千円となり、これにより、令和元年度の大田区の予算総額は2914憶4706万4千円となりました。総務費が4億2400万円、福祉費が2500万円、土木費が2億4930万円、環境清掃費が1500万円、予備費が5億円となっており、基金への繰り入れなど形は異なりますが、台風19号に伴う、対応が主な内容になります。
特に、河川増水の被害に遭った多摩川の緑地、また運動場などの維持管理費として工事請負費が4億2400万円、公園清掃、管理費として工事請負費が1億8700万円被災世帯に対する応急対策として1500万円、ゴミ収集作業費として1500万円など計上されました。被災された方から見て、また多摩川を利用されている方から、まだか?という問い合わせを頂いている案件もあったかと思いますが、予算も通りましたので一行も早い復旧が行われればと思います。
多摩川河川敷周辺の公園や緑地、一度台風の被害を受ければ、億単位の費用をかけて整備が行われます。一部、設備は写真の通り、近くの公園等に避難をさせますが、それでも多額の費用には違いありません。大切に使用して頂ければと思います。人命が失われることは不幸中の幸いでありませんでしたが、床上浸水被害を受けた田園調布4丁目、5丁目地域、また区内全域でも被害を受けています。そうした事の復旧にはどうしても費用が必要で、毎年来る台風に対してどう向き合っていくのかを改めて考えさせられました。
災害時など、迅速に対応できればいいのですが、普段から確保している予備費以外の費用は補正予算を組み、議会で承認をしなければ使えないの事も行政が動くためのルールとなっております。お待たせしてしまい、申し訳ございませんがご理解頂ければ幸いです。
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