Apr 17, 2019

政策マンガ31弾「孤独と孤立。ソロ社会に備えよ編」

おぎの稔です。政策マンガ31弾は「孤立と孤独。ソロ社会に備えよ」編です。今の社会、個人個人の尊厳を大切に出来ているでしょうか?むしろ、個と個、権利の尊重について向き合ってこなかった結果、無縁社会化が進んできているように思えます。平成21年~26年 大田区内全自殺者数は865名でした。(男性612名、女性253名)その中で、20代~60代は全ての年代で男性自殺者は女性の倍以上となっておりました。また、同居人の有無でも男女の差が明確に出ており、同居人ありの場合が20代から60代まででは約2倍の開きであるのに対し、同居人無しでは自殺者は20代で男性が7倍、30代で2倍、40代で8倍、50代で10倍、60代で3倍となっています。孤独を抱えた、あるいは社会的に重圧を負いながら、周囲に相談をしづらい立場の方は男女ともに多くありますが、特に男性に顕著なのだと思います。

先日、「2020年に単身世帯4割に」とのニュースが流れました。日本は少子化、高齢化と共に「超単身社会」になります。これは若者、現役世代、高齢世代どれか一世代の課題ではありません。それぞれの世代で孤独・孤立が問題となってきます。昔のようにプライバシーのないような、隣近所、ご町内の強固な組織を作るべきだとは思いませんが、最新の技術、危機なども活用し、防災、防犯、福祉、精神衛生といった分野でも孤独、孤立のリスク低減策を行政は考えていく必要があります。

もっと個人を大切に!一人一人に寄り添える社会、制度の構築が今後必要になってきます。

 

漫画はサークル:ASTRONOMY様に作成を頂きました。

参考:超ソロ社会: 「独身大国・日本」の衝撃 著:荒川和久様

参考ブログ:

もっと個人を大切に!自殺対策から見る大田区の課題!

孤独な男性はなぜ死を選ぶのか?大田区の男性の自殺リスクについて

大田区議会議員立候補者 おぎの稔の政策&選挙公報

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