Oct 19, 2017

区長に直接想いを届けるチャンス?予算要望を行いました。

左から犬伏秀一区議、荻野稔、松原忠義大田区長、岡高志区議、三沢清太郎区議

 

大田区議会内会派の「たちあがれ・維新・無印の会」として松原忠義大田区長に九点、予算要望を行いました。

要望事項は下記のとおりです。

個性派メンバー揃いでもあるので、他会派が取り上げないような話題も含め、会派メンバーからそれぞれ要望項目を出し合い要望書を作成しました。

 

こちらに書いてある事以外も、普段の議員の議会活動、政治活動などを通じて取り組んでいる事、提言をしている事も多々ありますが、今回は初の予算要望であり9点のみとしました。

予算要望、他会派に対するヒアリング、説明も随時募集しています。

 

————–

 

大田区長 松原忠義 様  

 

たちあがれ・維新・無印の会      幹事長 荻野稔

犬伏秀一・岡高志・三沢清太郎

 

平成30年度 大田区の政策・予算に関する提案・要望書  

 

   日頃より私どもの会派運営並びに政策活動に対し、多大なるご理解とご協力を賜り厚く感謝と御礼を申し上げます。    

    2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会に向けた環境整備、超高齢社会における対応、次世代育成のための子育て・教育・産業振興など、我が大田区でも多くの政策課題を抱えています。

    区行政の皆様におかれましては区民福祉の向上のため、きめ細かに政策を実行していただいております。区行政の皆様のご尽力に心から敬意を表する次第です。

    さて、今年5月に新たに結成した我が会派は、保守派の改革勢力として、区民本位の改革を推進しております。平成30年度予算編成の時期に際しまして、政策・予算要望を以下の通り提案申し上げます。何卒ご深慮を賜りご検討頂きますよう宜しくお願い申し上げます。 

 

 

要望事項

 

1)所得制限無く全ての小・中学生へ入学祝い金を支給する制度の創設

 

2)新設する学校体育館へ冷暖房設備を設置

 

3)外国人学校保護者補助(現状 924万円)の廃止

 

4)登録手話通訳者派遣の利用回数と時間の制限の撤廃

 

5)手話通訳が夜間休日における緊急時に依頼できる体制整備

 

6)公園トイレの洋式化の加速推進

 

7)客引き客待ち防止等指導員を大森駅周辺にも配置

 

8)自殺対策基本法の謳う未遂者、若者への支援を区の施策に反映。自死遺族への支援の具体化

 

9)クリエイターの為の制作・発表の場の確保及び支援策の充実とともに、権利擁護を進めること。

 


特に8,9は私が議会で何度も取り上げてきた内容です。

 

8については自死遺族でもある私にとって、ライフワークともいえる課題です。

生きる力の支援という言葉が、様々な場所で語られるようになってきましたが、死だけを防げば良いわけではありません。

生きていく上で必要な力や知識の獲得。

誰かに相談し助けを求め、困難を解決する対応力の育成は、年代や性別を超えて、あらゆる分野に通じる課題だと思っています。

 

9については、一口にクリエイターと言っても、普段の私の言にあるようなマンガ、アニメなどのコンテンツ産業に従事する方だけを指しているわけではありません。

創作や発表の場は音楽、芸術、伝統工芸など様々あります。

大田区で行われている「下丸子×演劇ぷろじぇく」とやサブカル、伝統工芸職人の方々、町工場の方々の事例も元にそういった方の発表、交流、チャンスの場をもっと増やしてほしいと要望をさせて頂きました。

 

さて、そもそも「予算要望」って何をしているの?と疑問に思われる方もいると思います。

要望書を渡すだけというわけではありません。

会派のメンバーで区長とお会いし、副区長や部長も同席のもと要望事項の説明だけでなく、区政全般や地域の課題について直接意見交換をさせて頂く場でもあります。

ざっくばらんに時に笑顔も交えながら、お話をさせて頂きました。

直接区長とこのような形でお話をさせて頂く機会というのは、ありそうでないものですから貴重な機会となりました。

せっかく会派を作る事が出来たのですから今後も様々な機会を通し、皆様から頂いた意見を届けてまいります。

 

大田区長松原忠義様、臨時会が告示された日の夕方というご多忙な時に、お時間を頂きまして、本当にありがとうございました。

深く感謝申し上げます。

 

 

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