Oct 8, 2021

【コロナ】大田区も自宅療養者に向けて独自の支援を!質問しました。

こんばんは。大田区議会議員のおぎの稔です。先日の大田区議会本会議一般質問にて自宅療養者への区の独自の食糧等の配送支援を行うべきと質問をしました。

東京都は、自宅療養者フォローアップセンターを通して自宅療養者に向けて食糧支援を行ってきましたが、7月末以降、感染者が急増した際には対応が追い付かず、食糧配送他、サービスが追い付かない事態となっておりました。特に東京都に多い単身者は大変です。

食糧が届かない事態が発生してしまうのではないかと考えていましたが、他自治体。例えば豊島区や小平市などは、だいたい3日分、独自に食糧等の配送を行っておりました。小平市の状況を小平の市議会議員の方に伺ったところ、元々は予算(予備費)の流用として緊急対応を行っていたものを、補正予算で本事業化し、対応に当たったとのことでした。

大田区の状況を確認したところ、公表はしていませんでしたが、大田区も同様に、緊急対応を行っていたとの事でした。これは悪いことではなく、むしろ支援が必要な人にすぐ出来る範囲で、対応をしたことは素晴らしいことです。今後の事も考え、緊急措置ではなくしっかりと準備をするべきではないか?と議会で提言しました。

この質問の直後に大田区社会福祉協議会様の方で下記のような、区が緊急対応でやっていた事業。更に日数が多い一週間程度の食糧を配送する事業はスタートしました。確認したところ、大田区とも連携して行って行くそうです。特に単身者の多い東京都ではこうした単身者を含めた方への支援はとても大切になります。私の友人も実際に食糧支援の恩恵にあずかりました。引き続きの対応をよろしくお願いします。

ボランティア募集【新型コロナウィルス自宅療養者と同居者の方への食料お届けボランティア】

コロナ自宅療養者・同居者のための緊急食料支援

 

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質問はこちら

大田区議会令和3年第三回定例会一般質問

 

まず、大田区の新型コロナウイルス感染症 自宅療養者への食糧支援について伺います。

<健康政策部>

新型コロナウイルス感染症と診断され自宅療養をされている方のうち、保健所から依頼を受けた方には、自宅療養者フォローアップセンターより配食が行われています。配送は依頼があった日の翌々日。療養者の方がご依頼いただいてから数日お待ちいただくことがある、とのことでした。実際の問題として8月以降感染者が激増した際にはなかなか食べ物が届かない、という事が起きていました。自宅を出ることもままならない方にとっては深刻な問題です。大田区も例外なく、一人暮らしの方が多く、支援は大切なことだと考えております。

こうした事態を受け、区市町村独自に、食糧支援を行った都内自治体があります。立川市や豊島区は8月25日から1人あたり3日分の食糧を、小平市は8月20日から同じく1人あたり3日分。解熱用冷却シート、マスク、手指消毒用品、体清拭用品、トイレットペーパー等も一緒にお届けしていると聞いています。

小平市の場合、緊急の対応として予備費を使って配食事業を行った後に、補正予算で事業化したと聞いております。また、都の自宅療養者への支援として宅配される食料品は、中華料理のレトルト食品やカップ麺などが例として掲載されておりますが、腸内環境が症状の軽重に関係するという研究もあり、お粥や梅干しなどの回復や養生に効果のある食材などを自宅療養者に提供してはどうか?と市議会でも提案があり、そうした内容も盛り込まれたと聞いています。

変異株の登場など、今後、新型コロナウイルス感染症がどのようになっていくのかはわかりません。また新たに第6波、感染が拡大するような事態も起きるかもしれません。そのような事態に備えて、区もフォローアップセンター以外に独自の対応をとれるように体制を構築するべきだと思いますが、区のこれまでの取り組みと今後の対応について見解を伺います。①

また、一言申し添えます。知人からも行政の事態療養中の支援について聞いたところ、感謝の意を表しておりました。自宅療養中、毎日やることは一日二回のラインで体調に関するアンケートに答える事。体温と酸素濃度の入力をします。少し体調が悪くなった時に夜に電話がありました。体調が悪化した時の対応を教えてくれ安心できました。陽性者への対応はとても丁寧です。とのことでした。コロナ対応にあたる皆様に、多くの区民が感謝していることも是非、知っていただきたいと思います。

 

【答弁】

自宅療養者への食糧配送についてお答えします。食料は陽性者への電話による調査の際に希望を確認し、東京都から配送を行っておりますが、7月末以降の患者数急増のため、一時配送に日数を要する事態となっておりました。

当時、区は基礎疾患等のない20代の方への本人連絡が遅くなっていたため、支援の少ない単身者の方へ患者数急増の暫定対応としまして、東京都からの配送のつなぎとしまして、約3日分の食糧配送を緊急で行いました。今後、再度、患者数が増加した場合には本人への調査や健康観察の重点化など業務を見直し、東京都とも連携しまして、引き続き対応してまいります。

 

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