東京アニメアワードフェスティバル2016(TAAF)騒動
東京都は作品の救済に全力を尽くすべき!
寄せられた作品が無下に扱われませんように
東京アニメアワードフェスティバル 開催概要
主催:東京都
後援には
外務省 / 観光庁 / 経済産業省 / 文化庁 / 中央区 / 国際交流基金 / 日本政府観光局(JNTO) / 日本貿易振興機構(ジェトロ) |
と、日本の官公庁が多く入っています。
さて、東京都が5000万円を出資している事から、公的資金の管理、運用として、この騒動を解決すべきという意見の多かった、この問題。
前回のブログでも取り上げさせていただきました
事態は変わってきてしまったようです。
サンデー毎日 田中康夫氏の連載コラム
「サンデー毎日」連載「ささやかだけど、たしかなこと。」第14回 「東京アニメアワードフェスティバル2016」新国立競技場に次ぐ迷走か!?◆サンデー毎日
にも取り上げられました。
聞いた話では、ベルギーやフランス大使館を始め、海外の公的機関、映画学校等、映画祭関係者にも迷惑を掛けてしまっているようです。
国際映画祭において、応募された作品を宙に浮かしたまま、コンペを進めるという事は、前代未聞とも聞いています。
2020年にオリンピックを控え、また国を挙げてクールジャパン・文化発信と声を上げる中で、今回の騒動、そしてこのまま突き進んだ場合、どのような影響をもたらすのでしょうか?
東京、ひいては日本の信用は失墜し、国際問題にもなりかねません。
アニメの国際映画祭は日本だけです。
実行委員会、関係者の皆様の中には、この映画祭を世界的な、素晴らしいものにしようという想いがあった筈です。
どうか、その気持ちを思い出してください。
三大アニメ大国として、日本、フランス、アメリカと数えられる中。
こうした騒動が起きてしまうのは、日本全体のイメージダウンになり、東京だけではなく、国際都市を標榜するこの大田区にも影響はあると思います。
都市外交を重んじる舛添知事はどう思っているのでしょうか?
何より、一アニメファンとしても、預けられた作品、その一つ一つに込められた思いを無下にする事は看過できません。
作品一つ一つに、作者の血と汗と、情熱、魂が込められています。
まさに、自分の子供のように大切に思っている筈です。
その中で、自分の作品が審査されたのか?どういう扱いになっているのか?
気が気でない方々も沢山いるでしょう。
海外の方でしたら、余計だと思います。
どうか、東京都におかれましては、今回の東京アニメアワードフェスティバル2016(TAAF)の騒動については、一方の意見だけでなく、双方の意見を聞き、たくさんの作品、それらに込められた想い、国内だけでなく世界中のアニメファン、OTAKU達の想いを踏みにじる事のない調停を期待します。