千代田区の政務活動費付け替え、今回は見送り!
以前のブログでも紹介させて頂いた千代田区の政務活動費付け替え問題。
申告義務のない報酬に政務活動費の一部をつけ駆るという事は、議員の扱うお金のブラックボックス化、不透明化の流れになりかねないと心配をしていました。
今回の提出は見送られたようですね。
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不適正な支出が相次いだ地方議員の政務活動費(政活費)をめぐり、東京都千代田区が区議の政活費を減額し、同額を議員報酬に上乗せする案を検討していることがわかった。これまで議員の政策立案などの経費として支給してきた公費を使途が問われない「給与」に加算するのは極めて異例だ。
区議の報酬額などを検討する区の審議会が12日、この案を了承した。現在は議員1人あたり月額15万円の政活費を5万円に減らし、差額の10万円を議員報酬に上乗せする。審議会の答申を受けた区長が区議会に条例改正案を提案し、早ければ来年度から実施する。
朝日新聞 11月13日金曜日
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去年12月、東京・千代田区の審議会が、区議会議員の政務活動費の一部を使い道の報告義務がない報酬に移し替える形にすると答申したことについて、千代田区の石川雅己区長は「様々な意見もあり、判断するには時間が必要だ」などとして、2月開かれる区議会には関連する議案を提出しない考えを明らかにしました。
千代田区の審議会は12月、区議会議員1人あたりひと月15万円支給されている政務活動費を5万円に減額する一方で、使い道の報告義務のない報酬を10万円あまり増やすよう区長に答申しています。
答申の理由について、審議会は「報酬の中からみずからの責任において支出していく時代へと向かっているとも言える」などとしていますが、議員からは「公費の透明性がなくなる」などと批判の声が相次いでいました。
千代田区の石川雅己区長は、21日NHKなどの取材に応じ、答申について「なるほど、そういう考えもあるのかと思う一方で、区民の中にも様々な意見もあり区議会の方でも政務活動費についての議論を進めるようなので、それらを踏まえて考えたい」などと述べました。
そのうえで「今の段階で答申について判断できる状況にはなく、判断するには時間が必要だ」などとして、2月開かれる区議会には関連する議案を提出しない考えを明らかにしました。2016年(平成28年)1月25日[月曜日]首都圏NEWSWEB
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政治とカネ、政務活動費を巡る問題には様々な議論・意見があると思いますが、政治家の情報公開、お金の使い道の公開の流れに逆行しかねない今回の見送りは素直に良かったと思います。
政治家のお金の流れ、情報、活動の透明性がもっと進んでいくよう、今後も活動を続けていきます。
支給されている政務活動費について領収書のインターネット公開を行っています。
第二四半期(2015.7~9月分)の近日中に公開予定です。
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大田区議会議員 おぎの稔
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