国際都市OTAシンポジウム&フェスが開催されます
こんばんは。大田区議会議員のおぎの稔です。イベントの宣伝です。私が委員長を務めております、公益社団法人東京青年会議所大田区委員会にて7月と8月にイベントが開催されます。
今回のイベント(事業)を委員長として構築する中で私が考えているのは外国人の方同士の横の連携の強化です。既に日本には日本に住む外国人の方の団体、外国の政府の出先機関、また日本に住む外国籍の方のコミュニティは存在しています。しかし、その方々のコミュニティの横のつながりはどうでしょうか?埼玉県でクルド人の方の一部の人達が起こす問題が話題になっておりますが、ではなぜああいった問題が起きるのか。私は社会の中での孤立、教育の不足、アイデンティティの喪失などが原因ではないかと考えています。特に日本に来た労働者の一世の方ではなく二世、三世の方を放っておくと手を付けられない存在になりかねない。ただの労働力としか見ておらず、住民、コミュニティの一員として社会に受け入れる場がない。それが、ヨーロッパなどでも起きている移民問題における治安悪化の原因ではないかと考えます。とはいえ、日本人にいきなり外国人を受け入れろと言っても、言葉も文化も宗教も価値観も違うのだから難しい。では日本人、社会、行政のサポートの上で同胞の方々に一緒に面倒を見てもらうことはできないか。外国人労働者の問題、福祉や教育。アイデンティティの問題、
そうした問題を解決するうえでは日本人と外国人の方の団体やコミュニティの連携と、外国人の団体の横のつながりが必要なのではないでしょうか?
その問題解決を国際都市宣言をした大田区で行っていけるようにこの事業をきっかけに多くの人が外国人の方々の苦労や共生の課題について認識していただければと思っております。少しずつでも一緒に解決していきましょう。是非、ご参加ください。
・7月27日19時ー20時35分
国際都市OTAシンポジウム(要申し込み)
場所:国際おおた交流センター(MINTO OTA) 大田区蒲田4-16-8-2階
実際に日本で活躍してきた外国籍の方に講演をしていただき、日本社会での苦労や外国との違い、日本社会に望むことや課題などをお話していただきます。
〇ゲスト:
東京韓国商工会議所 諮問委員
在日韓国人2世。韓国青年商工人連合会会会長、公益財団法人朝鮮奨学会代表理事を経て現在は韓国民団中央副議長。国連人種差別撤廃委員会にて要請活動等を行ってきた。
〇ゲスト:オリバー・ボルツァー様(元企業再生経営コンサルタント)
企業再生を行う経営コンサルタントで日本航空の再生にも管財人団の一員として参画。現在は輸入商社を経営する。
公益社団法人東京青年会議所新宿区委員会卒業。
〇ジェーニャ様(声優)
ソ連生まれ、ウクライナとロシアのハーフ、日本暦19年。
声優を目指して2005年に来日し、2009年に「
声優・歌手・タレント活動のほか、
代表作:TVアニメ「アキバ冥途戦争」ゾーヤ役、劇場版アニメ「
イベント公式hpはこちら(シンポジウムの申込もこちらから)
https://ota-fes.hp.peraichi.com
8月17日には蒲田駅西口で国際交流フェスも開催します。こちらも追って、告知します。