様々な課題当事者が議会にいる必要性ー当事者と地方議員ー
おぎの稔です。今回、当事者と地方議員というテーマの企画に協力を行わせて頂きました。私は第4回の記事に掲載されております。
政治山様による、全5回の連載。それぞれ、LGBT(性的マイノリティ)、シングルマザー・貧困、不登校。引きこもり・発達障害、てんかん、自死遺族・派遣社員・非正規雇用の経験のある人間が超党派で企画に参加しております。
以下引用
4年に一度の選挙シーズン。地方自治体選挙にも注目が集まっていると思います。ちょうど、4年前の2015年の統一地方選挙の際には、渋谷区長選に立候補を表明した長谷部健氏(現区長)が、LGBT(性的少数者)の方々へのパートナーシップ制度導入を掲げて全国的な話題にもなりました。また、選挙といえば子育て中の親であることや、出身校、地元育ちかどうかや、資格や職歴など候補者のもつパーソナルな部分も特徴の一つとして、候補者のウリにされることも多くあります。私たちは自治体、議会をどう考えるべきでしょうか?
今回は、人によってはマイナスの要因として見られることもあった課題・特性を持った5人の方に取材しました。中にはそういった課題と社会の共存の難しさを、実際に経験してきた方もいます。それぞれ、LGBT(性的少数者)、高校中退、引きこもり、非正規雇用、産後うつ、シングルマザー、発達障害、自死遺族、てんかんといった特性を抱えている皆さんです。
課題を抱えながら社会をどう考えていたか、選挙に出て、議員となって何を感じたか?なぜ当事者が必要かを答えていただきました。
今回、お話をうかがった方は東京都の区議会議員ばかりになりました。人の流出入も多く、町内会の力も縁も薄くなっている大都市東京で、地方議会はどういった役割を果たすべきでしょうか? 国会のような大きなテーマでもなく、首長のように強大な決定権を持つわけでもない自治体議員とは? そこに様々な課題の当事者がいることで何が起きるのか?自治体や選挙を身近に考える一助となればと思います。
第一回 [当事者と地方議員]LGBT―石坂わたる中野区議(無所属)
第二回 [当事者と地方議員]シングルマザー・貧困―三次ゆりか江東区議(あたらしい党)
第三回 [当事者と地方議員]高校中退・不登校―山本たかし中野区議(立憲民主党)
第四回 [当事者と地方議員]発達障害・てんかん・自死遺族―おぎの稔 前大田区議(無所属)
第五回 [当事者と地方議員]派遣社員・非正規―おぐら修平足立区議(立憲民主党)
今回、政党の垣根を越えて、超党派で私を含む5人の政治家(前職含む)がそれぞれの課題との向き合い方、議会での活動、なぜ当事者が必要かを答えています。投票には様々な視点、理由があると思いますが、皆様がお住いの自治体の議員、候補者に関心を持ち、選択する際の一つの視点の参考になれば、と思います。
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