政策マンガ第17弾 地域猫活動の制度化に向けて!
おぎの稔政策マンガ第17弾 地域猫活動の制度化へ編
こんにちは、おぎの稔です。今回は、私が大田区議会でも何度か取り上げてきました、地域猫対策(飼い主のいない猫対策)についてマンガでご報告いたします。
飼い主のいない猫対策(地域猫対策)は、糞尿などの環境被害の防止を始めとした、望まない猫の繁殖による住環境の悪化防止、弱い命を大切にする事による「命の大切さ」を育む情操教育、人と猫(動物)との共生社会の実現などの一環として、各地で行われています。
ボランティア等の民間の活動のみに終始している自治体もあれば、制度として行政が何らかの形で関わりを持っている自治体もあります。また、制度として公的に取り組んでいる自治体においても、個人個人のボランティアさんの活動を認証する登録ボランティア制度、地域猫の対策に地域として取り組みたいとの要望を持った町会や自治会等を行政が支援している課題地域型の制度などがあります。
大田区ではボランティア、民間の有志が主体の活動となっており、特に制度として公的に認証はされていません。昨今の動物愛護意識の高まりや社会的な潮流もあり、関わろうとする方が増えてきた一方、そうでない方との間で見解の相違によるトラブルが生じているとも聞いています。
更に、活動をする中で、明確な場所、時間、方法などのルールも統一されておらず、個人個人が自身の思い描くように活動をされている事や、地域猫活動自体、関心の薄い方もまだ多い事などから、誤解なども起きていると聞いています。
私も実際に区内外で動物愛護活動、地域猫活動に関わる方のお話を聞いたり、実際にその現場を見せて頂く中で、課題を自分なりに認識しました。このような課題も大田区が公的に、地域猫対策を活動として認め、支援をしていく事で解決に向かっていく事が出来るのではないかと思っています。
今後も制度化の実現に向けて、動きを議会の側から注視していきます。
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質問のブログはこちら
制度化に向けて、大田区での地域猫活動
動物虐待防止、猫の不妊去勢手術については政策マンガでも取り上げてきました。
政策マンガ第10弾「動物愛護問題における大田区の取組について」
●関連ブログ
・殺処分のない社会を目指して~動物虐待防止と不妊・去勢手術助成について質問しました
・殺処分のない社会に向けて~動物愛護センターを視察してきました。
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大田区議会平成29年第4回定例会一般質問
大田区議会議員 おぎの稔 公式サイト