Mar 30, 2017

殺処分のない社会に向けて~地域猫活動の推進について

皆様、こんばんは。

おぎの稔です。

今回は、先日の大田区議会予算特別委員会でも取り上げた動物愛護問題について、いくつか紹介させて頂きます。

 

 

※画像 おぎの稔政策マンガ10弾 
詳細はこちら→政策マンガ第10弾「動物愛護問題における大田区の取組について」

 

一つ目は国の動物愛護法改正についての署名活動をご紹介させて頂きます。

区内で地域猫活動をしている方から教え得て頂きましたが、女優の浅田美代子さんが、現在、動物愛護法改正に向けて署名活動を行っております。

 

犬猫の繁殖業への一定の規制強化や動物虐待、不適切飼育の監督強化や 緊急災害時のペット同伴避難の推進など、全てを実際の法改正や運用で導入するのは難しいかもしれませんが、活動趣旨に賛同出来る部分も多くある為、こちらで紹介をさせて頂きます。

 

ネット署名も行えます。詳細はリンク先をご覧ください。

 

 

「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正を求めます」

 

それぞれが、たったひとつきりの「いのち」です。

動物虐待の定義をより明らかにし、それに応じた罰則規定を設けてください。

これ以上不幸な子達を増やさない為に

 

※リンク先より引用

 

二つ目は昨年、小池百合子東京都知事が参加した事も併せて取り上げられた、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんが代表理事を務める一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル主催アニマル・ウェルフェアサミットについてです。

今年も 8月27,28日(日・月)に開催されます。

会場は東京大学弥生講堂 、入場料は無料です。

是非、ご参加ください。

 

https://peraichi.com/landing_pages/view/aws

 

最後に先日の大田区議会 予算特別委員会での質疑です。

地域猫活動を広める事にはまず、現在地域によってかなり温度差がある状況を改善する必要がある為、各地域ごとの活動の推進強化を要望しました。

 

地域猫活動を行政が支援し、区内で大きな広がりを持たせていく為には、ある程度の共通見解、最低限、共有できるルール、定義が必要になります。

先日は、実際に地域猫への餌やり活動の現場にも参加させて頂きましたが、現状はまだ、地域ごとにも温度差が大きく、個人の負担や熱意に頼っている状態であり、活動が行われていない場合や活動が難しい地域もある為、まずは大田区内の地域の中で取組の啓発・認知を高めていかなければなりません。

一歩ずつ。進めていく必要があります。

 

————————————

【質疑】

地域猫活動がメディアでも取り上げられ、大田区でも活動が行われていますが、一方で、活動を知らない方や地域の方との間でのトラブル、活動維持の大変さなど、課題についてもお聞きします。

他区の先進事例や成功事例もお聞きしますが、大田区には大田区にあった課題解決、取り組み方があり、まず大田区全体で共通的なルール作成・活動の定義づけなども行う必要がありますが、現在の地域猫活動は地域によっても、個人によっても温度差があり、難しい状況です。

一方で、大田区全体の取組とは別に出張所によっては、地域紙への掲載や啓発イベントの開催など、独自の取組も行っております。

地域猫活動を周知し啓発を進める為に、区は来年度、地域、出張所単位での広報、啓発活動を強化していくべきと考えますが、見解をお伺いいたします。

 

【答弁 概要】

区では飼い主のいない猫の問題を解決する一つの方法として、地域猫活動をHPやパンフレット配布などの様々な機会を通じて区民の皆様にご紹介をしてまいりました。

現在、区内の数か所でこの活動が実施されておりますけれども、地域の皆様の合意形成には時間がかかる事もありまして、まだ大きな広がりとはなっていません。

このような現状を踏まえまして区では地域猫活動を広めるために区報等を通じた普及啓発を行うとともに、地域に応じた要望や必要性を把握するために特別出張所等、関係部署と連携を密にし、地域に赴いて説明するなど実情に応じた支援を強化するように努めてまいります。

 

【関連ブログ】

殺処分のない社会に向けて~動物愛護センターを視察してきました。

殺処分のない社会を目指して~保護猫シェルターの活動~

事件は市場で?市場と猫の共存~殺処分のない社会を目指して~

殺処分のない社会を目指して~保護犬譲渡会に参加しました。

殺処分のない社会を目指して~動物虐待防止と不妊・去勢手術助成について質問しました

 

 

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