地域スポーツ振興の新しい形!?おおた企業スポーツ祭りに参加しました。
こんばんは。おぎの稔です。
皆様は行政とスポーツの連携と言われたらどのような事を想像されますか?
今回は、先週の日曜日。3月19日に大田区総合体育館で開催された「おおた企業スポーツ祭り2017」をご紹介させて頂きます。
このイベントは大田区内にある企業による企業対抗のスポーツイベントです。
企業対抗による玉入れなどの種目競技、肺活量や反復横跳びなどの測定協議、出入り自由コーナーではボッチャ、卓球、バスケット(フリースロー)などが行われていました。
今回は幹事会社として主要4社(合計27社ほど)が参加、延べ参加人数は約500名。
区が掛けた予算はほぼゼロ円でした。(事前会議などの場所代も区は負担せず)
区は名義を貸し信用を担保し、会場である大田区総合体育館を無償で提供※しました。
(その分の使用料を取っていないので、その分得るべき使用料を取れていないという考えは出来ます)
スポーツ界が抱える課題の一つである現役世代の参加や地域振興。
企業との連携の例ではプロ・アマチュアチームや学校が中心になって地域と連携をする例は現在でも存在しますが、時間や人的資源の問題もあり全国各地での同時展開は難しい場合もあります。
今回、区内の地域スポーツクラブが、企業、自治体と連携して作り出したモデルケースとして、スポーツ以外の場面も含めて広げていければ、課題解決にも寄与するのではないでしょうか?
区が手を挙げ、場所・環境を提供すれば、それだけでもやりたい方はたくさんいると思います。
今回の取組はスポーツをツールとした地域活性化策の一つとして実施されました。
大田区は場の提供と言った側面支援に留め、主体は企業の側が行っています。
今回の定例会でも触れましたが、特に現役世代を巻き込んで、どのように地域参加を促していくか?スポーツだけでなく地域全体の課題ではないでしょうか?
更なる前進を期待します!