Oct 27, 2016

指摘をし、内容変更。防災地図が見やすくなりました。

・・・・だいたいタイトルの通りですが、大田区議会決算特別委員会、総務費で防災MAPのHP上での配置のわかりにくさ、不親切さについて、議会で指摘し、改善を要求しました。

大田区からは指摘を受け、ただちに改善をしたと回答を頂きました。

 

その内容についてのご報告になります。

ブログ下部に掲載している質疑でも触れましたが、以前の防災地図は大田区全体版のみの掲載となっており、これでは一般用の家庭用プリンターで印刷されるであろうA4サイズで印刷をすると、細かい部分が見えにくい事、またスマホ等でも使い勝手が悪くなってました。

大半の方にとって、災害時にまず必要なのは大田区全体というよりも、自身が普段からお住まいの地域の情報ではないでしょうか?

 

指摘によって、18特別出張所単位に分割された地図画像がHP上に配置されました。

※参考

・矢口地区

shinsai_yaguchi%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

・蒲田西地区

shinsai_kamatanishi%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

・雪谷地区

 

shinsai_yukigaya%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

 

大田区 HP 防災地図

https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/chiiki/bousai/pamphlet/bousaichizu/bousaichizu.html

 

指摘前

●28年9月

2016-9%e7%8f%be%e5%9c%a8%e3%80%80%e9%98%b2%e7%81%bd%ef%bd%8d%ef%bd%81%ef%bd%90

 

●28年10月 変更後

bousai-2015-10

 

お分かりいただけたでしょうか?18特別出張所ごとのMAPへのリンクが大田区のHPに追加されました。

地味な仕事ではありますが、防災地図は印刷などをして普段から見えるように、また、災害時にすぐに自分の避難先などを確認できるようにしておく必要があります。

 

防災に対する認識については、特に子供たちや普段から通勤・通学をされている方々へどう広めていくかも課題となっています。

例えば出張所単位に分割した防災マップなどを学校の給食で使うランチョンマップにしたり、本にはさむなどをして図書館で配布するなど、区民が生活上使用する物品としての配布等を行えば、より自分の住んでいる地域の防災情報などの把握が進んでいく事になると思います。

 

質疑について報告したところ、様々なご意見を頂きました。

隣接した世田谷区や目黒、品川も掛かれた地図や他にも必要情報を追加したり、検討できることは他にもあるかと思います。

今後とも、判りやすい情報提供、発信をどう行うべきか、提言を続けていきます!

 

 

dsc_0007

防災メール(区民安全安心メール)の情報の判りにくさについて、昨年の決算特別委員会で質問しました。

2015.9.30 決算特別委員会 総務費質疑概要

9月の一般質問でも防災について質問しました。

30年以上調査無し?防災行政無線の配置の再検討を!

 

「情報」も重要。大田区内の避難所に携帯充電器の導入決定!

 

 

—————————————————————

 

大田区議会 決算特別委員会H28年9月第一日 総務費質疑

https://youtu.be/7gXrf0lF08k?t=4m28s

 

質疑 概要

 

【荻野】

東京維新の会 大田の荻野稔です。

昨年に引き続き、決算特別委員会の質疑に立たせていただきます。

理事者の皆様におかれましては明確なご回答の程、よろしくお願いいたします。

まず、防災についてお伺いいたします。

平成27年に配布された防災マップなどの3点セット。

関連事業として全戸配布費用として約2400万円、わが町防災ネットシステムの拡充などを合わせ、紙での配布、ネット対応などを合わせて計約4000万円と多額の費用で行われました。

 

さて、この防災地図の表示、運用についてですが、大田区のHP、防災地図とタイトルのあるページには現在、大田区全体の防災地図と、町会自治会別の避難先一覧が示されています。

 

防災マップがインターネット上から見えるようになったことは素晴らしい事だと思いますが、一般的に家庭用プリンターの対応しているA4サイズで印刷すると、大田区全体版は細かい部分までが判らず、またPC、スマホでも拡大すると画像も粗くなり、見えにくくなっています。

 

一方で、わが町防災MAPは町会単位で、防災用具、資源の位置が書かれていますが、ざっくりとし過ぎており、情報の把握という意味では不足していると思います。

個人が印刷やPC、スマホなどを通して見るには見えにくい。

こうした問題を解決するために特別出張所単位などに、分割、表記をわかりやすく簡略化したものを、HP上のわかりやすい場所で閲覧・印刷に対応したものを配置・公開するべきではないでしょうか?

家庭だけでなく、各出張所や学校、図書館などに配置することができれば、より細かい、災害時の避難場所、注意点などを区民が把握することができると思いますが見解をお伺いいたします。

 

 

 

【答弁概要】

 

昨年、「命を守る3点セット」としまして、特別出張所を単位とした防災地図の地区図を作成し、全戸配布しました。

この地区図についてもA4印刷が可能なPDF版を大田区ホームページから閲覧できるようにしておりましたが、ご指摘を受けて確認したところ、掲載されている場所が分かりにくいという点が判明しましたので、地図の掲載場所について、直ちに改善致しました。

また、全区版の防災地図につきましては、今年の8月末から改訂版を配布しております。

自治会町会の一時集会場所等の内容更新にあわせて10月からホームページで閲覧できるように現在作業を進めております。

全区版の防災地図は区にテン州された方に対して「くらしのガイド」とともに配布しております。

本庁舎の区政情報コーナーや防災危機管理課の窓口でも配布しておりますので、ご活用いただきたいと思います。

引き続き、区民の皆様にとって使いやすい防災情報の提供について検討し、改善を図ってまいります。

 

【荻野】

 

ありがとうございます。

防災に対する備え、認識は区民が普段から、自分で備えていただくことが肝要になりますが、より分かりやすい形、手に取りやすい形での情報発信、物品配置などを要望し、次の質問に移ります。

 

 

LINEで送る
Pocket

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA