表現は人ぞれぞれ。義手義足の女性たちによる欠損BAR!?
ネット上で一部、話題になっていた義手・義足の女性たちがスタッフとして接客を行う欠損BARブッシュ・ド・ノエルに行ってきました。
イベントは二日間とも満員だったそうです。
参考記事:
義手・義足の“欠損女子”に会えるバーに潜入 障害は「かわいい・かっこいい」
ウートピ 2015.1029
“欠損萌え”はNGなのか?
乙武洋匡氏のブログ10月30日付の記事
“欠損女子”バーに反響さまざま 乙武洋匡氏「第三者がどうこう言う筋のものではない」
ガジェット通信 11.1
BAR開催にあたり、賛否両論でネットの中でもいろいろなご意見があったようです。
その中でのスタッフのお一人、琴音さんのツイートを紹介します。
政治的に判断すると正しい正しくない、となんやかんやてんやわんやと言われる方々は、そもそも、私達の欠損を商売にしている、と言う事に関して批判したいのでしょうか?それとも障害者なのだから立場を考え行動をしろ、と伝えたいのでしょうか?
— 琴音 (@kotoprpr) 2015, 10月 29
そもそも政治的にってなんでしょう。障害者が頑張っているのだからってなんでしょう。否定は障害差別になるから応援するべきってなんでしょう。私は私を知ってもらい、障害を持っていても楽しみを味わえると伝えたいだけです。政治的に収めたい方々は生涯その統治の基準に収まってればいいと思います。
— 琴音 (@kotoprpr) 2015, 10月 29
私達は他人に主張され前に出た訳では無く、自己の認識のもと、自らの意思でアクションを起こしました。希少、特殊、そのジャンルであるからこそ賛否両論、むしろ否が発生するのだと思いますが、ただ私はその状況もアリだと考えています。 — 琴音 (@kotoprpr) 2015, 10月 31
なぜなら、現段階まだ始まりにしか過ぎないからです。なので、始まりからこんなにも注目して頂けるなんて仕合わせな事だと思いました。現に徐々に個を主張させて頂ける機会が増え、本当にありがたいです。
— 琴音 (@kotoprpr) 2015, 10月 31
ですが勘違いしないで欲しいのは、私達の様な境遇の方々だれしもが自身の身体的特徴に触れて欲しい訳では無いと言う事です。 そう言った認識ではあるのでふが、そのなかで同じ境遇の方もそうでない方もほんの少しだけ変化してけばきっとみんな笑顔でいられると私は思うのです。 — 琴音 (@kotoprpr) 2015, 10月 31
障害、ハンディを持っている方が頑張るのが素晴らしいのか?
いやいやそうではなく、頑張る姿は誰だって素晴らしいのか?
当日、参加させて頂いた限り、皆さん、本当に楽しそうに働かれていました。
様々な個性を持った方がしっかりと自己表現・自己実現をしていける社会の形成。
考えていければと思っています。
後日、欠損BARブッシュ・ド・ノエルの店長、太田様ともお話をさせて頂きました。
運営以後、メディアからの取材が来ているそうです。
インターネットなどで寄せられる批判は、感想の内の全体の9:1くらいだそうで、関心を持ってくれている方も多いとの事です。
「欠損」という言葉が少しインパクトが強かったとも言われていました。
「本人たちが喜んで参加しているのがポイント」と太田氏。
太田氏とスタッフのMAYUさんは6月の「キッカケ大作戦」にもお越し頂いていたそうです。
不思議なところで縁が繋がっていますね。
参加されたスタッフの皆様もイベントが好きなので、また色々とやっていきたいそうです。
バーに拘らず、カフェでもよいそうなので、是非、大田区でも行ってほしいですね!
欠損BARブッシュ・ド・ノエル ツイッターアカウント
https://twitter.com/amputeebar?lang=ja