賑わいの創出手段の一つ!?大田区がコスプレを助成対象の一つに
オタクにやさしい大田区(OTAKU)へ
※タイトル修正しました。
皆様、こんにちは。
おぎの稔です。
コスプレ発祥の地の一つと話題の大田区ですが、また新しい動きが起きました。
ご報告します。
11月15日、大田区議会総務財政委員会に上記の通り報告がなされました。
報告された大田区の助成金事業の交付対象一覧に、これまで大田区内で蒲田の商店街と「蒲これ」や「おた★かま」、最近はアースフレンズ東京Zというプロバスケットボールチームと「OTAはん」というコスプレイベントを行っていた方々の名前が、町会や社会福祉士会、NPOの方々と一緒に掲載されていました。
これはこれで凄い光景です
この助成金は、大田区70周年記念事業に対して、そのPR、盛り上げを行うイベント等に対して助成をするものです。
他の団体が申し込みをしたイベントなどと同様に助成金の交付が決定したという事は、コスプレイベントに対して大田区(行政)がその目的のために人を集め、にぎわいを出せるPR手段※の一つだと判断したといえるのではないでしょうか?
※この場合は大田区70周年記念を盛り上がる手段となります
(写真は2015年開催の第一回 おた★かまより)
クールジャパンという言葉がもてはやされた時代の流れやガルパン、らき★すたなどの町おこしの成功事例の影響もあるのでしょうが、他の商店街や地域イベントと同様に助成事業の対象になる事は喜ばしい事です。
町おこし、にぎわいの創出という分野に新たな方々が入ってくることにもなり、街のにぎわいの活性化にもつながっていく事も期待できるように思います。
(写真は第二回 おた★かまより)
コスプレイベントには未だ地域コミュニティとの交流、共催などの上での課題や、偏見、認知不足、運用の問題もあります。
しかしながら、今回のように表現・文化的活動、町おこしの一環として認知され、行政や様々な機関との連携も進めばそうした状況も変わっていくのではないでしょうか?
経済、地域活性化という点だけでなく相互理解、交流の促進という点からも注目をしていきたいです。
(写真は2016年開催の蒲これより)
「オタク趣味は恥ずかしいものではないし、行政からもにぎわい創出の手段の一つとして認められたものである。」
行政とコスプレやオタクイベントが協力している事例は他にもありますが、この流れが東京23区、他の区市町村、都道府県へと更に広がっていく事を切に願います。
勿論、私は大田区の区議会議員として、大田区をオタクにやさしい街にできるよう、そして、そうした方々と地域、区民の皆様との懸け橋になれるよう、引き続き頑張ります。
(´ω`*)
今後も、必要以上にコスプレの表現が規制されることなく、安心して表現できる事を担保し、コスプレを通して様々な方々が交流が出来る場を形成していく事が出来るように、そしてその事を街のにぎわいの活性化へとつながっていくように、一地方議員として、一人のオタクをして声を上げていきます。
※11月24日 追記・修正
コスプレを文化的事業の一つ、また町おこしの手段の一つと認定、またと書いておりましたが、今回の助成事業は大田区70周年PRの為の事業であり、コスプレを「若者や外国人他、普段、区政に興味のない方へPRする、そういった方を集める事が出来る手段の一つであるとの判断から助成が決定したものであり、私の記述は適切ではなく、説明が不足しておりました。お詫びして、撤回・修正いたします。
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