何故このタイミングで?都教育委員会の処分発令
こんばんは。おぎの稔です。
本日は区内で起きた男性教諭による服務事故、盗撮事件とその対応について所感を書かせて頂きます。昨日、大田区から下記のような報告がありました。
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本日、
1 事故の種類 盗撮
2 事故者 大田区立●●小学校 教諭 ●● 37歳
3 処分の種類及び程度 懲戒免職
4 内容等 上記の者は、平成29年11月11日午後5時30分頃、
て、上記の者所有のスマートフォンを動画撮影状態にして、
カートの中に向け、同女性の下着を動画撮影した。
〔教育委員会コメント〕
区立学校の教員が盗撮という犯罪行為を行ったことは、
な不安を与え、大変遺憾であります。
ことのないよう、教職員への指導の徹底を図り、
努めてまいります。
平成30年3月20日
※議員には小学校名、教諭名も知らされていますが、ここでは伏字とします。
この件は報道でも取り上げられました。
「虐待から守るため」女子生徒を自宅に泊めた小学校男性教諭に停職6カ月 都教委
http://www.sankei.com/affairs/news/180321/afr1803210015-n1.html
見出しにある事案ではなく、記載は下部にありますが
>このほか、都教委は昨年11月、駅のホームで女性のスカートの中を盗撮した大田区立小の男性教諭(37)と、昨年6~9月、保護者から集めた教材費計21万4900円を盗んだ葛飾区立小の男性教諭(24)を懲戒免職とするなど計7件の懲戒処分を行った。
被害に遭われた方の快復を祈念するとともに、当該小学校の生徒、保護者、また教職員の皆様の心中お察しいたしますが、幸いにも生徒の被害はなかったそうです。
またこの男性教諭は事件発覚時から学校を休んでいたとの事でした。
さて、私が気になったのはなぜ、この時期なのかという事です。明日22日は区内小学校の卒業式が一斉に行われる日です。
この年度末、卒業式直前の時期、保護者の皆様も教職員の皆様もただでさえ、忙しく心労もたまりやすい時期でしょう。公式に東京都教育委員会から処分が発表された以上、学校側も保護者への説明や、生徒の心のケア、職員会議など様々な対応を迫られることになります。生徒や保護者の皆様も気が気でないでしょう。
大田区にも問い合わせをしましたが、東京都教育委員会より正式に処分が発令された以上は、こちらもその事を公にし、対応をしなければならないとの事でした。このことは極めてまっとうな対応であると考えます。問題は、処分を発令した側の感覚にあります。都教委はどんな意図があって、この時期に発表をしたのでしょうか?
幸いなことに該当する男性教諭は6年生の担任でもなかったのですから、懲戒処分の発令はもう少し、時期をずらしてもよかったのではないかと思います。
明日の卒業式が問題なく行われること、一日でも早い生徒の皆様の心のケアが行われると共に、再発防止への取組が行われるよう望みますが、皆様、如何お考えですか?