たちあがれ・維新・無印の会、区議会レポート発行
皆様、こんにちは。おぎの稔です。
昨年5月に大田区議会で議会内会派「たちあがれ・維新・無印の会」を結成し、私は幹事長に就任しました。会派結成以来、初の会派としての大田区の区議会レポートを1月28日の大田区内の一部新聞に新聞折込を行わせて頂きます。そのレポートをこちらでも公開させて頂きますので、是非、ご覧ください。
政党も経歴も違う4名の大田区議会議員による会派ですが、大田区の他の交渉会派※は自民党さん、公明党さん、共産党さんと全て同じ政党のメンバーで構成されているので、そうではないこうした少し変わった存在が、交渉会派として議会内で活動する事で出来る事もあると私は考えています。
「競うな!持ち味をイカせッ!」の精神で今後も区民の皆様に最も身近な区議会の会派の一つ、議員の一人として区民の皆様の為に活動をしていきます。
会派レポートをご所望の方は各議員にお問い合わせください。私でも構いません。
※区と交渉できる会派の意味。大田区では4名以上の議員の所属する会派が交渉会派となる。幹事長会へのメンバーの参加、区長や教育長が返答をする事が通例となっている代表質問や予算決算特別委員会での総括質疑を行う権利などを得る事が出来ます。
たちあがれ・維新・無印の会 大田区 区議会レポート 平成30年新春号※
・表
・裏
裏面には4人の議員がそれぞれの活動や主張を書いています。私も「死ななくてもよい地域社会に」というタイトルで今まで取り組んできました自殺対策の事に対する議会での取り組みや想いを記載させて頂きました。
※意見は各議員個人の者で必ずしも会派の総意をしめすものではありません。
死ななくてもよい地域社会に
私自身、家族を二人自殺で失った自死遺族である事から、自殺未遂者や遺族支援の他、広く区民の皆様の抱える困難を解消する為に政治や行政に何が出来るか、取り組んで参りました。
大田区の平成21年から26年の自殺者の合計は865名、対策の強化は急務であり、生きていく上での困難を積み重なった上での選択肢の一つが自殺である事からも、自殺対策の進んだ地域というのは、生きていく上での困難を解消しやすい地域でもあります。
会派の代表質問では、松原区長に自殺対策について大田区の特徴の把握の必要性についての認識や法改正に伴う大田区の自殺対策計画策定への見解について質問しました。
決算特別委員会では、自殺対策が進む中で減少幅の少ない若者の自殺対策や若者への啓発の機会の拡充、学校での自殺予防教育の進捗について質問。大田区の未来を担う若者へのケアを訴えました。子供の頃からSOSを出す、困ったときに誰かに助けを求める力を養う事は必要な事です。
人間らしいと思える普通の生活や幸福感。昨今の社会情勢を鑑みると、かつて「当たり前」だった日々が、だんだんと享受できなくなっていく、社会が不確かなものになっていくように感じています。一人一人の生活や幸福を守っていくのが政治や行政の責務であり、人の命や幸せを切り捨てるような冷たい社会になる事を止める責任と力があります。今後も、誰もが生きやすい地域社会の構築に向けて提言を続けていきます。
関連ブログ
・大田区議会内会派「たちあがれ・維新・無印の会」結成。幹事長に就任しました。
・自死遺族の一人として区長に大田区の対策前進を訴えました。
・大田区議会第二回定例会 代表質問文面
・平成28年度決算特別委員会 しめくくり総括質疑
・再び家族を失って~平成29年予算特別委員会質疑【自殺・地域猫】
(マンガは政策マンガ 自紙遺族支援編の一コマです➡詳細はこちらおぎの稔政策マンガ第8弾 自死遺族支援編)
・2017年の議会活動を中心にまとめた記事はこちらです。➠2018年新年のご挨拶及び2017年の振り返り