東京の海へ!水辺の街大田区の可能性!
平成27年10月26日、大田区議会交通臨海部活性化特別委員会の視察にて、11月~12月に実施予定の東京都の水辺空間活用ワーキンググループ(舟運)における社会実験として
羽田空港(天空橋)から吾妻橋や有明、浅草への船便の航路を実際に体験してきました。
本日、一部体験してきたのは、天空橋から天王洲までのルートの一部です。
詳しい航路や申し込み方法、日程等はリンク先をご覧ください。
申込み先
東京都 舟運の活性化に向けた調査運航の実施について(お知らせ)
船着き場は天空橋駅に隣接。
すぐに船に乗れます。
こちらは災害時、防災船着き場としても機能します。
天空橋駅付近の開発、羽田空港跡地利用計画と同時に、舟運環境の整備をしていかなければなりません。
実際にこの期間、使用されるクルーザー バトークレールに乗ってきました。
船内、とてもお洒落な雰囲気です。
落ち着いて、船旅を楽しめますね。
2階デッキ、思った以上に船の速度が早く、風も感じられます。
景色も素晴らしいです。
ベンチもあります。
この船でしたら移動手段としてだけではなく観光資源として親子連れ、カップル、外国人等様々な方が利用してくれるのではないかと思います。
京和橋・・・orz
大田区の管轄なので、直してくださいね。
大森ふるさとの浜辺公園も見えます。
こちらの浜辺、ビーチバレー国際大会用の砂を使おうとの話もあったそうですが、
粒の細かい大会用の砂を使うと、近隣に迷惑が掛かる為、少し大きめの今の砂粒になったそうです。
短い時間でしたが、舟運の魅力を感じる事が出来ました。是非とも実験を成功させ、東京、大田区の水辺資源を活用して頂きたいと思います。
一方で景観の活用としては現状ではまだまだ問題があると思います。
運河沿い含め、船から見える風景については、一部、とても寂しい部分もあると思いました。
運河沿いにゴミが見えたり、雑草が荒れたまま放置されていたりと整備状況のよくない部分もあるというのが率直な印象でした。
東京都の安全、運用面の運河、航路の整備の末に、大田区に事務移管されると説明も受けましたが、
私は大田区には、移管後は水辺空間活用として、ソフト面の整備に着手して頂きたいと思います。
運河沿いの清掃、花壇等の緑の整備、コンクリートにはマンガ等のペイントや立体映像の活用、
海外の水上バスの航路のような、夜のライトアップやテラス付のカフェや水上レストランの併設等、お洒落な観光スポットなど、
運河沿いの景観の整備も行う価値があるのではないかと感じました。
自然のままの運河、むき出しのコンクリートジャングルが好きな人もいると思うのですが、
交通機関としてだけでなく、観光として利用するのであればソフト面の強化もあるべきだと思います。
大田区風にモノづくり、工場を見学出来るような工夫もよいかもしれません。
ディズニーラ●ドの蒸気船マークトウェイン号から見える風景や、海面からゴジラが出てきたり(苦笑)
運河の沿いの歩道や自転車道の整備や、水上オペラ等の水辺空間を最大限に活用したアトラクションも考えていってほしいですね。
また本日視察した航路は東京都の計画で、先日、ニュースで話題になった羽田空港と秋葉原を結ぶ便は、国交省の社会実験でした。
羽田―秋葉原に水上航路 国や千代田区が実験
こちらも好評で、本来の予定の日程を一週間延ばし行ったそうです。
大田区からも課長が参加しています。
ミズベリング。
空港だけではない海と川の街、大田区。
水資源を活かせるのは中央区だけではありません。
浅草と共に秋葉原と大田区も繋げて、日本のポップカルチャー、ソフトコンテンツを楽しめる、
運河沿いのソフト機能強化を実現できると面白いですね。