Jul 19, 2019

京都アニメーションでの火災事件と参議院選挙について

　昨日、18日昼頃、京都市伏見区にあるアニメ制作会社「京都アニメーション」の制作スタジオで爆発火災が起き、33名の死亡が確認され、また30名以上の方が負傷し搬送されたと報道されました。放火をした犯人とみられる男も身柄を確保されましたが重症とのことです。

京アニ火災、死者３３人に＝確保の男、ガソリンまき「死ね」－殺害予告メールも・京都

　まずもって、本日の火災により亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。また被害にあわれた方にお見舞い申し上げるとともに、一日でも早い恢復をお祈りします。

　今回の事件を知って、心身共に傷ついた多くの方々につきましても一日でも早く普段の生活に戻れるよう祈念いたします。

　　京都アニメーション様で作成されたアニメ、私も学生時代から何度も観てきました。今までの、そしてこれからの日本アニメ制作の中枢を担っていくであろう方々がお亡くなりになったことに悔しさが募ります。被害にあわれた方のため、傷付いた業界関係者、ファンの皆様のためそして同じ被害を出さないために私も考えていきたいと思います。

　現時点で死者33名と戦後の日本史上に残る大量殺人事件が起きてしまいました。身柄を確保された男も重症とのことで真相が解明できるのかも怪しいところです。ですが、だからこそ今、私は参議院選挙についてお訴えをさせていただきます。

　今回の事件、犯人とみられる男の動機はわかりません。警察発表では犯人とみられる男は従業員でもなく、雇われたこともなかったそうです。今もなお、原因が分からないので、はっきりとしたことは申し上げられません。しかし、事件発生当初、多くの憶測が流れました。

「アニメイターやクリエイターの労働問題、またそれらにかかわる怨恨ではないか？」といったようなものです。

　名誉のために申し上げると、京都アニメーション様は社内に託児所も抱えた有数のホワイトな企業であることも語られています。また、警察からも従業員であることも否定されており、建物の構造が、報酬が、労働環境がと心ない報道に胸を痛める方も多いと思います。

ですが真っ先にそうした憶測が流れるような課題が業界にあるのも事実です。直接の要因でなければ何の対策を打たなくてもいいという事でもありません。

　マンガ、アニメ、ゲームなどの産業、また労働環境、権利問題など私も区議会議員としてできることに引き続き取り組んでいきたいと思いますし、今回の参議院選挙では（私は無所属なので超党派で）、そうした課題に取り組んでくれる候補者を応援したいと思っています。

犠牲は大きく、失ったものは帰ってきません。そしてどう自分を騙そうとも、私たちは失ったものの変わりを見つけることはできないでしょう。それでも残された私たちは乗り越えていかなければなりません。

それぞれ関係性も重さも違いますが、それぞれの負った心の傷を忘れることは出来ず、簡単には癒えないでしょう。でもきっとそれを、犠牲になったクリエイターの方々は悲しむかもしれません。

　途方もない時間をかけて、情熱を捧げて、創作を行い表現を続けてきた方々のためにも、彼らが築いてきた環境を、表現の場を守っていく。こうしたこともまた必要ではないかと思うのです。

　私は与えられた仕事柄、立ち止まらずにそのことを訴えていかなければならないと思うのです。そしたら私たちはもっと、笑顔を思い出せそうな気がしますので。

◆全国比例区

山田太郎（自民党）

先程、第25回参議院議員通常選挙の立候補の届け出が受理されました。今回の選挙、狙うは53万票。とてつもない大きな数字です。私の政治の目標は若者の将来不安の解消、困っている人達への支援です。表現の自由、たくましい経済、優しい社会の実現のために闘っていきます。応援よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/f4ywGjdtte

— 山田太郎 ⋈（前参議院議員・全国比例）3日目西し35a (@yamadataro43) 2019年7月4日

川田龍平（立憲民主党）

ドラゴンボール、
プリキュア、
仮面ライダー
onepeace
などで有名な
東映、
石ノ森章太郎
手塚治虫
練馬で
いのちの街宣中、
最後のお願いを
させて頂いています！?
「漫画やアニメは日本の宝、
表現の自由は
絶対に死守せねばなりません✏️」#川田龍平 #2枚目は川田龍平 pic.twitter.com/v4ei3dGlIT

— 参議院議員川田龍平（立憲民主党） (@KawadaOffice) 2019年7月18日

◆東京選挙区

山岸一生　（立憲民主党）

山岸一生参議院議員選挙東京選挙区候補者（立憲民主党）と西沢けいた都議会議員から、表現の自由、表現規制問題についてコメントを頂きました。
西沢都議は石原都知事時代の非実在青少年問題時に活躍された方です。山岸氏が中学校1年の時にみたアニメについても言及。#参議院議員選挙 #表現の自由 pic.twitter.com/NMpgZviAfE

— おぎの稔（荻野稔）【⋈】大田区議会議員無所属2期 (@ogino_otaku) 2019年7月18日

※おぎの稔は現在、無所属です。