Apr 7, 2019

好きな事を好きと言える社会に。知人と初音ミクの結婚式

こんにちは。おぎの稔です。昨年の冬の事になりますが、知人と初音ミクとの結婚式に参加させて頂きました。「二次元(空想)のキャラクターの結婚」メディアで取り上げられた事をご記憶の方もいらっしゃる思います。

 多様性言う言葉が持て囃されて久しいですが、幸福や愛は家族関係は人の数だけありますので、様々な形があっても良いのかと思っています。当初、ショーやイベントのような形で開催するのかと思いましたが、本当にしっかりとした「結婚式」を挙げられていました。式場側の理解と協力もあったのだと思います。

 空想のキャラクターとの結婚。法律で認められたわけではなく、制度があるわけでもないのですが、数年前に議論になったLGBT(性的マイノリティ)の方のパートナーシップ制度の是非といった、現実の人間同士のお話から、空想の登場人物にまで考えが及び、実際に式場で結婚式を挙げるようになったことは素晴らしいと思っています。

キャラクターを独り占めするといったお話でもなく、ある意味ファン活動の形の一つとしての愛の示し方、表現の形とみる事も出来るのではないでしょうか?

 ポリティカルコレクトネスなどのお話も最近はよく指摘されるようになります。個人の権利の侵害、またはそのバランスという事は慎重に考えなければいけませんが、日本が好きなものを好きと言える社会であり続けてほしいと思っています。

 色々とご苦労もあるかと思いますが、頑張って頂きたいなと思っています。ご結婚おめでとうございます。

 

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