~参議院選挙、結果のご報告~
皆様、こんにちは。
大田区議会議員のおぎの稔です。
参議院選挙、投開票も終わり、議席も確定しました。
おおさか維新の会は選挙区で三議席、比例では約510万票を得票し、四議席を頂き合計は7議席となりました。
今回選挙の無かった非改選の5議席と合わせて、12議席を確保し、予算措置を伴わない法案以外の法案を単独で国会に提出できる権利を得ました。
これも、ご支援いただいた皆様のお力です。
国会で皆様との約束を果たしていけるよう、所属地方議員としても、国会議員、党をサポートしていければと思っています。
本当にありがとうございます。
・東京都選挙区の結果について
また、今回、私は主に東京選挙区の田中康夫候補の応援をさせて頂きました。
皆様から多大なご支援を頂きながら、力及ばず、ご信託にお答えできなかったことをまずもってお詫び申し上げます。
●参議院選挙 東京選挙区 結果
蓮舫(民進) 1,123,145 当選
中川雅治(自民) 884,823 当選
竹谷とし子(公明) 770,535 当選
山添拓(共産) 665,835 当選
朝日けんたろう(自民) 644,799 当選
小川敏夫(民進) 508,131 当選
田中康夫(おおさか維新) 469,314
横粂勝仁(無所属) 310,133
三宅洋平(無所属) 257,036
最後の最後まで、民進党の現職、小川氏と接戦でした。
おおさか維新の会所属の都内の地方議員、支部長が選挙部隊に入り、総出で連日活動を行い、そして、無所属の議員、前議員の皆様からもご協力を頂きましたが、あと一歩及びませんでした。
候補の公認、出馬決定が6月で時間が足らなかったのもあるかもしれませんが、田中氏のような知事としての実績もある素晴らしい候補を東京の維新の代表として、送り出せなかったことは、残念でなりません。
東京の地方議員の一人として、力不足を痛感しています。
●比例代表の結果を見た感想
1、無党派層の行方
さて、今回、少し課題も見えてきました。
共同通信が実施した出口調査、よると、支持政党のないいわゆる無党派層は全体の約20%。
そのうち、無党派層の投票行動は主要政党では、自民22.3、民進23.2、おおさか維新11.4、公明6.9、共産14.7となり、自民、民進党が強い状況でした。
しかしながら、14年の衆院選では分裂前の維新の党が21.7%を取っており、自民(21.1)、旧民主(20.8)よりも支持を得ていました。
13年参院選でも日本維新の会、みんなの党を足すと28.8となり、自民(23.0)、旧民主(14.4)を超える割合でした。
公明・共産は無党派の支持が若干減少、自民は横ばい、民進は支持が回復する中、維新(いわゆる第三極)の支持が半減してしまっています。
2、比例における第三極の得票の減少
今回の参議院選挙、比例代表において国政政党おおさか維新の会は5,153,584票を頂き、参議院に4議席頂く事が出来ました。
多くのご支援を頂いたことに感謝申し上げるとともに、分裂前の日本維新の会時代からみて、得票を減らしてしまった事は、ひとえにこの間、第三極と呼ばれる勢力への不信感を招いてしまった事と、二大勢力に挟まれて埋没してしまった結果だと受け止めております。
過去の得票ですが、2010年の参議院選挙ではみんなの党が比例で7,943,649票を獲得し、7議席を得ています。
2013年の参議院選挙の比例では、日本維新の会が6,355,299票を得て6議席、みんなの党が4,755,160票を得て4議席、第三極と言われた二党を合わせて約1100万票を得票していました。
皆様のご支援を頂きながらも、自民でも民進でもない、第三の選択肢、受け皿として以前ほどに機能しきれなかったことについては、分析し、どうすれば支持を取り戻せるのか?広げていけるのか?
考えていく必要があると思います。
3、若者の投票、支持は
特に今回から選挙権の引き下げが行われた18.19歳の投票率については特に発表はされておりませんが、日経新聞の記事によると、総務省が18~19歳となった有権者全員の投票率を調査するとの事です。
各都道府県の選挙管理委員会には通知がされており、概ね一か月を掛けて調査をするそうです。
結果について、楽しみにしています。
また、18~19歳の方の比例代表の投票先について、共同通信の出口調査によると、他の年代と極端な変化はなく、自民が最多、民進、公明党が続きます。
その3党に続く、おおさか維新、共産党については、10代~40代まではおおさか維新の方が多く、50代以上では共産党の支持の方が多いとなっています。
引き続き、若者への支持、関心を上げ、存在感を発揮していければと思います。
来年には都議会議員選挙、そして衆議院選挙もいつあるかわかりません。
おおさか維新の会、所属議員として、結果を真摯に受け止め、引き続き、活動を続けていきます。
今後とも、ご指導のほど宜しくお願い致します。
大田区議会議員
おぎの稔