大田区議会で少数意見の尊重を求める要望書を提出しました
大田区議会議長、各幹事長宛てに、少数意見の尊重を求める要望書を提出しました。
私達東京維新の会大田を含む5会派14名での提出となります。
要望は以下の5点です。
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私たち超党派の議員は、大田区議会の民主的な運営に関わり、特に以下の点について要望いたします。
少数意見の尊重は議会制民主主義において欠かせないものです。大田区議会自ら
改革につとめ区民の信託にふさわしい議会であるために、議論を尽くされ実現に努力されるよう要望いたします。
1、代表者会議、幹事長会、議会運営委員会における議論には少数会派を含め、すべての会派の意見が反映出来るようにすること。
2、役職選出にあたり委員会の正副委員長、理事、付属機関委員については会派議員数に応じて選出し、交渉会派以外についても適宜配分すること。
3、本会議、委員会での質疑のあり方を検討し、議員の発言の自由を最大限保証すること。
4、一人会派の質問時間年40分、二人会派の同80分の定例会毎の割り振りについては個々の裁量に委ねること。
5、委員会の委員構成については、少数会派の希望を十分に尊重して、定数は柔軟に対応すること。
要望書提出議員
荒尾 大介
大竹 辰治
荻野 稔
金子 悦子
北澤 潤子
黒沼 良光
佐藤 伸
清水 菊美
菅谷 郁恵
奈須 利江
野呂 恵子
福井 亮二
藤原 幸雄
三沢 清太郎
(50音順・敬称略)
会派 共産党、緑、フェア民、生活者ネット、東京維新の会
要望書を提出しましたが、少数会派に好き勝手にやらせてほしい、大きな会派の皆様のいう事を軽んじて良いという事ではありません。
大田区には一人会派が6会派、二人会派が1会派8名と第3会派の共産党(9名)に迫る人数がいます。
少数会派同士、意見が必ずしも一致するわけではありませんが、一人一人が区民の信託を受け、議席をお預かりしている事には変わりありません。
しかしながら、大きな会派の皆様と違い、役職、委員会配置、発言時間、代表質問の有無、議案提出権等、制約もあります。
私達の意見を優先してくださいとは言いませんが、可能な限り尊重して頂ければと思っています。
神奈川県議会、共産に代表質問させない? 不手際で混乱
それぞれ言い分があると思いますが、隣の神奈川県では代表質問の権利を取り上げる?という騒動もありました。
23区でも、少数会派の発言、活動の機会が制限される事態も起きています。
私も思う所がないわけではありませんが、会派、主義主張を問わず、議員である以上、どなたでも公平公正に、議会での発言、活動の権利が保障される事を祈っています。