大田区イメージソング完成!!今後の活用は?
以前、ブログでも取り上げさせて頂いた、大田区制70周年記念事業の一つ、大田区のイメージソング作成。
私はこの事業については、所属委員会での取り扱いだったという事もあり、毎回のように質問し、議論を重ねてまいりました。
楽曲の作成作業が終了し、大田区のHPでも公開された為、ご紹介いたします。
大田区HPより
大田区イメージソングが完成しました!
http://www.city.ota.tokyo.jp/oshirase/mokutekibetsu/other/ota-ku_image-song.html
題名:笑顔、このまちから~大田区イメージソング~
作詞:湯川れい子 作曲・編曲:千住明 歌唱:夏川りみ区制70周年を契機に制作した大田区イメージソングが完成しました。
昨年、区では区内在住・在勤・在学の皆さんから「あなたの大切な人へ送るメッセージ」と題して曲の題材を募集し、たくさんのご応募をいただきました。これをもとに湯川れい子さんが作詞、千住明さんが作曲。歌を夏川りみさんに依頼し、「国際都市おおた」の明るい未来を感じさせ、誰でも親しみを持てる曲となりました。
youtubeでも実際の歌を視聴できます。
作詞に湯川れい子様、作曲に千住明様、歌唱に夏川りみ様と、著名な方々を迎え、作成・広報費総額約1200万円を掛けて、大田区が作成を行っただけあって、N○Kのドラマやジ○リ映画に出ててもおかしくないような、素晴らしい歌だと思います。
私も、何度も聞くうちに、好きになってきました。
素晴らしい歌ではありますが、「大田区」といった文言も入っているわけでも無く、歌を聞いた後に「ああ、確かに大田区の歌だ」と理解できる方はどれだけいるでしょうか?
少し、疑問があります。
この歌をどのようにして区民に広め、どう根付かせていくつもりなのでしょうか?
また、予算の使い方として適正か?についても考えなければなりません。
これは仮に誰が聞いても判りやすい大田区の歌だとしても同じです。
楽曲に800、広報その他費用に400万という費用を掛ける事が正しいかどうか?
1200万を別の事に使えたのではないか?
歌を作ること自体は良いが、それだけの費用を掛けただけの効果があるのか?
私も、一年間、所属の総務財政委員会で議論を重ねてまいりましたが、今後も、その効果や予算の使い方として正しいかは、検証をしていかなければなりません。
既に終了したイベントもありますが、今年度は大田区制70周年という事で、区内でも多くのイベントに「祝 大田区制70周年」と言う冠がついています。
区全体で70周年を祝っていく事、更に大田区の魅力を発信していく事は大事な事です。
とはいえ、それをどのように行うか?はしっかりと考えなければなりません。
今回、歌の作成に当たっては、昨年よりテーマ選定など、一般募集だけではなく、区内の小中学校等にも多く協力を頂いています。
行政が作成した以上、そうした子供や、外国人、老若男女様々な方の力を活かし、また歌をきっかけにそうした方々が集まり、何か別の付加価値を生み出していけるような、そんな仕組みも必要です。
学校、駅、イベントなどで流す、CDを販売し、例えば売り上げ等の収入を寄附や区政運営に活かしていく。
広めるために、様々なアレンジを作ったり、初音ミクやMMD、MAD動画、又はダンスなどのコンテストやコンサートを行うのも良いでしょう。
せっかく作ったこの歌を区内に浸透させ、どう活用し、どのように区民の幸福、大田区の発展に活かしていくのか?
運用、費用対効果についても注視をし、引き続き発言をしていきます!
以前のブログ
楽曲制作に800万?費用1200万円?大田区のイメージソング作成の行方は!?