ブログ | おぎの稔 | 大田区議会議員 公式HP - パート 49
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Sep 17, 2018

次は東急沿線。多摩川線・池上線沿線のまちづくりについて

 大田区議会議員のおぎの稔です。今回は、区議会で質問をした東急線沿線のまちづくりについてです。京急線の連続立体交差事業がある程度、一段落すれば次は東急線沿線となります。現に東急線の池上駅の大規模整備なども議論が進んでいます。では、多摩川線沿線はどうでしょうか?

 大田区は都市づくりビジョンの中で、多摩川線沿線の下丸子駅を東急線の主要駅として重点地区に指定しています。しかし、多摩川線についてはあくまで「新空港線(蒲蒲線)を基軸とした整備」となっており、前提が新空港線です。これまで議会で触れてきましたが、私は新空港線は効果に疑義を持っています、また時期も全くの未定です。いつかもやるかもわからない新空港線路線整備と合わせた沿線整備ではなく、下丸子駅の開かずの踏切の課題や、混雑、沿線の発展など、今ある課題に今取り組んでいくべきではないかと考えます。多摩川線沿線に住む議員としても今後も声を上げていきたいと思いますが、皆様は如何お考えでしょうか?

 

以前のブログ

下丸子が重要地区の一つに!?おおた都市づくりビジョン

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Sep 16, 2018

ペットの高齢化問題から、混合介護の可能性を考える

 大田区議会議員のおぎの稔です。先日「わんこと触れ合える、通えるデイサービスおん」さんの説明会に参加しました。デイサービスに通いながら、同時にペットの面倒も見てくれるサービス等(有料)を提供してくれる事業所です。

 以前には別のアプローチをしている老犬ホームさんを視察させて頂きましたが、食料や衛生環境の改善によるペットの長寿命化と共に、飼い主も高齢化し、体力の低下など様々な課題が存在する中で、どう高齢化とペットの問題と向き合うのか?また、ペットの高齢化問題とどう向き合うのか、大切な課題となってくると思います。

 

『愛犬と通える高齢者デイサービス』開設の背景

2016年8月から㈱CARE PETS(ケアペッツ)がサービスを開始した「動物看護師によるペットの訪問介護・看護」のユーザーのうち、47%は65歳以上の高齢者です。

利用の理由は、「足腰が弱くなり、お散歩に連れて行ってあげれない」「身体が思うように動かず、1人では面倒をみきれない」などです。

また、「デイサービスに通いたいけど、ペットを1人で自宅に置いておくのは可哀そう」などの声があり、「犬が好きな方」「犬を飼っている高齢者」が楽しく、安心して通う事ができる、デイサービスを開設することにいたしました。

また、人の介護に関する不安や悩みだけではなく、ペットに関する不安や悩みを抱えている方々が増えてきています。また、飼い主もペットも高齢という「新たな老老介護」問題も発生してきています。

また、犬を飼いたいけれども、自身が高齢なために犬を飼えない高齢者が、「わおん」に通うことによって犬と一緒に時間を過ごすことができ、アニマルセラピーとしての効果もあります。

デイサービスわおん HPよりhttps://care-pets.jp/2018-05-08/prtimes/

 

 区議会の質問で混合介護について取り上げましたが、このわおんさんのサービスもいわゆる「混合介護」に該当します。では、混合介護とは?

 「混合診療」と言う言葉は皆様聞いたことがあるかと思いますが、混合介護とは介護保険が適用される介護保険サービスと、介護保険の適用されない介護保険外サービスを組み合わせて提供する介護サービスのことを言います。介護保険内のサービスは内容が細かく決められており、有料では出来ない事もあり、自由で多様なサービスを利用者や家族のニーズに合わせてどう提供するか、課題もありました。

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Sep 15, 2018

不健全図書とコンビニの成人向け図書の違いをご存知ですか?

 大田区議会議員のおぎの稔です。今回は先日ツイッター上で話題になった、有害図書、表示図書、類似図書の違いについて、ご報告いたします。

 

 

おぎの議員の『コンビニのエロ本』ゾーニング論争で「有害図書」「表示図書」「類似図書」の違いが争点に 

togetterのまとめ

 

東京都青少年健全育成審議会 6月

http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/696/696gijiroku.pdf

 

 

確認する図書類は、不健全図書として指定した図書類、不健全指定図書類、成人向けなどの成人マーク付の図書類の表示図書類、コンビニなどで販売されている青い半透明のシールで止めることで青少年が容易に閲覧できない措置がされた小口シール止め誌の類似図書類の3種類です。この3種類の図書類について、協力員の調査結果をそれぞれ表に示しています。まず、不健全図書として指定した図書類を不適切に販売している店舗はございませんでした。表示図書類を販売している店舗のうち、2店舗において包装が、2店舗において区分陳列が適切になされておりませんでした。類似図書類については、2店舗で区分陳列が適切にされておりませんでした。また、青少年への販売等を制限する制限掲示がなかった店舗は1店舗ありました。

 

 

 こちらは、東京都青少年健全育成審議会6月の議事録の冒頭部分になります。この中で確認する図書として「不健全指定図書類」「表示図書類」「類似図書類」の3つが出てきます。皆様、なかなか聞いたことない用語ではないかと思いますので、簡単に説明をします。

 

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Sep 9, 2018

大田区議会第3回定例会が始まります

 大田区議会議員のおぎの稔です。先日、議案の発送が行われ、始まった大田区議会平成30年第3回定例会。9月5日から10月11日までの日程で行われます。今回は私は本会議での代表質問や一般質問での出番はないのですが、常任委員会や特別委員会、また9月28日から審査が行われる、決算特別委員会では質疑の時間を頂く予定です。今回も、皆様から議席としてお預かりしている貴重な時間、無駄にせず議論を重ねていきます。詳しい時間等は、おおた区議会HPをご確認ください。

 

おおた区議会 HP ➠平成30年第3回大田区議会定例会、決算特別委員会が開かれます

区政報告会を開催します。

9月24日(月)に区政報告会を開催します。

以前の質問はこちら

・平成30年大田区議会第二回定例会代表質問

平成30年大田区議会予算特別委員会総括質疑

 

Sep 3, 2018

大田区議会議員、博麗神社秋季例大祭にサークル参加!

 大田区議会議員のおぎの稔です。この度、大人気シューティングゲーム「東方project」の同人誌即売会「博麗神社秋季例大祭」にサークル参加し、同人誌を発行する事になりましたのでご報告させて頂きます。開催日は10月14日(日曜日)、場所は東京ビッグサイトになります。

 スペースは【せ24a】サークル名は「オタギイン」です。

 

詳細はこちら➠博麗神社秋季例大祭 HP

会場へのアクセスはこちら➠https://reitaisai.com/arts5/?p=54

 

 

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Aug 31, 2018

ユースデモクラシー推進機構の政策フェローシップ始動。

 

 大田区議会議員のおぎの稔です。

 20代当選議員の会でもお世話になっている、一般社団法人ユースデモクラシー推進機構様の政策フェローシップがスタートしました。

 

詳細はこちら→http://youth-democracy.org/topic/fellowship_180831

政策フェロー一覧はこちら→http://youth-democracy.org/#fellowship

(おぎの稔もフェローのメンバーです)

 

以下、引用

 一般社団法人ユースデモクラシー推進機構は、党派や地域を越えた地方議員同士の交流を促し、未来志向の地方議員をエンパワーメントする事を目的として「政策フェローシップ」の編成を開始し、随時選任を行って参ります。
 
 政策フェロー間の、政策研究、政治活動や議会外の社会活動等、あらゆる知見やノウハウ、ネットワークを共有し具体的な成果に繋げることで、新しい地方議員像を世の中に示す事を目指します。
 対象者となる条件は次の通りです。
 
 
<対象者>
・「未来がその胸中にある」現職地方議員(年齢不問)
・YDPAの価値観に賛同し、次の政策スタンス全てに同意できること
-未来世代のために政治をやりたいと思っている
-財政問題に対して大きな問題意識を持っている
-テクノロジーを活用した公共領域の課題解決に積極的
-地方自治権の拡大に積極的
-行政機関の情報公開に積極的
 

 

以前の記事はこちら

【20代当選議員の挑戦】第4回 「マンガ」で政治をもっと身近に。「オタク議員」が目指すまちづくりとは

 

 

Aug 31, 2018

視察報告 福岡市のゲーム産業振興について

 大田区議会議員のおぎの稔です。8月28日から30日までの3日間。大田区議会地域産業委員会の視察で、九州方面に行ってきました。本日は2日目に訪れた福岡市でのクリエイティブ関連産業におけるゲーム産業振興についてご報告します。

参考:福岡ゲーム産業振興機構

〇福岡市を巡る環境

 福岡市の関わる特徴的な事業としては、福岡ゲーム産業振興機構が取り組むゲーム関連企業へのインターンシップ、学生及び一般アマチュアを対象としたゲームコンテスト、海外展開やイベント事業などがあります。ゲーム企業の集積では10年前とくらべ市内のゲーム企業の企業数は12社から31社(2・5倍)、従業員数は約400名から約1400名と(3・5倍)増えています。なぜこれだけの成果が得られたのでしょうか?福岡市の置かれた環境にも理由はあります。

 福岡市は海外20都市への定期航空路線を持ち、東京にも上海にも90分福岡空港にも博多駅から約5分で行けるという恵まれた環境にありました。若者・女性が多く、政令都市の中で人口に占める若者率(15~29歳の割合)19・2%、15~29歳の内の女性の割合51・3%と共に1位。更に人口千人あたりの学生数51・8人(政令都市中2位)となっていました。市内には約7万人の学生が住んでおり、理工系や専門学校などの教育機関も充実していました。他にもリーズナブルなオフィス賃料、生活満足度の高さ、アジアへの交通拠点としての好条件を福岡市は持っていました。

 東京都でも、羽田空港に隣接する大田区を含んだ城南地域には、参考に出来る事は多いのではないかと思います。

 

〇なぜゲーム産業なのか

 福岡市はクリエイティブ産業としてゲーム・音楽・アニメ・映像・デザイン(ファッション)の5つを大きく押し出しています。若者が多いなど前述の要素も大きいのですが、ゲーム産業をはじめとして、クリエイティブ産業の支援に大きく乗り出したことには別に事情がありました。

 福岡市も大田区と同様、物つくり、製造業が盛んな都市ではありましたが、時代の流れと共に製造業の力が段々と落ちてきました。人材流出の進行や新たにハードの整備も行うのも難しい中、目を付けたのが情報産業の集積だったとの事でした。先に市内ゲーム関連企業と九州大学との連携といった産、学連携が生まれ、そこから行政の連携へと広がっていったと聞きます。市内に教育機関が揃っている事や、ゲーム関連の大手企業からも協力を得られていた事、市の置かれた交通などの環境や若者多い街としての特徴などがうまく機能したのではないでしょうか?

 

 このあたり、東京23区特別区だと事情が異なるのですが、市の場合は、企業数の減少などは直接市の税制に大きな影響があります。都区財政調整制度※の影響で、大田区を始めとした特別区は区が頑張っても、なかなか区の実績、税収に結びつきにくい課題がありますね。

 

※市町村が徴収する税の一部を23区の場合は都税として都が集め、各区の財政事情に応じて財政調整交付金として振り分けられる。23区の行政サービスの水準化を図るといった意味もあるが、一方で港区のように交付されない区があったり、区の努力、実績が税収と言う結果に結びつきにくい課題がある。

 

〇行政はあくまで行政としての役割、支援を行い民間の力を応援する

 市を上げて大きな取組を見せているように見える福岡市。とはいえ、当然のことながら何でもかんでも協力、お金を出しているわけではありません。市としても人材育成、雇用創出、PRといったあくまで産業政策としての協力、支援であり、お金などの協力はそれらの部分への支援として行っているという事です。なし崩し的になってしまいそうな中、当初の目的を曲げないというのも大切ですね。

 また、市としても多くを注文、求めるわけでもありません。毎月、GFF(GAME FACTORY FUKUOKA)※という市内のゲーム関連団体での会議に参加、民間が課題に思っている事、テーマを抽出し改善に向けて取り組んでいるそうです。行政からなにをしてください、またこれをやってくれというのではなく、民間がやりたい事を応援していく姿勢。言うは易く行うは難しではあるのですが、こうした姿勢を貫いている事にも成功の理由があるのではないでしょうか?

 

※会長は株式会社レベルファイブの日野氏、他に株式会社サイバーコネクトツー様、株式会社ガンバリオン様などが参加。大田区のアプリコで開催されている、東京ゲームタクトの運営に関わっている株式会社ノイジークロークさんも加盟しています。

 

〇ゲーム脳や教育の面への配慮と対策

当時からゲーム脳などの意見、議論はあったそうです。市教育委員会でのインターネットやメディアリテラシーなどの啓発を行うとともに、あくまで産業振興。雇用創出、人材確保のための事業として行っているという立脚点に立っているといるという事を明確にしているそうです。市内の子ども達の憧れの産業でもある事から理解を求めてるそうですが、当時の議事録を読んでも議会でも特にゲーム産業を支援する事への反発などはなかったそうです。

 福岡市の取組には、人材流出を防ぐ、また人材、産業の集積といった目的もありました。他方、東京には黙っていても人が来やすい、消費行動が行われやすい環境はありますが、コストや環境面など課題もあります。東京・大田区に居続ける、仕事をし続けるメリット、意義もしっかりと提示していく必要があるのだろうと、今回、改めて認識を強めました。

 大田区も似た環境、そうでない環境双方ありますが、上手く区政の発展に活かせるよう区議会での発信の参考にさせて頂ければと思います!

 

 

Aug 26, 2018

こぼれ話 山梨で桃狩りをしてきました

おぎの稔です。先日、山梨県に行ってきました。そこで知人の実家の管理している桃林で桃狩りを体験させて頂きました。

 

 

 桃をその場でかぶりつくという食べ方も、なかなかできるものではありません。東京と違い気温も低く、過ごしやすい気候。ヒートアイランド現象の辛さに、想いを馳せていました。

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Aug 26, 2018

9月24日(月)に区政報告会を開催します。

 

 平素よりお世話になっております。大田区議会議員のおぎの稔です。本日は区政報告会のご案内を行わせて頂きます。

 2015年の統一地方選挙で大田区議会に押し上げて頂いてから3年が経ちました。地域の代表の一人として、議席をお預かりしてから本日までの間、議会内外で積極的に活動・発信を行い、昨年5月には区議会議員4名による新会派「たちあがれ・維新・無印の会」を結成、幹事長に就任しました。最近の大田区の動きやこれまでの活動など、皆様にご報告させて頂ければと思います。ご家族・ご友人をお誘い合わせの上ご参加ください。ご参加お待ちしております。

 

日時:平成30924日(月・振替休日)19時~20時頃 開場(18時半)

会場:大田区民プラザ 小ホール

146-0092 大田区下丸3-1-3 東急多摩川線「下丸子駅」下車1分

参加:無料 

お申込み:不要 どなたでもご参加頂けます。

※飲食を伴う集会ではございません。ご承知おきください

 

お問い合わせ:090-9232-2059(荻野携帯)メール:info@ogino.link

                

 

Aug 22, 2018

公文書は区民の共有財産、大田区の管理もしっかりと!

大田区議会議員のおぎの稔です。今回は大田区議会本会議で質問をした公文書管理について、です。国においても防衛省の日報問題、森友、加計学園問題などニュースとして大きく取り上げられましたが、地方自治体でも公文書を巡る様々な不祥事や課題が起きています。

 

公文書の誤廃棄について  相模原市歴史的公文書の誤廃棄

東京都 豊洲市場問題関連文書の不在(12頁)

千葉県 歴史的文書の誤廃棄

熊本県 行政文書、480冊誤廃棄

 

 地方自治体でも起きたこれらの出来事は何が問題だったでしょうか?行政職員の仕事の点から保存しておくべき文書が無かった、誤まって廃棄してしまった。これは問題だという事も理解出来ます。しかし公文書を巡る問題はそれだけではありません。「公文書等の管理に関する法律」においても規定されておりますし、行政事務が皆様の税金で行われている以上、そこで作成された公文書、行政事務における決定、契約、歴史、意志決定に関わる者、その他資料などは職員の仕事の為の文書だけではなく、区民の皆様の大切な共有財産であると言えます。その管理が杜撰、また誤って廃棄されてしまったのであれば、大きな問題なのです。

 

 では、どうすればそうした事態を防げるでしょうか?大田区に文書管理についての規定はありますが、公文書管理条例、公文書館は存在しません。公文書が現在、未来の大切な財産であり、職員から見た今の職員の仕事、未来の後任者の為の文書という事以外に、情報公開条例や個人情報保護条例に基づく請求に対応する為と言った、現在、そして未来の住民の為に必要なものである事からも、しっかりとした対応を取る事が必要ではないかと考えます。

 

 大田区の文書保管についての基準を見ると、文書の長期保存の判断は、所管課の裁量によるところが多く、建物・施設についての書類も「区の施設に関する図面」とあるものの、他はどこまでが該当するのはわかりにくい基準となっていました。情報公開請求の増加や公文書の管理について、区民から厳しい目が寄せられている昨今、区民から見ても判り易い基準、体制をとるべきであり、外郭団体などの法人文書の保存についての規定も合わせ、大田区の文書管理の規定も変えていく必要があると考えています。皆様、如何お考えでしょうか?

 

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