Apr 18, 2019

政策マンガ第32弾「大田区でも氷河期世代の救済を」編

こんにちは。おぎの稔です。今回は、最近になって政府が問題視をするようになった、いわゆる就職氷河期世代・ロスジェネ世代の方々についての漫画です。マンガはRED RIBBON REVENGERの魔公子さんに書いて頂きました。ある意味では、現役世代の方に対する福祉や配慮が、高齢者や社会的弱者に比べて弱かったというのは当然だったのかもしれません。しかし、多種多様な課題、困難を抱えた方が顕在化し、また生き方にモデルがなくなったモデル無き今の世相では、全市民、全世代参加型の社会、地域作りが必要になってきます。

 

 

 

 

 

 先日、経済財政諮問会議がこの世代の方々の事を「人生再設計第一世代」と名付けたと報道もされました。また、就職支援、能力開発支援といった話も散見されます。しかし、今この世代の方に必要なのは就労支援だけでしょうか?政府も将来的にこの世代の方々が大量の生活保護世帯となるかもしれない、と危惧をしていますが、私はむしろ、彼らをどう包摂していくかも、大切な視点であり、将来的な医療、福祉、介護などの面でも考えていかなければならないと考えます。

 また、ロスジェネ、氷河期世代の人々が若い時抱いていたささやかな夢や幸せ、望み。政治の失策によって失われた彼らの想いについてもっと想いを馳せる必要があると思います。

 勿論「願いが全てかなうこと」「思い通りの環境を実現すること」はどの世代でも、どんな人でも簡単ではありません。実現できるのは、一握りの人間でしょう。しかし、ロスジェネ・就職氷河期世代と呼ばれる人々の苦難には、本人たちの力不足、個人の努力ではどうしようもできなかった、社会、経済の潮流や国の経済政策の失敗にる犠牲者の面もあります。そこを「自己犠牲」と片づけるのではなく、経済、福祉、そして地域・自治体でどう彼らの困難、環境に寄り添っていくかを考えていく必要もあると思います。

皆様、如何お考えでしょうか?

 

関連ブログ:

社会全体で、氷河期世代の救済・支援策を

・大田区議会議員立候補者 おぎの稔の政策&選挙公報

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