Jul 4, 2018

羽田空港の左旋回廃止と熊本空港の重要インシデント

 こんにちは。大田区議会議員おぎの稔です。今回は、今期新たに所属となった羽田空港対策特別委員会に報告をされた、熊本空港における重大インシデントについてご報告いたします。

 

国土交通省・運輸安全委員会HPはこちら(資料は区議会に提出された抜粋資料)

http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail2.php?id=2213

 

 

 原因の詳細は調査中との事ですが、羽田空港に向かっている飛行機であった事や特に、国内での航空機の落下物事故などについては同様の被害を生まない為にも検証、調査が必要だと考えているため、続報がありましたら、皆様にご報告をさせて頂きます。

 この件については、日本航空株式会社宛てに、大田区も加盟している全国民間空港関係市町村協議会からも申し入れが行われています。

 

●左旋回廃止について

 続いて、5月1日付のおおた区報でも発表がありましたが、特に羽田地域、近隣地域の皆様にとって長年の悲願の一つであった、北風時A滑走路北向き離陸左旋回の廃止について(左旋回、ハミングバードディパーチャー)、国土交通省から段階的な廃止のスケジュールが大田区に示されました。2018年冬ダイヤで1減、2019年夏のダイヤで2減となり、廃止となります。長年にわたる地域の皆様、大田区議会の皆様、各級議会議員、そして大田区の国土交通省、関連機関との交渉の賜物だと思います。

 今後も、羽田空港と共存できる区であるよう私も一議員として声を上げていきたいと思います。

 

 

・大田区報はこちら

おおた区報平成30年(2018年)5月1日号8ページ(PDF:549KB)

・詳細の説明はこちら

北風時A滑走路北向き離陸左旋回の廃止について 

 

羽田空港では、平成12年より、北風時においてA滑走路から北向きに離陸して大森南付近で左に旋回し、糀谷・羽田等の羽田空港近接市街地上空を低い高度で通過し、神奈川方面に進むルートが設定されおり、平成22年10月までは5便が運航し、現在は3便を上限に運航されてきました。
 羽田空港近接の地域では、この「北風時A滑走路北向き離陸左旋回」の騒音に長い間悩まされています。
  この度、国土交通省より「2018年冬ダイヤ(2018年10月28日から)において1便削減し、2019年夏ダイヤ(2019年3月31日から)において残る2便を削減し、現行運用における北風時A滑走路北向き離陸左旋回を全廃する」との回答がありました。

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