Feb 1, 2018

【こぼれ話】消防団員として表彰を受けました

皆様、こんばんは。おぎの稔です。私は日頃より矢口消防団の5分団の団員としても活動をさせて頂いているのですが、昨年に続き、今年は大田区長賞優良団員として表彰をされました。

 

 

 

 こうして表彰を受けると改めて消防団員として地域の防災、安全安心の為に活動に励もうと身の引き締まる思いがします。区からは精勤賞として、このような記念品も頂きました。有難いですね。せっかくの機会ですので、消防団の活動についてご紹介させて頂きます。公益財団法人日本消防協会によれば下記のように紹介が行われています。

 

 

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(1)消防団は市町村の消防機関

 消防は市町村の事務とされています。

 このため市町村は、消防機関として消防本部、消防署、消防団のうち全部又は一部を設けなければならないこととされています。 (平成27年4月1日現在)

 消防団は2,208団  消防本部は750本部 消防署1,709署 ほとんどの市町村は、消防本部及び消防署(これらを常備消防という)と消防団が併存する消防体制をとっています。

 

(2)消防団長及び消防団員

 消防団の長は消防団長であり、消防団員を指揮監督します。消防団長は、消防団の推薦に基づき市町村長が任命し、団長以外の消防団員は市町村長の承認を得て消防団長が任命します。

 

(3)消防団員の身分、処遇等

 消防団員は、それぞれ職業を持つかたわら、災害時等に消防団員として活動しますが、この消防団員の身分は特別職の地方公務員です。消防団員には市町村の条例に基づいて、報酬や出動手当が支給されます。 (地方交付税の基準では、一般団員で報酬年額36,500円)

平成27年度 消防団員報酬の地方交付税

団長 副団長 分団長 副分団長 部長・班長 団員
82,500 69,000 50,500 45,500 37,000 36,500

 

 消防団員になる資格は、一般的に18歳以上で当該市区町村の居住者または勤務者です。詳細な入団資格は、市町村ごとの条例で定められております。

 消防団は、市町村の消防機関ですが、それを支える消防団員は「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づいて 参加し、地域住民を守るために昼夜を問わず消防活動にあたっています。これは江戸時代の町火消し、明治時代の消防組以来の伝統であり、この基本精神は現代においても変わることはありません。

http://www.nissho.or.jp/contents/static/syouboudan/gaiyou.html


 日本消防協会の紹介にもありますが、現在の東京消防庁の前身である「江戸の町火消」の文化を現代に伝える、一般社団法人江戸消防記念会第7區の皆様の大盃儀、賀詞交換会に、先日参加をさせて頂きました。その際、享保4 (1719) 年に「いろは」 47組として、江戸の町火消が組織され、今年で丁度300周年と教えて頂きました。このような伝統は江戸時代の「町火消」の皆様から現代の「消防」へと脈々と受け継がれて、今も地域を支えています。

 地域の安全安心の為に活動するとともに、こういった伝統を後の世まで伝える責任の一端を、一消防団員として噛みしめていきたいと思います。

 

 

さて、大田区内には4つの消防団があります。私の所属している矢口消防団は定員の充足率は大田区内の大森消防団、蒲田消防団、田園調布消防団の3分団に比べて最下位であると報告がありました。消防団は常に皆様の参加をお待ちしております。

 

 大田区内の特に矢口消防署管内の方、是非、消防団に!

 

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●矢口消防団

矢口消防団は、昭和48年に蒲田消防署から矢口消防署が分離した時に矢口消防団として誕生しました。

発足当時の矢口消防団は7個分団で可搬ポンプ7台、定員270名でした。現在は可搬ポンプは16台になり、「可搬ポンプ積載車」が緊急走行車として配備されており、消防団本部を中心に、7つの分団が力を合わせて、矢口地域の防火防災を見守っています。

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-yaguti/syouboudan/shouboudan.html

●矢口消防団の受持図

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-yaguti/syouboudan/ukemotikuiki.html

●消防団員 募集

矢口消防署管内に居住・通勤されている18歳以上の健康な方であればだれでも入団
できます。詳しくは、警防課防災安全係消防団担当まで。     

東京消防庁のホームページでも詳しい情報が見れます。 ここをクリック

 

 

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