Oct 31, 2016

多額の税金で行うイベント。その趣旨と運用を明確に!

皆様、こんばんは。おぎの稔です。

先日の決算特別委員会の質疑で触れた大田区が開催するイベント事業についてご報告します。

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質疑の中でも例示していますが、大田区は多いもので一事業、数千万円規模の予算を掛けてイベントを実施しており、例えば空の日イベント、OTAフェスタはそれぞれ運営費が約4100万円となっています。

イベント開催について、私はその全てに大手を上げて賛成をしているわけではありません。

イベント毎の特徴、開催理由が見えない、他のイベントと区別がつかず何のために別々に開催しているのか?テーマが判らないなどの理由もあり、方向性や運営、予算規模など注視をしていかなければならない課題は多くあります。

 

そういった中で、イベントの開催そのものの是非を問う声が、区民の方から上がるのも必然だと思います。

 

一方で、区民、地域の交流の場、文化などの発表の場の担保、街のにぎわいの増進などの意義もあります。

 

質疑後半で要望として挙げてますが、もともとは区民が触れ合う機会を作り、連帯意識を育むことが目的のOTAフェスタも、近年は、飲食、物販のイメージが強く、誤解を生む内容になっているように感じています。

OTAフェスタは実行委員会が運営している形になっていますが、ブース出展、配置の決め方なども外部からは見えにくくなっていると思います。

イベントを行う際は、趣旨の明確化と、運営の透明性を図り、区民の方々から見てご納得いただけるような事業運営とする事が必要なのではないでしょうか?

 

今年から新しくできた文化振興課には、イベントなどの事業を行う際、文化の盛り上げだけではなく、区民から見た際の透明性、運用の判りやすさを示していく、既存の枠に囚われない、多くの新しい方々の参入機会を担保していく方向へと力を入れてほしいと思います。

 

 


●質疑本文

 

【質疑】

続きまして文化・振興事業についてお聞きします。

今年から文化振興課も新設され、新たに大田区で文化、芸術の振興が行われるという事は素晴らしいことだと思います。

さて、大田区が大きな予算を掛けているイベントには、国際都市おおたフェスティバルin空の日が約4100万円、平和都市宣言花火の祭典が祭典事業委託金が約4700万円、花火打ち上げ負担金が約600万円、OTAフェスタが約4100万円などがあります。

まずお伺いしたいのですが、OTAフェスタの開催する目的、趣旨はどのようなものでしょうか?

 

 

【答弁概要】

今年で27回を数えるOTAふれあいフェスタの歴史は平成2年、東京商工会議所大田支部の設立30周年記念事業、大田夢博90が現産業プラザの蒲田市場跡地を会場に9月末の土日で開催されたことが始まりです。

現在の11月開催が定着したのは第二回から、また平和島一帯が会場となったのは平成5年の第4回開催からです。

ふれあいフェスタの趣旨は区民が集い、楽しみ、そして触れ合う機会を作り、区民の連帯意識を育むことがございます。

また、様々な文化を発信する場でもございます。

水のエリアなど、4つの会場では体験型のイベント等各種の催しが行われ、子供から高齢者まで多くの参加を得ています。

また近年は地方創生の観点から友好都市を始め、多くの自治体の参加があるほか、区内の団体、企業、商店街から多数の出展があり、大変な賑わいを見せております。

二日にわたるイベントの来場者は30万人に上り、まさに大田区民の為の大田区最大のお祭りでございます。

 

 

ありがとうございます。ただし、最近は、物販、飲食販売などが目立ち、趣旨が不明確。誰のためのイベントなのか?というご意見やどうすれば出展できるのか?自分もブースを出したいという声も多数寄せられております。

イベントの趣旨にあるような、特に音楽、パフォーマンスや作品発表といった文化的な側面をもっと打ち出すべきであるとともに、ブース参加等についても相談窓口の設置など、透明性もある程度は確保するべきではないでしょうか?

 

例えばOTAフェスタでも、ふるさとの浜辺公園など開拓の余地のあるエリアではブースの出し方等について区民からもわかりやすい部分を一部からでも入れていく、マンガ、アニメ等の若者や外国人にも人気の文化を取り入れていくといったことも検討して頂きたいと要望をしておきます。

 

これは余談ですが、若者文化は近年注目を集めており、特に大田区と縁があるものにコスプレというものがあります。

コスチュームプレイの略ではありますが、コスプレは大田区が発祥の地の一つとの報道が昨年来テレビなどでも行われるようになり、最近では8月に人気グループ嵐による「嵐にしやがれ」という番組内で、大田区、蒲田がコスプレ発祥の地の一つであると取り扱われていました。

マンガ、アニメといった分野も区として文化事業の点から是非、応援していっていただきたいと要望します。

 

 

大田区議会 平成28年度決算特別委員会 総務費

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