Feb 26, 2016

男性障害者と女性専用車両について

男性障害者も乗車できるの? 女性専用車両、説明改善を要求 共同通信

http://this.kiji.is/75401132206555141?s=t

 総務省近畿管区行政評価局は25日、電車の女性専用車両について、障害のある男性が乗車できるのか説明が不十分だったり、視覚障害者の男性が点字ブロックに従って歩くと女性専用車両に誘導されたりするケースがあるとして、国土交通省近畿運輸局に改善を求めた。

 行政評価局の調査によると近畿ではJR西日本や近鉄、阪急電鉄など12社が女性専用車両を導入しているが、車両のステッカーや駅構内の案内表示では、半数の6社に障害のある男性の乗車について記載がなかった。英語表記や放送案内をしている会社はゼロだった。

 

 

女性専用車両、男性障害者もOK 行政評価局「周知を」

 

http://www.asahi.com/articles/ASJ2S6WWVJ2SPTIL027.html 2016年2月25日 朝日新聞

 

鉄道各社が導入する「女性専用車両」をめぐり、近畿管区行政評価局は25日、鉄道事業を所管する近畿運輸局に対し、男性の身体障害者やその介助者も利用できることを周知するよう改善を求めた。近畿では、車体やホームでそのことを知らせる表示が普及しておらず、男性障害者の側から、乗りにくいといった相談が寄せられていた。
 

 評価局の調査によると、男性障害者の乗車を全面的に認める事業者もあれば、障害者か介助者の一方が女性なら可能とする事業者もある。

 車体やホームに利用可能と表示していたのは、近畿の12事業者のうち、京阪電鉄、阪急電鉄など6事業者(50%)。一方、関東では15事業者のうち14事業者(93%)が表示していた。
 

 女性専用車両が先頭や最後尾にあるのは、関東では鉄道46路線のうち41路線(89%)あるが、近畿では31路線のうち4路線(13%)。駅のエレベーターから点字ブロックで誘導される車両が「女性専用車両」であることが多くなる。このため障害者の側から「障害者も使えるということが知られていない現状で女性専用車両を避けようとすると、移動が長くなる」と指摘があった。そのため、車両設定の見直しも求める。(太田成美)

 

女性専用車両に男性障害者乗れる?…関西基準なし 読売新聞 2016年2月25日

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160225-OYO1T50019.html

関東は統一 

>関東で統一ルールが進んだのは、障害者らホーム上の移動に不安のある人の負担を、少しでも減らそうという配慮からだ。女性専用車両は、関西では約9割の路線が中間の車両に配置され、障害者用エレベーターと近いケースも多い。同評価局が主要50駅を調査したところ、点字ブロックに沿って歩くと、女性専用車両に誘導されるケースが30駅で見受けられたという。

Twitter上でこの記事について言及したところ、多くの反応を頂きました。

 

女性専用車両については法的根拠、そもそも論、優先車両など様々な議論もありますが、私は今起きている女性への痴漢などの性犯罪への対策の為の処置として必要であると思っています。

 

根本的には性犯罪・痴漢を撲滅しなければ解決にはなりませんが、残念ながら撲滅の為の効果的な対策は打てていないと思います。

痴漢撲滅の為の効果的な対策が打てず、女性が安心安全に公共交通機関を利用できないという、男性に比べて恐怖・不利益を被っている以上、対応は必要になると思います。

一方で、記事にあるような現在、乗車を制限されないはずの障害を持った男性等についての情報提供、案内が不十分であるならば改善をしていかなければならないと思っています。

障害を持った方々や児童が周知不足を理由に乗車出来ていないというのであれば、対策は必要になります。

 

また、障害を持った男性の女性専用車両への乗車を制限するべきであるという趣旨のご意見も頂きました。

 

障害者男性、または介助者の男性が女性専用車両に乗れない場合、彼らは健常者が受けなくて済む不自由や不利益を被ります。
ただでさえ、移動等、日常生活において不自由を強いられている障害を持った方々が、朝などの混雑時に専用車を避けて移動し、乗車しなければならなかったり、エレベータ等の乗り入れで、目の前に女性専用車両が止まってしまう構造に駅のホームがなっていれば、大変な思いもされるのではないでしょうか?

 

介助の場合についても、男性障害者だけでなく、女性障害者が乗車する場合も介助者が男性の場合は一緒に乗車できなくなります。
鉄道事業者によって障害の定義もそれぞれですが、身体、知的、精神障害、基準をどこに設けるのか?どのような対応が適切なのか。

関西と関東では状況も異なり、また、鉄道以外にも、障害を持った方を取り巻く課題は依然として多く存在します。

 

障害者差別解消法の施行も迫り、合理的配慮についても今後注目が集まっています。

 

引き続き、議論を見守っていきたいと思います。

 

 

 

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