Dec 7, 2015

民泊条例、可決しました。

東京・大田区 「民泊」条例案可決 来月にも運用

本日の大田区議会で民泊条例が可決をしました。

私は委員会、本会議での審議を通して懸念、不安点、改善点の要望・指摘し賛成をいたしました。

 

この民泊がしっかりと利用者にも事業者にとっても素晴らしく、近隣住民からも理解が得られ、観光・多分交流、大田区の活性化に寄与するものであって欲しいと思います。

win-winが一番です。

 

しかしながら、この間委員会や本会議での議論を聞いても、なかなか現在起きている民泊でのトラブル等への対処や区民の不安・懸念に答えられないのではないか?と思う部分も多く、しっかりと申請をし条例に沿った民泊を運営しようとする事業者がかえって苦労ばかりしてしまうように感じます。

 

区も条例施工後、100件程度の申し込みを想定していると答えながら、人員増、補正予算等は考えていないとの事でした。

立ち入り検査や書類審査を考えると現場の職員に多大な負担がかかってしまうのではないでしょうか?

見切り発車感も強いように感じます。

 

課税所得、安全、安心、一人当たりの床面積、環境衛生、近隣や管理組合との関係、事業者の義務・責任、利用者の義務、違法な民泊への対応等、考えなければならない点はたくさんあると思いますが法律で雁字搦めになっており、大田区の裁量、条例で制定できる部分が非常に少なく地域ニーズ、実態に合った民泊を作るのは今のままでは難しい制度になっています。

認定要件をしっかり守る事業者への何らかのインセティブも必要でしょう。

 

全国に先駆け、来年1月中に施行され条例で認定を受けた「民泊」が始まるわけですが、法律改正の要望も含めよりよい民泊を作る為に、大田区での民泊をしっかりと注視してまいります。

 

DSC_0017

 

 

下記は本会議における私の討論です。

陳情に対する討論になります。

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維新の党 大田区議会は27第69号大田区国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業条例に関する陳情に対し、委員長報告に反対の立場から討論を行います。

 

この陳情は本区における、所謂民泊条例について、区域や面積、宿泊日数の緩和を区やまた、国に対して区が求めるよう要望をするものです。

 

 

今回、区議会でも議論が行われた民泊条例ですが、パブリックコメント他、多くの方から意見、要望や懸念の声が区民から寄せられました。

 

今回の条例における議論については大田区が策定できる要件や運用等の事項が少なく、国によって決められた枠組みの中では安全、防犯、運用と区民を始めとする多くの方からの懸念、不安の声に答える事が出来ないというのが率直な感想です。

 

7日以上の宿泊日数宣言、25平米以上の面積、これらの要件は現在民泊を行っている事業者にどれだけメリットのある話なのでしょうか?

ニーズに対する実態に即しているとは思えません。

 

現状の枠組みの中では、現在問題になっている違法な民泊に対する罰則がなく、また、認定申請を行わない民泊への調査も難しい事から民泊条例は認定要件を満たし誠実に運用しようとする事業者が結果的に損をしてしまう誰の為になるのか判りにくい「正直者が損をする制度」となってしまいます。

(違法な民泊に)条例での規制が出来ないのであれば、関係機関と連携し旅館業法違反での取り締まり強化を区は明言するべきです。

 

一方で本陳情にあるように空き家活用、女性の就労支援、子供の貧困対策や女性・子供の緊急一時避難等、社会問題解決の為の可能性もあると思います。

それを活かしていく為にも、例えばですが取締や厳格な運用の他にも区内旅館業事業者と行っているような防犯協定の締結、公表等ルールを守って運営する事業者の信用性を区が担保し、発信するべきだと思います。
現在問題とされている、違法で安全性、防犯、環境面から懸念もされている無法状態の民泊を排除し、防犯、安全、騒音、環境への強制力の担保等、区民の不安・懸念の声へ対応出来るような枠組みの策定や陳情にあるような観光・交流促進の見地からも、国際交流・宿泊施設として使いやすいよう、必要な規制緩和を行い安心して利用出来、ルールを守る区民・事業者が活用出来る民泊制度にしていかなければなりません。

 

大田区は厳格なルール策定と実効性の担保、必要な規制緩和を国に対し要望するべきであり、旅行者にも事業者にも喜ばれ、住民の理解も得られる、民泊のニーズに合致したスタイルを発信していくべきであると考えます。

 

以上の事から本陳情の採択を求め、不採択に反対の討論とさせて頂きます。

 

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実は、私、緊急一時避難として民泊を活用したことがあります。

旅館や区民住宅、避難所避難等と異なる金銭的課題、状況など 行政の支援が難しい場合など、柔軟に利用出来る民泊には本当に価値があると思ってます。

 

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大田区議会議員 おぎの稔

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