Jul 5, 2015

大田区議会議員の費用弁償制度について

大田区議会でも6月の第二回定例会に議員提出の条例案として廃止案※が提出された委員会や本会議に出席する度に一日3000円日額旅費として議員に

支給される費用弁償制度。明細書を頂きました。

 

頂いた費用弁償は寄附を出来ない為、後日法務局に供託をさせて頂きます。

 

 

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長いですよね。折りたたまれて議員歳費の給料明細と一緒に入っていたため、最初気づきませんでした。

 

秘書をしていた事もあって事情を知っていた都議会議員の場合は、別途、現金で明細と共に支給されますが、大田区の場合は銀行振込になります。

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振込時は、給料とされて、歳費と同日に振り込まれていました。(下が積立金や所得税を引いた後の議員歳費。歳費については別途ブログで取り上げます。)

 

純粋な交通費とも違うので、制度の是非とは別に経費・日額旅費として別途支給されているという事を議員にも認識させる為の支給方法(日時、受け渡し方法)も見直されて良いのではないかと思います。

 

 

 

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5月は5日(3000円×5)しか議会に出席していないように見えますが、委員会や本会議出席がカウントされるため、

 

実際には議会前の2週間くらいの時期は、議案の説明や質問作成・調整、会議等で毎日のように議会に行っています。

 

現在は費用弁償があるからと政務活動費で交通費として支給できない議会への行き来ですが、

日に何度か行き来することもある分、廃止(or実費弁償化)して政務活動費で支給する考えもあって良いと思います。

 

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私も総務財政委員会で質問&討論、維新の党大田区議会としても本会議で案に賛成の討論を行わせて頂きました。

 

実費弁償化も視野に、議会で賛同できる方法をしっかりと議論してきたいと思います。

 

 

 

 

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※議員提出案で廃止を提案されたのは、通常の委員会、本会議への出席の際の日額旅費。(否決されましたが)

大田区でも公務での視察、旅行の際の日額旅費は維持されたままではあるが、他の実費弁償化や議会出席自の費用弁償制度が廃止された自治体でも、視察、旅行の際の日額旅費は維持されたままの場合が殆どです。

委員会、本会議出席の際には廃止されていても、視察、旅行の際には7000円出る場合もある等、他の議会でも、「費用弁償制度が廃止になった!」と言いながら実は生き残っている事が多いこの視察・旅行時の日額旅費。
私も、委員会で提案者に「日額旅費はなぜ削れないのか」質問しましたが、まずは委員会、本会議出席時の費用弁償から削りましょうと返答を受けました。

一致点を生み出していかなければならないという意味では必要なことだと思いますし、「旅行準備費」「日額旅費」という名目での経費であれば民間でも支給されます。

とはいえ、旅行・視察時の日額旅費の在り方についても議論されても良いのではないかと思います。

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